シルトとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > > シルトの意味・解説 

シルト

別名:沈泥
英語:silt

水中沈積し土のうち、粘土より粗く、砂よりは細かい程度の、粒子堆積物おおよそ0.004ミリ以上~0.06ミリ以下の低塑性物質

シルトは沿岸護岸工事などで舞い上がり周辺水質汚濁影響与え原因にもなる。そのため、シルトの拡散を防ぐために、シルトフェンス呼ばれるカーテンのような幕を周辺一帯張り巡らして拡散を防ぐといった措置講じられる

silt

別表記:シルト

「silt」の意味・「silt」とは

「silt」は、地質学土壌学分野用いられる専門用語である。これは、粒径が0.002mmから0.063mmの範囲にある微細な土のことを指す。この粒径範囲は、粘土よりも大きく、砂よりも小さい。水中存在するとき、siltはを濁らせ、沈降する底質形成する

「silt」の発音・読み方

「silt」の発音は、IPA表記では/sɪlt/となる。IPAカタカナ読みでは「シルト」となり、日本人発音するカタカナ英語では「シルト」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「silt」の定義を英語で解説

「silt」は、英語で「fine sand, clay, or other material carried by running water and deposited as a sediment, especially in a channel or harbor」と定義される。これは、「流水によって運ばれ、特に水路や港などに堆積した細砂粘土、または他の物質」という意味である。

「silt」の類語

「silt」の類語としては、「sediment」や「deposit」がある。これらはいずれも、風によって運ばれ堆積した物質を指す言葉である。ただし、「silt」はその粒径範囲特定し、特に水中存在する微細な土を指す。

「silt」に関連する用語・表現

「silt」に関連する用語としては、「siltation」や「silting」がある。「siltation」は、siltが堆積する現象を、「silting」はその行為を指す。また、「silty」は、siltが多く含まれることを表す形容詞である。

「silt」の例文

以下に、「silt」を用いた例文10例示す。 1. The river is carrying a lot of silt.(その川は多くのシルトを運んでいる)
2. The harbor has been silted up.(その港はシルトで埋まってしまった)
3. The soil in this area is very silty.(この地域土壌は非常にシルトが多い)
4. The construction work caused a lot of siltation.(その建設工事大量のシルトの堆積引き起こした
5. The silt deposit has changed the river's course.(シルトの堆積川の流れ変えた
6. The silt in the water makes it look murky.(水中のシルトがを濁らせている)
7. The lake bed is covered with a layer of silt.(湖底はシルトの層で覆われている)
8. The silt was analyzed to determine its composition.(そのシルトは成分決定するために分析された)
9. The silt is being dredged to deepen the channel.(シルトは水路深くするために浚渫されている)
10. The silt has accumulated over thousands of years.(そのシルトは何千年もの間に蓄積された)

シルト【silt】


シルト【Sirt】

読み方:しると

リビア北部港町地中海のシルト湾西岸に臨む。中世よりアフリカ北部沿岸海上交易要地として知られた。現在は同国有数石油積み出し港の一つカダフィ生地シルテスルト


シルト

読み方:しると
【英】:silt

シルト粒子日本統一土質分類法による、粒径5~75μm土粒子)を多量に含有する土で塑性低く気乾状態では指で容易に砕ける。

シルト

74µm以下の細粒分(0.005~0.074mmの範囲)を半分以上含む粒径土粒子
砂質土と粘性土の間に分類される

シルト

名前 Schildt; Schild; Syrt

シルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/05 20:10 UTC 版)

シルト: silt[1])あるいは日本語沈泥(ちんでい)とは、より小さく粘土より粗い砕屑物のこと[2]地質学では、粒径が1/16mm以下のもの)の中で、粘土(粒径が1/256mm以下)より粒が大きく粗いもの(粒径1/16mm - 1/256mm)をシルトと呼ぶ。


  1. ^ 文部省 編 『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、133頁。ISBN 4-8181-8401-2 
  2. ^ 山崎晴雄、久保純子 『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』講談社、2017年、133頁。ISBN 978-4-06-502000-5 


「シルト」の続きの解説一覧

シルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 08:58 UTC 版)

モンスターハンター (ファミ通文庫)」の記事における「シルト」の解説

リオ父親。既に引退しているが、かつてはスレンと共にかなりの腕を持つハンターだったらしく、リオ自分たち以上のハンターとなる事を期待している。

※この「シルト」の解説は、「モンスターハンター (ファミ通文庫)」の解説の一部です。
「シルト」を含む「モンスターハンター (ファミ通文庫)」の記事については、「モンスターハンター (ファミ通文庫)」の概要を参照ください。


シルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/17 15:11 UTC 版)

パラセ・ルシア」の記事における「シルト」の解説

相手攻撃カウンターヒットになることがなくなる。

※この「シルト」の解説は、「パラセ・ルシア」の解説の一部です。
「シルト」を含む「パラセ・ルシア」の記事については、「パラセ・ルシア」の概要を参照ください。


シルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:52 UTC 版)

重機人間ユンボル」の記事における「シルト」の解説

ドヴォーク領道路工事第三舗装部隊長いかつい外見だが16歳。「大解体」が起きる前はクレイ・グラベルと共にバーラックのストリートチルドレンだった。建設不可と言われたブルーブリッジを建てたバル・クロウ組を尊敬し、「大解体」の後に自分達を拾ったボリングに恩義感じている。

※この「シルト」の解説は、「重機人間ユンボル」の解説の一部です。
「シルト」を含む「重機人間ユンボル」の記事については、「重機人間ユンボル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シルト」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「シルト」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



シルトと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シルト」の関連用語

シルトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シルトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
鐵鋼スラグ協会鐵鋼スラグ協会
Copyright (C) 2024 Nippon Slag Association All Rights Reserved.
サムシングサムシング
Copyright (c) 2024 SOMETHING,LTD. All Rights Reserved
サムシング地盤関連用語集
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシルト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのモンスターハンター (ファミ通文庫) (改訂履歴)、パラセ・ルシア (改訂履歴)、重機人間ユンボル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS