vermilionとは? わかりやすく解説

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vermilion

別表記:ヴァーミリオン

「vermilion」の意味・「vermilion」とは

「vermilion」は、英語で鮮やかな朱色を指す言葉である。特に、中国朱色顔料や、そのような色合いを持つものを指すことが多い。日本語では「朱色」や「朱赤」と訳されることが多い。

「vermilion」の発音・読み方

「vermilion」の発音は、IPA表記では/vəˈmɪliən/となる。IPAカタカナ読みでは「ヴァーミリオン」となり、日本人発音するカタカナ英語では「ヴァーミリオン」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「vermilion」の定義を英語で解説

「vermilion」は、"A bright red, similar to scarlet, but slightly more orange."と定義される。つまり、鮮やかな赤色で、緋色似ているが、少しオレンジがかった色という意味である。

「vermilion」の類語

「vermilion」の類語としては、「scarlet」、「crimson」、「ruby」などがある。これらはいずれ鮮やかな赤色を指す言葉であるが、それぞれ微妙に色合いや色の深さ異なる。

「vermilion」に関連する用語・表現

「vermilion」に関連する用語としては、「cinnabar」がある。これは朱色鉱石で、朱色顔料原料となる。また、vermilion bird」は中国神話登場する神聖なで、南方守護し火の属性を持つ。

「vermilion」の例文

1. The sunset sky was a brilliant vermilion.(夕焼けの空は鮮やかな朱色であった。)
2. She painted her lips with vermilion.(彼女は唇に朱色口紅塗った。)
3. The vermilion bird is a symbol of the south.(朱雀南方象徴である。)
4. The leaves turned vermilion in the fall.(秋になると朱色変わった。)
5. The vermilion hue of the sunrise was breathtaking.(日の出朱色色合い息をのむほどだった。)
6. Vermilion is a color often seen in traditional Chinese art.(朱色は、伝統的な中国芸術でよく見られる色である。)
7. The vermilion ink was made from cinnabar.(その朱色インク辰砂から作られた。)
8. The vermilion flowers stood out against the green foliage.(朱色の花は緑の映えていた。)
9. The vermilion gate marked the entrance to the temple.(朱色の門が寺の入口示していた。)
10. Her dress was a striking shade of vermilion.(彼女のドレスは目立つ朱色だった。)

バーミリオン【vermilion】

読み方:ばーみりおん

硫化水銀主成分とする朱色顔料また、その色。

バーミリオンの画像
#ea553a/R:234 G:85 B:58/C:0 M:75 Y:75 K:0

VERMILION.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 16:13 UTC 版)

VERMILION.」(バーミリオン)は、日本ヴィジュアル系ロックバンドナイトメアの17枚目のシングル及び、エイベックス移籍第1弾シングルである。




「VERMILION.」の続きの解説一覧

朱色

(vermilion から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 13:52 UTC 版)

朱色(中国の伝統色)
しゅいろ
 
16進表記 #EF454A
RGB (239, 69, 74)
CMYK (15, 80, 60, 0)
HSV (358°, 71%, 94%)
マンセル値 4.3R 5.2/8.7
表示されている色は一例です
朱色(日本の伝統色)
 
16進表記 #eb6101
RGB (235, 97, 1)
表示されている色は一例です
辰砂(cinnabar)

朱色(しゅいろ、しゅしょく、しゅういろ)はの一つ。朱肉のような、やや黄を帯びた赤色について呼ばれる。JIS慣用色名では「あざやかな黄みの赤」(略号 vv-YR)と定義している[1][2]。中国や日本の伝統色名である。単に(しゅ)ともいう。暖色のひとつ。

真朱

朱色とは元来は天然赤色顔料辰砂の色であり、色名としての朱色は本来この色をさす。しかし、後に硫黄と水銀から人工顔料の銀朱(バーミリオン)が作られたため、天然顔料としての朱の色であることを強調する場合には真朱(しんしゅ)・本朱(ほんしゅ)という。朱肉にも古くは真朱が用いられていた。

銀朱よりも赤みの強い深い色合いである。

銀朱

バーミリオン
vermilion
 
16進表記 #F26649
RGB (242, 102, 73)
CMYK (0, 75, 75, 0)
HSV (10°, 70%, 95%)
マンセル値 6R 5.5/14
表示されている色は一例です
朱肉

天然顔料本来の色である真朱に対して、硫黄水銀から人工的に作られた化合物としての硫化水銀(II)HgSの色を銀朱(ぎんしゅ)という。英語ではバーミリオンヴァーミリオンVermilion)とよばれ、一般的にはこちらのほうがよく知られる。また、現在「朱」とよばれる顔料も多くはこの色をしており、単に朱色といった場合もこちらの色合いをさす場合がある。朱肉の多くもこの色をしている。

真朱よりは黄色味の強い鮮やかな色である。

シナバー

シナバー (cinnabar)
 
16進表記 #e15a28

辰砂の英訳であるシナバー(cinnabar)が色名として用いられることがあるが、その色合いは実際には銀朱に近いか、さらに鮮やかなオレンジ色であることが多い。

物体色としての朱色

JIS慣用色名に、朱色およびバーミリオンが定義されている。 これらは同じ色として扱われており、真朱と銀朱の中庸的な色合いである。

朱色JIS慣用色名
  マンセル値 6R 5.5/14
バーミリオンJIS慣用色名
  マンセル値 6R 5.5/14

朱の色料

Vermilion, historical dye collection, Technical University of Dresden, Germany

顕色材として用いられる赤色硫化水銀のことである。ただし、結果「朱色」を呈する色料はさまざまある。

近年環境保護のため、水銀などの重金属を使用した顔料の製造が規制され、絵具のバーミリオンは多くが市場から消えてしまった。現在同名で発売されている絵具の多くは硫化水銀ではなく、有機顔料であり、本来の朱とは程遠い色である。

現在も、文化財の補修用などとして、リサイクルされた水銀から少量の銀朱が生産されている[3]

詳しくは赤#赤の色料硫化水銀を参照

近似色

関連項目

応用例

脚注

  1. ^ 日本産業標準調査会(JISC)JISZ8102 物体色の色名(1957年10月30日制定、2001年3月20日改正)、p20(付表1 慣用色名 色名1)。2020年1月31日閲覧。
  2. ^ 色名がわかる辞典『朱色』 - コトバンク
  3. ^ 水銀通信Vol.21 顔料(朱肉)”. 野村興産. 2021年4月16日閲覧。


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