総角とは? わかりやすく解説

あげ‐まき【揚巻/総角】

読み方:あげまき

【一】

古代少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け両耳の上巻いて輪を作る角髪(つのがみ)。

揚巻結び」の略。

鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをした飾りひも。

歌舞伎で、傾城(けいせい)に扮する女形(おやま)が用いるかつら。揚巻結び飾りの房を背面につけた立兵庫(たてひょうご)のかつら。

女性束髪の一。明治18年(1885)ごろから中年以上に流行した西洋揚巻。

アゲマキガイの別名。

【二】(総角)

[一]源氏物語47巻の巻名薫大将24歳。薫の求愛拒み匂宮結ばれた中の君将来案じつつ病死する大君(おおいぎみ)を描く。

[二]神楽歌の一。小前張(こさいばり)の歌に属する。

[三]催馬楽(さいばら)の一。奔放な愛の歌


そう‐かく【総角】

読み方:そうかく

子供髪形あげまき

髪を1にした子供また、その年頃

「—の頃に早く怙恃(こじ)を喪い」〈二葉亭・浮雲


チョンガー【総角】

読み方:ちょんがー

《(朝鮮語)》独身の男。また、その人からかっていう称。

[補説] 本来は、朝鮮丁年達して未婚でいる男子のこと。


総角

読み方:アゲマキ(agemaki), ソウカク(soukaku)

古代少年の髪形


総角

読み方:アゲマキ(agemaki)

(1)古代の子供の髪形
(2)明治時代女性髪形の一。
(3)真弁目の二枚貝

別名 揚巻


総角

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/30 02:42 UTC 版)

総角(そうかく、あげまき)・揚巻(あげまき)は、




「総角」の続きの解説一覧

総角(あげまき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:08 UTC 版)

屍姫」の記事における「総角(あげまき)」の解説

のような体躯やぶ睨みの左目、その周り大きな傷跡特徴的な僧正。偉家十聖一人。その発言や行動から衆生派のリーダー格と思われる

※この「総角(あげまき)」の解説は、「屍姫」の解説の一部です。
「総角(あげまき)」を含む「屍姫」の記事については、「屍姫」の概要を参照ください。


総角

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「総角」の解説

(薫24歳8月-年末) 薫は再び大君語らう想い受け入れられず、むしろ大君は中君と薫の結婚を望む。秋の終わり、大君により中君と薫が一つ閨に取り残されるが、薫は彼女に手を触れようとしない。やがて当初の計画通りに薫は匂宮と中君の結婚を果たすが、匂宮訪れ途絶えがちで、これを恨んだ大君は病に臥し遂には薫の腕のなかではかなくなる。総角参照

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「総角」を含む「源氏物語各帖のあらすじ」の記事については、「源氏物語各帖のあらすじ」の概要を参照ください。

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