現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年11月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 着ぶくれて浮世の義理に出かけけり |
2 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | この丘のつくしをさなききつね雨 |
5 | 一村のうすうすといる狐雨 |
6 | 錦秋が口癖のひと老いやすし |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
11 | 春や昔十五万石の城下哉 |
12 | 雨傘を横に払うて親鸞忌 |
13 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
14 | まぼろしの鹿はしぐるるばかりなり |
15 | 奥歯あり喉あり冬の陸奥の闇 |
16 | 香水の一滴づつにかくも減る |
17 | 天領や手の届かざる烏瓜 |
18 | ものの種にぎればいのちひしめける |
19 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
20 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
21 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
22 | この道の富士になりゆく芒かな |
23 | てぬぐひの如く大きく花菖蒲 |
24 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
25 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
26 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
27 | 霜柱俳句は切字響きけり |
28 | タヒチの女悪霊佇む羊歯の森 |
29 | 雪残る頂き一つ国境 |
30 | 芋の露連山影を正しうす |
31 | 玉の如き小春日和を授かりし |
32 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
33 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
34 | かかあ天下田植機声をあげいたり |
35 | クラス会明日は熊を撃ちに行く |
36 | 穂麦青し跳び箱の上二段見ゆ |
37 | 海に出て木枯帰るところなし |
38 | 大木にして南に片紅葉 |
39 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
40 | 冬滝の真上日のあと月通る |
41 | 穂田満たし空も流るる最上川 |
42 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
43 | うなずいて和解の兆し蜆汁 |
44 | ごつたがえす雪靴雪下駄わが喪なり |
45 | 秋の夜や紅茶をくぐる銀の匙 |
46 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
47 | 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ |
48 | てふてふや遊びをせむとて吾が生れぬ |
49 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
50 | 茅舎忌の夕虹蟇をかゞやかす |
2024年4月25日 04時27分更新(随時更新中)