現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年12月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 一行の添え書に見る年賀状 |
2 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
3 | 勾玉の里や双手に寒蜆 |
4 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
5 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
6 | しぐるるや死なないでゐる |
7 | 去年今年貫く棒の如きもの |
8 | 霜柱俳句は切字響きけり |
9 | 沈黙に飽きてため息寒蜆 |
10 | せきをしてもひとり |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
13 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
14 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
15 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
16 | ひたすらに風が吹くなり大旦 |
17 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
18 | 飴なめて流離悴むこともなし |
19 | 爪切つたゆびが十本ある |
20 | 心には紋付袴初句会 |
21 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
22 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
23 | 遠くまで来て十薬の花十字 |
24 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
25 | 箸白くこの年の明けゐたるかな |
26 | 末黒野の鴉の舌は赤きかな |
27 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
28 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
29 | 冬の水一枝の影も欺かず |
30 | 杭ひとつあれば迷はず秋落暉 |
31 | 裏道のこの静けさよ寒四郎 |
32 | 浮花や余白といたす朝ぼらけ |
33 | 商店街まるでサンタの国なりし |
34 | 泣きやめて師へ奉る雪兎 |
35 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
36 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
37 | 不知火や潜水艦の失禁す |
38 | 山国の虚空日わたる冬至かな |
39 | 縄跳びを休んでいたる羊雲 |
40 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
41 | 冬蕪の真つ白な尻積みあげゆく |
42 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
43 | ものの種にぎればいのちひしめける |
44 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
45 | ボール蹴るサッカー少年草紅葉 |
46 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
47 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
48 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
49 | 大くしゃみ叱言行く先見失う |
50 | 白梅や老子無心の旅に住む |
2024年4月25日 09時18分更新(随時更新中)