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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2012年4月21日のデイリーキーワードランキング

1

母と寝る一夜豊かに虫の声
2

たんぽぽや日はいつまでも大空に
3

母の日のてのひらの味塩むすび
4

落葉松の芽吹きの昨日さらに明日
5

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
6

百代の過客しんがりに猫の子も
7

其中に金鈴をふる虫一つ
8

穀雨かな世の一隅に安らぎて
9

春風や闘志いだきて丘に立つ
10

花散るや耳ふって馬おとなしき
11

四方の春頬杖ついてもの喰うて
12

春怨の眉ひそめたる阿修羅像
13

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
14

花筏行きとどまりて夕日溜む
15

うしろ姿の時雨てゆくか
16

嫁が君渡世は意外に簡単だ
17

朱欒熟れ風とはちがう山の音
18

潮干狩夫人はだしになり給ふ
19

青蛙おのれもペンキぬりたてか
20

声荒くして悔のあり木の実踏む
21

竜の玉俳句は降りてこなかった
22

つまみたる夏蝶トランプの厚さ
23

石楠花や賽の河原の石の塔
24

春の日やあの世この世と馬車を駆り
25

グリコ横取り僕の横ふかい霧
26

冬日宙少女鼓隊に母となる日
27

転勤の知らせ四つ葉のクローバー
28

寒雲の片々たれば仰がるる
29

少年や六十年後の春の如し
30

蕉翁の十八楼記花の宿
31

囀をこぼさじと抱く大樹かな
32

菖蒲湯や切つ先直き児に育て
33

蛇衣を脱ぎまつさきに家に来る
34

顔に水はじきて痛し斧始
35

水の辺にひと日の昏るる蝸牛
36

幾星霜不動の大山花みかん
37

文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ
38

再会のちよつと嬉しき夏はじめ
39

ぼろ市や空一枚を使ひけり
40

夏帽はサハラ砂漠の砂の色
41

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
42

赤い椿白い椿と落ちにけり
43

柿若葉重なりもして透くみどり
44

雀らも海かけて飛べ吹流し
45

愛の代わりに都忘れを差し出しぬ
46

雪国に六の花ふりはじめたり
47

紫陽花へ眉間濃くする女坂
48

朝日に人山蛾いちめん流れゆく
49

永き日やつばたれ下る古帽子
50

観覧車此処が頂点懐手


2024年4月26日 06時25分更新(随時更新中)
 

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