現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2010年8月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 玉音を理解せし者前に出よ |
2 | 祈るべき天とおもえど天の病む |
3 | しづかなる力満ちゆきばつたとぶ |
4 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
5 | ぬきん出て大きな鍵や竹の秋 |
6 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
7 | 柿もぐや殊にもろ手の山落暉 |
8 | おそるべき君等の乳房夏来る |
9 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
10 | 喧騒に悲しみ捨てるサングラス |
11 | 江ノ島の風ゆるびいる焼栄螺 |
12 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
13 | 元サヨク今おばさんのなまこかな |
14 | 霜柱俳句は切字響きけり |
15 | 流れ星生家の窓辺さむざむし |
16 | 姿見にうつらぬ妣とゐる二月 |
17 | 秋灯や夫婦互に無き如く |
18 | 夕影は流るる藻にも濃かりけり |
19 | 雪山を匐ひまわりゐる谺かな |
20 | 凍空を端から開く朝鏡 |
21 | 琅玕や一月沼の横たはり |
22 | 春暁の水尾眞直に漁船発つ |
23 | まながひに青空落つる茅花かな |
24 | 夏帽子頭の中に崖ありて |
25 | アルプスの濡身はがやく桃の花 |
26 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
27 | あなたなる夜雨の葛のあなたかな |
28 | 即是空ジーンズ脱ぎしまま干され |
29 | おもむろに烏下り立つ残暑かな |
30 | われよりも年寄る海鼠食ひにけり |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
33 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
34 | 冷奴隣に灯先んじて |
35 | 重ね着の中に女のはだかあり |
36 | 雪嶺やわが指笛のもう鳴らず |
37 | 朝顔や百たび訪はば母死なむ |
38 | 足してやる紅いろ少し雪が降る |
39 | 昼酒の昼幽かりし酔芙蓉 |
40 | 野遊びの着物のしめり老夫婦 |
41 | ぬかるみに桜ばつかりかがやきぬ |
42 | うつくしき眼と会ふ次の雷待つ間 |
43 | ま昼間の木々を叩いて山を売る |
44 | 傾いてゐる私と寒銀河 |
45 | 運ばるる氷の音の夏料理 |
46 | あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ |
47 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
48 | 遠くまで行く秋風とすこし行く |
49 | 愛咬のまま陸前の月夜茸 |
50 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
2024年4月25日 23時41分更新(随時更新中)