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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2013年4月6日のデイリーキーワードランキング

1

母と寝る一夜豊かに虫の声
2

連翹や全身火照る道祖神
3

散らし雨遅咲き桜満開に
4

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
5

清明や余生余命の計られず
6

引いてやる子の手のぬくき朧かな
7

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
8

城頭に大阪を観る霞かな
9

眼つむれば若き我あり春の宵
10

音楽を降らしめよ夥しき蝶に
11

春風や闘志いだきて丘に立つ
12

外にも出よ触るるばかりに春の月
13

リラ冷えや睡眠剤はまだ効きて
14

木に凭ればたゆたひはじむ桃林
15

いなびかり北よりすれば北を見る
16

霜の屋根見え山ふかく大厦あり
17

停車場に花見疲れの顔さらす
18

青蛙おのれもペンキぬりたてか
19

凩や海に夕日を吹き落す
20

大空に羽子の白妙とどまれり
21

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
22

野遊びの二人は雨の裔ならむ
23

赤い椿白い椿と落ちにけり
24

木曽路ゆく我も旅人散る木の葉
25

近づけば視野をはみだす滝桜
26

しっかりと見ておけと瀧凍りけり
27

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
28

七転び八起きせぬまに春立てり
29

連翹や真間の里びと垣を結はず
30

冬蝶のゆくさききめてゐるらしい
31

飛花落花命ひらひらしていたる
32

狂ひても母乳は白し蜂光る
33

病む母の薄眼に満ちて花万朶
34

金魚掬う少女に不幸兆しおり
35

夜桜やあぶない橋を渡ろうか
36

能面を百ばかり見て桐の花
37

空鬱々さくらは白く走るかな
38

口あけて鯉は悠々花粉症
39

春暑し空席のない縄電車
40

春の月大笑ひして別れけり
41

お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す
42

一片の落花のあとの夕桜
43

根開きの空ふかぶかと鳶の笛
44

夏の河赤き鉄鎖のはし浸る
45

清明や仏をまつる山見ゆる
46

枯蟷螂墓地で化石になるつもり
47

百代の過客しんがりに猫の子も
48

葉桜や人に知られぬ昼あそび
49

神田川祭の中をながれけり
50

秋の航一大紺円盤の中


2024年4月25日 00時49分更新(随時更新中)
 

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