現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 一行の添え書に見る年賀状 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 何事もおどろかぬ顔秋の暮 |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 重ね着の中に女のはだかあり |
6 | 冬嶺に縋りあきらめざる径曲り曲る |
7 | 立ちくらみして空*蝉に囲まるる |
8 | 立ちのぼるけむりに露に座すかぼちゃ |
9 | クリスマス銃買ひたき子と闘ひし |
10 | 初暦知らぬ月日は美しく |
11 | 天皇誕生日休日となりにけり |
12 | 海に出て木枯帰るところなし |
13 | 天平のをとめぞ立てる雛かな |
14 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
15 | 去年今年貫く棒の如きもの |
16 | 初昔句の旅すでにはじまりぬ |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | 光陰の矢の真直に煤逃げす |
19 | 新玉の雫のごとく城ケ島 |
20 | 日の障子太鼓の如し福寿草 |
21 | 年新た思いめぐらす十年後 |
22 | 古郷や皆代替わり枯尾花 |
23 | 寒椿老いゆくことの自負ひとつ |
24 | ぼくだけがはみ出している盆踊り |
25 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
26 | 比良山系うつす湖面に初冠雪 |
27 | 女郎花少しはなれて男郎花 |
28 | 脳内の海馬の中を鮫泳ぐ |
29 | 古希の日の初湯はなぜか面映ゆい |
30 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
31 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
32 | 砂山に憂き身をやつしゐる揚羽 |
33 | 罰よりも罪おそろしき絵踏かな |
34 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
35 | 囲炉裏端に九条を読む膝机 |
36 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
37 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
38 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
39 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
40 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
41 | 秋の川真白な石を拾ひけり |
42 | 春の鳶寄りわかれては高みつつ |
43 | 夏真昼死は半眼に人をみる |
44 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
45 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
46 | 霜の夜の発条しまいまで巻かず |
47 | 寒卵どの曲線もかへりくる |
48 | ジャズピアノ戻り花より空くずれ |
49 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
50 | 顔に水はじきて痛し斧始 |
2024年4月25日 21時11分更新(随時更新中)