toleranceとは? わかりやすく解説

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tolerance

別表記:トレランス

「tolerance」とは、忍耐寛容許容範囲のことを意味する英語表現である。

「tolerance」とは・「tolerance」の意味

「tolerance」とは、「忍耐耐久力寛容」といった意味を持っている名詞英単語である。他にもtoleranceには「包容力容認許容範囲」などの意味含まれている。尚、toleranceの動詞は「tolerate」、形容詞は「tolerant」及び「tolerable」である。toleranceの覚え方としては、カタカナ読みである「トレランス」と意味の一つである「寛容」を利用して文章作り、それを暗記するという方法がある。例えトレランスを「虎ランす」に置き換えて「虎ランする事ができる寛容動物園」という文章作成すれば暗記しやすいだろう

「tolerance」の発音・読み方

「tolerance」の発音記号は「tɔ́lərəns」、音節は「tol・er・ance」であり、カタカナ読みは「トレランス」である。発音仕方として、最初の「t」の所は舌先前歯の裏歯茎につけ、息を止めたまま息で破裂させるようなイメージで「トゥ」と発音する。「ɔ」の部分は口を大きく開けてから、唇を丸くしながら前に突き出した状態で短めに「オ」と発音するのがコツである。「l」は舌先前歯の裏歯茎につけ、そのまま舌の両側から「ウ」と「ル」を同時に出すようなイメージで音を出す。

「ə」の部分は口を少し開けた状態で、弱く曖昧なイメージで「ア」と言う「r」舌先内側巻き、口に触れないように「ル」のような音を出す。次の「ə」の所は先に述べた「ə」と同じ方法で「ア」と言う「n」舌先前歯の裏歯茎につけ、口から息が出ないようにしてから、鼻から「ン」という音を出す。最後の「s」の所は舌先前歯の裏歯茎に近づけ、その隙間から息を出すように「ス」と発音する

「tolerance」の類語

「tolerance」の類語としては、「patience忍耐根気辛抱強さ)」、「charity寛容寛大さ慈愛)」、「forbearance(寛容辛抱忍耐)」などの英単語挙げられる

「tolerance」の対義語

「tolerance」の対義語としては、「disapproval不承認、不賛成避難)」、「lethargy無気力不活発不振)」、「 intolerance不寛容、耐えられない事、狭量)」などの英単語がある。

「tolerance」の語源・由来

「tolerance」の語源は、「重さに耐えた」という意味があるラテン語の「toleratus」や「重さ耐える」とう意味を持つラテン語の「tolero」であると言われている。

「tolerance」に関連する用語の解説

「zero tolerance」とは


zero tolerance」とは、「非社会的な行に対して容赦なく厳正に罰する」という意味合い持っている用語である。また「zero tolerance」は、品質管理における理念一つとして用いられており、わずかな不具合見過ごす事なく、不良品徹底的に取り除くという意味がある

「high tolerance」とは


high tolerance」とは、「高い耐性、高度耐性」といった意味を持つ用語である。例えば「私は寒さに対して高い耐性持っている。」を英訳すると、「I have a high tolerance for cold.」となる。

「fault tolerance」とは


fault tolerance」とは、万一機器システム故障停止して予備のものに切り替えるなどして機能維持させ、正常に稼働させる仕組みを指す用語である。

「no tolerance」とは


「no tolerance」とは、「寛容でない、容赦しない~を決し許さない」などの意味を持つ用語である。主な例文としては、「I have no tolerance for mistakes.(私は誤り絶対に許さない。)」がある。

「tolerated」とは


tolerated」とは、「寛大に取り扱う、黙って許す」などの意味を持つ英単語であり、「tolerate」の過去形過去分詞形である。主な例文としては、「The movement is banned but tolerated.(この運動禁止されているが、黙認されている。)」が挙げられる

「intolerance」とは


intolerance」とは、「不寛容、耐えられない事」などの意味を持つ英単語である。例えば「反対意見対す過度な不寛容。」を英訳すると「Excessive intolerance of opposing views.」となる。

「tolerate」とは


tolerate」とは、「許容する、許す、大目に見る」などの意味を持つ英単語である。tolerate覚え方としては、カタカナ読みである「トォラレイト」と意味の一つである「許容する」を用いて文章作成し、それを暗記するという方法がある。例えば「トォラレイト」を「虎0と」に置き換えて「虎0という動物園許容する」という文章作れば暗記しやすいだろう

「intolerable」とは


intolerable」とは「tolerable」の対義語であり、「耐えられない我慢できない、非常に不愉快な」といった意味を持つ英単語である。

「tolerance」の使い方・例文

「tolerance」を用いた主な例文としては、「She has a tolerance that other leaders don't have.(彼女は他のリーダーにはない包容力持っている。)」、「Tolerance of alcohol differs from person to person.(アルコール耐性は人によって異なる。)」、「I deeply appreciate your tolerance.(私はあなたの寛大さ深く感謝する。)」などが挙げられる

トレランス【tolerance】

読み方:とれらんす

(他に対する)寛容さ寛大また、公平さ許容度。

「トレランス」に似た言葉

公差

英語 tolerance

生産工程中において、その工程で許すことのできる最大許容寸法最小許容寸法との差を公差という。公差には寸法公差形状公差がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

耐性

読み方たいせい
【英】:tolerance

耐性とは、依存性薬物が効かなくなり、同じ効果を得るのに量を増やさないといけなくなることである。

 依存性薬物特徴として、耐性が作られることがあります。もともとその薬物効果を得るために少量済んでいたのに、その薬物連用するうになると、だんだん同じ量では効果少なくなってきます。いわゆる強くなった」状態です。同じ量では十分に酔えないので、同じ効果を得るために量を増やさないといけなくなり徐々に量が増えていきます結果として多量飲酒続けることになり、さらに依存進行していきます。耐性は依存形成初期段階で起こることが多く病院受診する頃には、体の調子悪くなってきてむしろ量が減ってきているように見えることもありますが、依存症発達過程のどこかで耐性が形成されている段階があるはずです。


薬剤耐性

Drug resistance, tolerance

【概要】 微生物複製のたびに常にある程度変異(=遺伝子変化)を起こしているが、環境適応したものが生き残る低濃度があるという環境微生物さらされると、そのの効果をはねかえす性質をもった変異選ばれる。ついに通常濃度でもはね返し増殖できる性質獲得すると、もはやが効かなくなり、薬剤耐性になったと言う反対語感受性。 

【詳しく】 薬剤耐性には3つのレベルがある。「遺伝子型耐性」は、薬剤耐性に関連した遺伝子変異みられるものを言う。「表現型耐性」は、試験管の中でをまぜてHIV増殖させ、があるのにHIV抑えきれないという結果みられるものを言う。「臨床的耐性」は、患者服薬して最適薬剤濃度になっているのに、HIV減らず増殖し続けているものを言う。  非核酸系逆転写酵素阻害剤のように、たった1箇所遺伝子変化でも完全に耐性になる場合があり、プロテアーゼ阻害剤のように、何カ所もの遺伝子変異組み合わせで、ようやく耐性と言える場合もある。 一般に、薬剤耐性HIV増殖力弱く免疫不全進行しない場合がかなりみられるその意味では、耐性だからと言って治療を諦めるのは得策とは言えない。

《参照》 抗ウイルス剤逆転写酵素阻害剤プロテアーゼ阻害剤変異遺伝子型表現型


公差

(tolerance から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 00:43 UTC 版)

公差(こうさ、tolerance)とは、機械工学に代表される工学において許容される差のこと。




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