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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年2月13日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

百選の水に育ちし水菜かな
3

入れものが無い両手で受ける
4

しんしんと雪降る空に鳶の笛
5

日々重く声も大きく梅ふふむ
6

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
7

銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく
8

せせらぎの音のしてゐる猫柳
9

レグホンの鶏冠鮮烈ピラカンサ
10

外にも出よ触るるばかりに春の月
11

頬骨の出るまで歩き菜の花忌
12

老人に赤い実固まりピラカンサ
13

木の根明く胎児はなにを見てをるや
14

ひとところ盛りあがりたり蛇の水
15

昂るにあらずすっくと曼珠沙華
16

どうでもよいことには触れず野水仙
17

逢うために母は銀河の駅に佇つ
18

春風や闘志いだきて丘に立つ
19

二三歩をあるき羽搏てば天の鶴
20

かりそめに燈籠おくや草の中
21

悪意のようなピラカンサ真正面
22

白牡丹といふといへども紅ほのか
23

生きること一と筋がよし寒椿
24

ひらひらと夜はしんしんと六つの花
25

梅に瞠く薄明の母の眸か
26

てんぷらやすでに鰭張る今年鯊
27

水中の河馬が燃えます牡丹雪
28

水枕ガバリと寒い海がある
29

山又山山桜又山桜
30

青蛙おのれもペンキぬりたてか
31

水仙や古鏡の如く花をかかぐ
32

思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇
33

春は曙まれにあざらしの予感
34

まほろばの真の花に心映え
35

湾曲し火傷し爆心地のマラソン
36

傘さして雨の蛍を見てゐたり
37

月青し早乙女ら来て海に入り
38

誰れ彼れの背中のみゆる昼花火
39

どくだみの匂ひはじめし二葉かな
40

福寿草家族のごとくかたまれり
41

少年工学帽かむりクリスマス
42

初昔句の旅すでにはじまりぬ
43

嵯峨野路の竹さわさわと春立ちぬ
44

松過ぎの又も光陰矢の如く
45

風がきてはためく甲斐の武者幟
46

湯もみ唄流るる路地や蝶の昼
47

しぐるるや死なないでゐる
48

その奥になほ瀧ひびく白障子
49

菫程な小さき人に生れたし
50

時ものを解決するや春を待つ


2024年4月25日 09時40分更新(随時更新中)
 

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