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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2010年1月8日のデイリーキーワードランキング

1

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
2

春風や闘志いだきて丘に立つ
3

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
4

あえかなる薔薇撰りをれば春の雷
5

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
6

降る雪や明治は遠くなりにけり
7

こんなよい月を一人で見て寝る
8

生きること一と筋がよし寒椿
9

天の川柱のごとく見て眠る
10

たんぽぽや日はいつまでも大空に
11

鴬や前山いよよ雨の中
12

雪女郎に恋はありけり寒椿
13

ゆで玉子むけばかがやく花曇
14

呼びとめて二人となりぬ花明り
15

歌留多とる皆美しく負けまじく
16

小鳥くる空に小さな穴あけて
17

寒鮒の死にてぞ臭く匂ひけり
18

流れ行く大根の葉の早さかな
19

風音のごつごつしたる鳰
20

寒見舞したたむ墨のかんばしき
21

金亀子擲つ闇の深さかな
22

垂れ髪に雪をちりばめ卒業す
23

弁慶草沸々の日は立ち上がる
24

水甕に昼がかぶさる盆の村
25

初明りして胸中のモツアルト
26

オリオンの眞下春立つ雪の宿
27

金剛の露ひとつぶや石の上
28

蛍火や山のやうなる百姓家
29

雪はげし抱かれて息のつまりしこと
30

いつとなくたがいちがひの浮寝鳥
31

木綿縞着たる単純初日受く
32

蹼の吾が手に育つ風邪心地
33

春や昔十五万石の城下哉
34

まさをなる空よりしだれざくらかな
35

空は太初の青さ妻より林檎うく
36

荒海の秋刀魚を焼けば火も荒らぶ
37

いつせいに柱の燃ゆる都かな
38

手鞠唄かなしきことをうつくしく
39

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
40

金粉をこぼして火蛾やすさまじき
41

身をそらす虹の/絶巓/処刑台
42

眼つむれば若き我あり春の宵
43

いつのまに涙のまなこ昼螢
44

鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな
45

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
46

冬滝のきけば相つぐこだまかな
47

初夢に見し踊子をつつしめり
48

木曽のなあ木曽の炭馬並び糞る
49

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
50

鷹翔てば畦しんしんとしたがへり


2024年4月19日 16時26分更新(随時更新中)
 

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