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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年3月10日のデイリーキーワードランキング

1

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
2

十二月八日の霜の屋根幾万
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

あやまちはくりかへします秋の暮
5

いつせいに柱の燃ゆる都かな
6

伊予柑の手秤でよし朝の市
7

かなかなやなかなかあへぬひとに逢ふ
8

百千鳥もつとも烏の声甘ゆ
9

炎天の遠き帆やわがこころの帆
10

算術の少年しのび泣けり夏
11

校門を出て無口なる卒業子
12

シャボン玉ひとつ壊して地に還す
13

かげろふやバターの匂ひして唇
14

せきをしてもひとり
15

青蛙おのれもペンキぬりたてか
16

勇気こそ地の塩なれや梅真白
17

鉛筆一本田川に流れ春休み
18

鰯雲人に告ぐべきことならず
19

鳥たちに空闌けてゆく仏生会
20

曼珠沙華散るや赤きに耐へかねて
21

眠る山流れ滔々昨日と同じ
22

ミモザ咲く昨日とちがう風のあり
23

毎年よ彼岸の入りに寒いのは
24

流れ行く大根の葉の早さかな
25

ふらここに片言の歌祖母の歌
26

外にも出よ触るるばかりに春の月
27

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
28

昔男ありけりわれ等都鳥
29

をりとりてはらりとおもきすすきかな
30

しづかなる力満ちゆきばつたとぶ
31

春の鳶寄りわかれては高みつつ
32

冬深し柱の中の濤の音
33

金亀子 擲つ闇の 深さかな
34

あえかなる薔薇撰りをれば春の雷
35

母の日のてのひらの味塩むすび
36

雪後にて天翔ける腋鮮しや
37

底なしの婿に敵わぬ年酒酌む
38

あざやかに昃るを秋の喪としたり
39

この道しかない春の雪ふる
40

解き髪流し眠るや銀河を胸
41

ひとつ咲く酒中花はわが恋椿
42

夕立が洗つていつた茄子をもぐ
43

木の根明く胎児はなにを見てをるや
44

あるときは船より高き卯浪かな
45

流氷や宗谷の門波荒れやまず
46

菜の花がしあはせさうに黄色して
47

あたたかや句を恋文のごとく書く
48

くちすへばほほづきありぬあはれあはれ
49

春ショールするり汽笛が遠ざかる
50

落日に橋つつまれし空襲忌


2024年4月26日 00時18分更新(随時更新中)
 

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