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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年7月12日のデイリーキーワードランキング

1

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
2

重ね着の中に女のはだかあり
3

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
4

いなびかり北よりすれば北を見る
5

水の地球すこしはなれて春の月
6

戦争が廊下の奥に立つてゐた
7

古池や蛙飛びこむ水の音
8

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
9

どの子にも涼しく風の吹く日かな
10

青女見しよりの句歴や桜花散る
11

薄氷の吹かれて端の重なれる
12

暗黒や 関東平野に 火事一つ
13

台風一過あすからはダイエット
14

アイスクリームおいしくポプラうつくしく
15

遠山に日の当りたる枯野かな
16

十六夜の竹ほのめくにをはりけり
17

青蛙おのれもペンキぬりたてか
18

跳箱の突手一瞬冬が来る
19

棘の刑くるぶしに雨近づきぬ
20

沙羅の花捨身の落花惜しみなし
21

パブロフの犬に挑まれ涼しかり
22

月見草はらりと宇宙うらがへる
23

おそるべき君等の乳房夏来る
24

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
25

茅の輪くぐる胸ぐらという薄明かり
26

夏山の大木倒す谺かな
27

うすらひは深山へかへる花の如
28

打ち明けてより風鈴の音の変わる
29

きのうからくやしくて水遊びせり
30

春雷や胸の上なる夜の厚み
31

金剛の露ひとつぶや石の上
32

太箸や日ごろの山に正座して
33

花冷えの東屋に待ち待ちつゞけ
34

身ほとりに一陣の涼残したる
35

日の鷹がとぶ骨片となるまで飛ぶ
36

初蝉や水面を雲のうつりつつ
37

雪原に月光の充ち無きごとし
38

炎天より僧ひとり乗り岐阜羽島
39

砂漠かなコンサートホールにかなかな
40

青風や双頭蓮は揺れつつも
41

とうすみの掴まんとして風の草
42

月光にぶつかつて行く山路かな
43

雪残る頂き一つ国境
44

太陽の昇る方より春の音
45

白鷺の青田の伸びを測る首
46

人祈るかたちいろいろ涼新た
47

侘助や草履の並ぶ躙口
48

逢ひたきは故人ばかりよ秋の風
49

青猟、魂行け茶脱
50

時鳥厠半ばに出かねたり


2024年4月26日 04時48分更新(随時更新中)
 

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