えん‐どう〔ヱン‐〕【×豌豆】
えんどう (豌豆)
●中央アジアから地中海沿岸が原産です。古代ギリシア、ローマ時代にはすでに栽培されていたといいます。わが国には16世紀ごろに渡来しました。巻きひげをからませて成長するため、ふつうは支柱を立てて栽培します。4月から5月ごろ、赤色や紫色、それに白色などの蝶形花を咲かせます。莢用品種もあり、「さやえんどう(莢豌豆)」とか「きぬさや(絹莢)」と呼ばれています。写真の下2枚は「ツタンカーメンのえんどう」と呼ばれるものです。ツタンカーメンの王墓から発掘され、それが「おおがはす」のように現代に蘇ったものとされますが、かなり怪しげな話しのようです。
●マメ科エンドウ属の一年草で、学名は Pisum sativum。英名は Pea。
ウマゴヤシ: | 紫馬肥やし |
エニシダ: | キティスス・デクンベンス 金雀枝 |
エンドウ: | 豌豆 |
オノブリキス: | オノブリキス・ウィキイフォリア オノブリキス・モンタナ |
オヤマノエンドウ: | オキシトロピス |
豌豆
豌豆
豌豆
エンドウ
(豌豆 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 01:34 UTC 版)
エンドウ(豌豆[2]、学名: Pisum sativum)は、マメ科の一・二年草。広く栽培され、食用となっている。一般に、エンドウマメとも。別名(古名)にノラマメ[5]。実エンドウ・グリーンピース(未熟の種子を食用とする場合の呼び方)、サヤエンドウ(莢豌豆・絹莢、未熟の莢を食用とする場合の呼び方)、ヨサクマメ(北東北の一部地域での呼び方)など。日本での栽培種には、ウスイエンドウ(うすい豆)[注釈 1][6]、キヌサヤエンドウ、オランダエンドウなどがある。
注釈
出典
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 134.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L. var. arvense (L.) Poir.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L. var. macrocarpon Ser.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,大辞林 第三版,動植物名よみかた辞典 普及版,精選版. “野良豆(ノラマメ)とは”. コトバンク. 2020年5月19日閲覧。
- ^ 野菜ナビ. “グリーンピース 実えんどう”. 野菜ナビ. 2020年5月19日閲覧。
- ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 135.
- ^ 主婦の友社編 2011, p. 96.
- ^ a b 主婦の友社編 2011, p. 100.
- ^ “日本食品標準成分表2015年版(七訂)”. 文部科学省 (2015年12月). 2023年5月9日閲覧。
- ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
- ^ Basic Report Nutrient data for 11304, Peas, green, raw National Agricultural Library (USDA)
- ^ a b 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 136.
- ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 101.
- ^ 美味しいヨーロッパ アウトバウンド促進協議会、2021年12月13日閲覧。
- ^ “Pea Golden Podded - The Diggers Club”. 2012年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月24日閲覧。
- ^ “Purple podded peas”. Glallotments.co.uk. 2011年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月21日閲覧。
- ^ Crop Plant Anatomy. CABI. (21 August 2017). ISBN 9781780640198 2017年8月21日閲覧。
- ^ “Dry Field Pea”. Purdue.edu. 2017年8月21日閲覧。
豌豆
「豌豆」の例文・使い方・用例・文例
豌豆と同じ種類の言葉
- >> 「豌豆」を含む用語の索引
- 豌豆のページへのリンク