現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月29日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
3 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
4 | 重ね着の中に女のはだかあり |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
7 | 金魚の都合で白髪一本ずつ染める |
8 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
9 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
10 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
11 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
14 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
15 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
16 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
17 | 梅林を出てすぐ日を映す潦 |
18 | 罌粟坊主黒猫あそんでくれろとや |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
21 | 消防も野次馬も去り守宮鳴く |
22 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
23 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
24 | 欄干を越えて穂絮の水の上 |
25 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
26 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
27 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
28 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
29 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
30 | いなびかり北よりすれば北を見る |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | 墓のうらに廻る |
33 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
34 | うかうかと我門過る月夜かな |
35 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
36 | 菜の花の沖へ羽もつ馬であり |
37 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
38 | 咳をしても一人 |
39 | 秋風や妻もたしかに長城踏む |
40 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
41 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
42 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
43 | 緊張の糸が解れて春炬燵 |
44 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
45 | 祇園会の真只中のポストかな |
46 | 色々の人々のうちにきえてゆくわたくし |
47 | 橙のころがるを待つ青畳 |
48 | 秋出水玄倉川の回顧録 |
49 | 松かさの落ちる椿や浄土かな |
50 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2024年4月25日 22時37分更新(随時更新中)