タラノメとは? わかりやすく解説

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たら‐の‐め【×楤の芽】

読み方:たらのめ

タラノキ若芽食用とする。《 春》

タラの芽の画像

タラノキ ウコギ科

タラノキ
ウコギ科
収穫時期 食べられる部位 清見町での呼び名
4月~5月

タラノメ


芽 葉 花 実

採取法・注意とマナー

高いところにあるは、幹を折らないように寄せて根本から折りとり、絶対に幹を切らないこと。幹を切ると木が死んでしまいます
また、脇芽2番以降は採らないルール守りましょう来年以降が出なくなり採れる数が減ってしまいます

味わう

タラノメの天ぷらおいしさ格別
の上焼きながら味噌をつけて食べ味噌焼き、ゆでておひたし各種和え物などにする。

 

採取法
などで引き寄せてだけ採る

薬効

民間薬として健胃整腸利尿などの治療予防使われ、幹のトゲだけを煎じて高血圧の予防ガン使ったといわれる。現在では、糖尿病血糖値降下させる効果実証されている。


DATA
ウドと並ぶ、代表的な山菜のひとつ。山野生え落葉低木で、幹は直立し、高さ4mくらいに達する。
タラノキのは10cm程度までの新芽を摘むが、幹などに鋭い刺が多く注意が必要である。

楤の芽

読み方:タラノメ(taranome)

ウコギ科落葉低木タラノキのことで、ゆでたり天ぷらなどにして美味

季節

分類 植物


多羅の芽

読み方:タラノメ(taranome)

ウコギ科落葉低木タラノキのことで、ゆでたり天ぷらなどにして美味

季節

分類 植物


タラノキ

(タラノメ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 22:05 UTC 版)

タラノキ(楤木[3]・楤の木[4]・惣木[5]・桵木[6]学名: Aralia elata)は、ウコギ科タラノキ属落葉低木。別名は数が多く、「タランボウ」「オニノカナボウ」など地方によって様々な呼び名がある。新芽が山菜として有名なタラの芽(楤芽)で、天ぷらなどに調理されて食べられる。葉は良い香りがする。


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