迷走神経
迷走神経
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 03:02 UTC 版)
迷走神経(めいそうしんけい、英:vagus nerve、羅:nervus vagus)は、12対ある脳神経の一つであり、第X脳神経とも呼ばれる。副交感神経の代表的な神経。複雑な走行を示し、頸部と胸部内臓、さらには腹部内臓にまで分布する。脳神経中最大の分布領域を持ち、主として副交感神経繊維からなるが、交感神経とも拮抗し、声帯、心臓、胃腸、消化腺の運動、分泌を支配する。多数に枝分れしてきわめて複雑な経路を示すのでこの名がある[1]。
- ^ “コトバンク - 迷走神経”. 2010年10月13日閲覧。
- ^ “歯科治療中の血管迷走神経反射に対する処置ガイドライン - 一般社団法人日本歯科麻酔学会”. 2019年10月13日閲覧。
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