現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年3月22日のデイリーキーワードランキング
1 | ままごとの飯もおさいも土筆かな |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 謎解けるまでのめり込む雪柳 |
4 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
5 | アンダンテ暮れて白木蓮火をともす |
6 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
7 | 胸ぬちに棲む人のあり遠花火 |
8 | 切株があり愚直の斧があり |
9 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
10 | 菜種梅雨念仏の膝つめあわせ |
11 | 絮たんぽぽ吹いて時間をとばしけり |
12 | 川筋は都をどりのさそひ風 |
13 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
14 | 麗しき春の七曜またはじまる |
15 | かりそめに燈籠おくや草の中 |
16 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
17 | 雁渡し一湖をよぎるものの水脈 |
18 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
19 | 重ね着の中に女のはだかあり |
20 | エイプリルフール効能書を読む |
21 | クリスマス地雷一億地に殘し |
22 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
23 | 星空へ店より林檎あふれをり |
24 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
25 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
26 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
27 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
28 | 本堂の華やかなりし仏生会 |
29 | あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 |
30 | 炎天を泣きぬれてゆく蟻のあり |
31 | 風が研ぐ凍て道の歩の誤たず |
32 | 春耕すわが影に鍬ふかく打つ |
33 | 雁風呂に海のつづきの波がたつ |
34 | 諸葛菜親の世過ぎを誰も継がず |
35 | 呆然と去る正月のありにけり |
36 | 清明や街道の松高く立つ |
37 | 安宿とあなどるなかれ桜鯛 |
38 | 野を焼いて何か握りたいてのひら |
39 | これよりは恋や事業や水温む |
40 | 百幹の青そそり立つ竹の秋 |
41 | 傘さして都をどりの篝守 |
42 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
43 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
44 | 間髪を入れずして年改まる |
45 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
46 | ひく波の跡美しや桜貝 |
47 | 薄墨桜つぎの世も逢うつもり |
48 | 紫の雨に始まる五月かな |
49 | 細工師の極限のわざ竹の春 |
50 | 夏の暮騎手の美貌をみてゐたり |
2024年4月26日 03時55分更新(随時更新中)