成案とは? わかりやすく解説

せい‐あん【成案】

読み方:せいあん

具体的にでき上がっている考えまたは文案。「—を得る」


成案

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 02:36 UTC 版)

両院協議会」の記事における「成案」の解説

両院協議会の成案は、その内容衆議院可決案を採用したもの、参議院可決案を採用したもの、あるいは協議により修正して成立した協議会案のいずれであるかにかかわらず両院本会議採決付される両院協議会求めた側の議院先議し、可決後に他の議院送付して採決する。各院でさらなる修正加えること及び委員会への付託認められない)。たとえば、成案が衆議院可決案を事実上丸呑みしたものだとしても、衆議院でも成案の採決省略することなく行うことが必要となる。この場合外見上・内容的には「当初衆議院可決案が結局成立した」と判断し得るが、手続上は成立したのは直近の採決経た両院協議会の成案」であって「(当初の)衆議院可決案」ではない。 両院協議会で成案を得た例には1994年128回国会のいわゆる政治改革四法案がある。これは参議院衆議院同様に政党主導されるようになって以来唯一の例である。

※この「成案」の解説は、「両院協議会」の解説の一部です。
「成案」を含む「両院協議会」の記事については、「両院協議会」の概要を参照ください。

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