自己効力感
自己効力感
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:39 UTC 版)
自己効力感(じここうりょくかん)またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること[1][2]。カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱した[3]。自己効力[4]や自己可能感[5]などと訳されることもある。バンデューラの社会的認知理論の中核となる概念の1つであり[1]、自己効力感が強いほど実際にその行動を遂行できる傾向にあるという[2]。自己効力感を通して、人は自分の考えや、感情、行為をコントロールしている[要出典]。
- ^ a b c d 成田健一、下仲順子、中里克治、河合千恵子、佐藤眞一、長田由紀子「特性的自己効力感尺度の検討―生涯発達的利用の可能性を探る―」『教育心理学研究』第43巻第3号、1995年9月30日、 306-314頁、 NAID 110001892995。
- ^ a b c d e f g h i j k 江本 リナ「自己効力感の概念分析」『日本看護科学会誌』第20巻第2号、2000年、 39-45頁、 doi:10.5630/jans1981.20.2_39。
- ^ a b c d e f Albert, Bandura (March 1977). “Self-efficacy: Toward a unifying theory of behavioral change”. Psychological Review (American Psychological Association) 84 (2): 191-215. doi:10.1037/0033-295X.84.2.191.
- ^ a b c d バンデューラ, A.『激動社会の中の自己効力』本明 寛ほか(訳)、金子書房、1997年11月10日、368頁。ISBN 9784760822836。
- ^ バンデューラ, A.『社会的学習理論』原野 広太郎(監訳)、金子書房、1979年、249頁。
- ^ a b Muddux, J. E.. Shane J. Lopez and C.R. Snyder. ed. Self-efficacy: The Power of believing you can. ISBN 9780195187243
- ^ 太田肇(2011)『承認とモチベーション -実証されたその効果-』同文舘出版、同 (2019)『「承認欲求」の呪縛』新潮社。
- ^ Conner, M., ed (2005). Predicting health behaviour (2nd ed. rev. ed.). Buckingham, England: Open University Press
- ^ a b Luszczynska, A. & Schwarzer, R. (2005). “Social cognitive theory”. Predicting health behaviour (2nd ed. rev. ed.). Buckingham, England: Open University Press
- ^ Ball, J., Bindler, R., Cowen, K., & Shaw, M. (2017). Principles of Pediatric Nursing: Caring for Children (7th ed.). Upper Saddle River: Pearson.
- 1 自己効力感とは
- 2 自己効力感の概要
- 3 脚注
自己効力感(Self-efficacy)
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「フィットネスアプリ」の記事における「自己効力感(Self-efficacy)」の解説
フィットネスアプリにおける自己効力感とは、ユーザーが一定のパフォーマンスを達成するために必要な動作を遂行できるかとうかを自分で判断する認知能力である。
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