現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年2月20日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
3 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
4 | いなびかり北よりすれば北を見る |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
8 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
9 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
10 | 行く方にまた満山の桜かな |
11 | 湧き水の砂吐くところ夏生る |
12 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
13 | 双子なら同じ死顔桃の花 |
14 | 嵯峨野路の竹さわさわと春立ちぬ |
15 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
16 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
17 | 二階から声のしてゐる白露の日 |
18 | 菜の花やほのかな風を頬に享く |
19 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
20 | 死んでゆくものうらやまし冬ごもり |
21 | かもめ来よ天金の書をひらくたび |
22 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
23 | 敗荷に糸にだらりと我が余生 |
24 | この道しかない春の雪ふる |
25 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
26 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
27 | 虫螻蛄と侮られつつ生を享く |
28 | 山吹の焦燥の黄を逃れたし |
29 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
30 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
31 | 山焼きの火の色太古よりの色 |
32 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
33 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
34 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
35 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
36 | いきいきと三月生る雲の奧 |
37 | サイネリア待つといふこときらきらす |
38 | 夕方の影あいまいに春障子 |
39 | 水枕ガバリと寒い海がある |
40 | 山羊・羊絶壁の草喰いに来る |
41 | まほろばの真の花に心映え |
42 | さざ波は立春の譜をひろげたり |
43 | 君が代はトリノの冬の金メダル |
44 | 朧夜は万華鏡見て子に戻る |
45 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
46 | 父方のその父方の梅白し |
47 | 剪定をじっと見ている尉鶲 |
48 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
49 | あやとりの橋をちぢめし母子かな |
50 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
2024年3月28日 23時57分更新(随時更新中)