現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年4月9日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | これよりは恋や事業や水温む |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 東大寺湯屋の空ゆく落花かな |
5 | 山又山山桜又山桜 |
6 | 雨が降る蝸牛の不在濡らすため |
7 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
8 | おでん啖べゐて花野へ逃げ戻る |
9 | おたまじゃくし生れて雲をくだくなり |
10 | 伸び過ぎのアスパラガスほどな粗忽 |
11 | 一芸と言ふべし鴨の骨叩く |
12 | サイネリア待つといふこときらきらす |
13 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
14 | 溶岩に這ひからまりて蔦紅葉 |
15 | 亡母の声ふと雪解けの音に似て |
16 | 全滅の碑に諸葛菜来て咲けり |
17 | 冬めくや人の話の腰を折る |
18 | 山彦の二人三脚風薫る |
19 | 除雪車の夜通しうなる北の街 |
20 | 巫女舞の鈴に秋蝶息荒き |
21 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
22 | おろおろと母のうしろの春愁い |
23 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
24 | ちるさくら海あをければ海へちる |
25 | 短夜の浮藻うごかす小蝦かな |
26 | ひとつ咲く酒中花はわが恋椿 |
27 | 灌ぐたび光新たに甘茶仏 |
28 | 忽然と地から湧き出すクロッカス |
29 | 花林檎ひと日の暮れの頬杖に |
30 | 万蕾の梅や鎌倉波の音 |
31 | 春燈のもと愕然と孤独なる |
32 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
33 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
34 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
35 | 子をもたぬをとことをんな毛蟲焼く |
36 | 卒業や生きる覚悟のまだできず |
37 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
38 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
39 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
40 | 朴散りし後妻が咲く天上華 |
41 | 音楽を降らしめよ夥しき蝶に |
42 | 恋地獄草矢で胸を狙い打ち |
43 | どしゃ降りの真ん中が好き夏衣 |
44 | 大道といふ道ありて花樗 |
45 | 麦の穂や海の深浅あきらかに |
46 | せせらぎのたたきだしたる里桜 |
47 | 停年を迎えし生活柳絮飛ぶ |
48 | 本堂の華やかなりし仏生会 |
49 | 月光のおよぶかぎりの蕎麦の花 |
50 | 悪しく老いたり早乙女の線偸む |
2024年4月23日 17時23分更新(随時更新中)