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Weblio - 特集 新年の祝い

特集 新年の祝い

一年の始まり

元旦を迎え、新しい一年の始まりです。
正月は一年の幸を祈願する最もおめでたい行事です。今年もよいことがありますようにと、様々な形でお祈りをします。

福を招く縁起物

初詣は、一年の初めに寺社へお参りして祈願を行う儀式です。大きなお神社では、毎年多くの参拝者でにぎわいます。初日の出を拝み、願いを込めた絵馬奉納し、福招きの熊手などの縁起物を買って、それぞれの家にを呼び寄せます。

玄関に飾る門松や注連飾り、破魔矢熊手鏡餅お節料理といった食べ物にも、厄払いや福招きの願いが込められています。

お節料理は特におめでたいお正月風物詩で、黒豆数の子昆布伊達巻といった献立のそれぞれに由来があります。重箱に詰めて出されるのも「福を重ねる」という意味で縁起を担いでいます。
お節料理縁起物であると同時に、保存性の高い食材調理方法で作られることによって、お正月台所を休める意味ももっています。

七草粥で一休み

正月七日には、人日の節句として一年の無病息災祈願する七草粥が食べられます。春の七草にはそれぞれ健康祈願の意味合いが込められており、栄養価の高い薬草としての効用ももっています。雑煮にお神酒お節料理と、豪勢食事続きだった正月三が日箸休めとして、おはお腹にとっても優しい食事です。

◆七草粥
セリナズナハハコグサゴギョウ)、ハコベ(ハコベラ)、ホトケノザ(タビラコ)、スズナ()、スズシロダイコン

七草粥胃腸の調子を整えた頃には、学校冬休みも終わり、再び通学をはじめます。

子供の遊びと成人式

正月料理の伝統は今も多く残っていますが、お正月の遊びとして子供に親しまれてきた羽根突き百人一首福笑い凧揚げこま回しなどは、遊び場や子供の数の減少によって都会を中心に減りつつあるようです。

1月半ばには、子供大人になる儀式として、成人式が行われます。伝統的には1月15日の小正月成人式の日と定められていますが、ハッピーマンデー制定されたことによって2000年以降は1月第2月曜日に催されるようになっています。多くの新成人が晴れ着をまとって大人の心構えを身につけます。

そして今年も...

1月の末ごろになると、小寒から大寒を迎え、一年で最も寒さの厳しい冬の真ん中が訪れます。
寒さに負けず、新しい気持ちで、一年を充実した年にしていきましょう!



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