現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年2月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 涼風の一塊として男来る |
2 | せきをしてもひとり |
3 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
4 | 一月の川一月の谷の中 |
5 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
6 | 入れものが無い両手で受ける |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
9 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
10 | ひたむきに生きてひたすら畑を打つ |
11 | 百選の水に育ちし水菜かな |
12 | 野に出でよ見わたすかぎり春の風 |
13 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
16 | やらふべき心の鬼も老いにけり |
17 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
18 | 落椿たどって水をむすびけり |
19 | 春めきてものの果てなる空の色 |
20 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
21 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
22 | 冬の水一枝の影も欺かず |
23 | 水枕ガバリと寒い海がある |
24 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
25 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
26 | 去年今年貫く棒の如きもの |
27 | ちるさくら海あをければ海へちる |
28 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
29 | 春ショールするり汽笛が遠ざかる |
30 | 飯はまだか兵曹長に風花す |
31 | 柔肌の内なる滾り雨水かな |
32 | 螢獲て少年の指みどりなり |
33 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
34 | 蛇衣を脱ぎかあさんは二度童子 |
35 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
36 | 花菜風 着信音はボレロです |
37 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
38 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
39 | 柊の花一本の香りかな |
40 | アネモネや千里の先に吾を置き |
41 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
42 | 啓蟄の蚯蚓の紅のすきとほる |
43 | 寒の底は?人形に逢いにゆく |
44 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
45 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
46 | まつすぐな道でさみしい |
47 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
48 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
49 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
50 | 麗しき春の七曜またはじまる |
2024年4月25日 22時44分更新(随時更新中)