サル免疫不全ウイルスとは? わかりやすく解説

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サル免疫不全ウイルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 09:49 UTC 版)

サル免疫不全ウイルス(サルめんえきふぜんウイルス、: simian immunodeficiency virus: SIV)は、霊長類自然宿主とするウイルスであり、宿主の免疫細胞に感染し免疫細胞を破壊して、後天的に免疫不全を発症させるウイルスである。SIVはアフリカ大陸に生息する霊長類に広く分布しており、アフリカミドリザル等のセルコピテクス属、マンドリル等のドリル属、スーティーマンガベー等のマンガベー属、そしてチンパンジーから分離されている。アジアに生息するマカク属のサルからも分離されているが、自然感染の例が無く、全てアメリカの霊長類センターで飼育されているサルから分離されたため、同施設で飼育されていたアフリカ産のサルから感染したものと考えられている。




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