現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年3月20日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
3 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
4 | 火はわが胸中にあり寒椿 |
5 | せきをしてもひとり |
6 | 兄の手に小さき薬玉もて余す |
7 | 断層ずれて つぎつぎ爆ぜるクロッカス |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 生きてゆくさゝえのいびき冴えかえる |
10 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 高脚のおつとり着地渡り鶴 |
13 | 彼岸西風一巡りして海に出る |
14 | どこまでが帯どこからがおぼろの夜 |
15 | 蜆蝶きらきら捨てるあやされる |
16 | ふだん着でふだんの心桃の花 |
17 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
18 | 彼岸西風いづれ行く道此岸の身 |
19 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
20 | 音生れ傘に崩るる春の雪 |
21 | 赤ピーマン身の程知つてゐるつもり |
22 | 背のびして飯粒で貼る火伏札 |
23 | 春闘の出陣太鼓雲一つ |
24 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
25 | 磔像の全身春の光あり |
26 | 対岸の芽吹き初めをりあばれ川 |
27 | ゆびきりの指が落ちてる春の空 |
28 | 北風に人細り行き曲り消え |
29 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
30 | 春惜しむ心と別に命愛し |
31 | 忽然と地から湧き出すクロッカス |
32 | 雪はげし抱かれて息のつまりしこと |
33 | 遠嶺より日あたつてくる鴨の水 |
34 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
35 | 嵯峨野路の竹さわさわと春立ちぬ |
36 | 茎立ちて譜面台高く高くする |
37 | 案山子翁何か叫びぬ風の中 |
38 | 初鴨を待ち受けている 雲母波 |
39 | 風花や言霊になる今言えば |
40 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
41 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
42 | 太陽よヒマワリは明日移住する |
43 | 一月の川一月の谷の中 |
44 | 涅槃会の釣堀の水匂ひけり |
45 | 油絵に昭和の暗さ夏館 |
46 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
47 | 花あれば西行の日とおもふべし |
48 | 迷わずに出来た句はなし若葉冷え |
49 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
50 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
2024年4月19日 23時13分更新(随時更新中)