omission
「omission」とは、省略・除外・見落としのことを意味する英語表現である。
「omission」の基本的な意味
「omission」とは英語の名詞で、不可算名詞として基本的に意図的な「省略」「脱落」「除外」、うっかりによる「見落とし」、「怠慢」、書類などの「記載漏れ」、法律用語としての「不作為」といった意味を表現する。可算名詞としては、「省略したもの」「脱落したもの」といった意味を指す。「omission」と語源が同じ関連語として、動詞「omitt」、形容詞「omissible」「omissive」が挙げられる。「omission」の覚え方として、「お(o)、ミッション(mission)に脱落したのか」などの語呂合わせが挙げられる。「omission」の活用一覧
「omission」は名詞であり、動詞のように変化はしない。複数形は「omissions」である。「omission」の語源
「omission」の語源は、「手放す」「落下させる」といった意味のラテン語の動詞「omittere」から来ている。「omittere」は「下へ」を意味するラテン語の接頭辞「ob」と、「行かせる」を意味するラテン語の動詞「mittere」が組み合わさって出来た単語である。「omittere」から「省略」を意味する後期ラテン語の名詞「omissionem(主格はomissio)」となり、14世紀中頃に中英語の名詞「omission」となった。またアングロフランス語の名詞「omission」、古フランス語の名詞「omission」も語源とされている。そして中英語の名詞「omission」から現代英語の「omission」へと至った。「omission」の発音・読み方
「omission」の発音記号は、「oumíʃən」と表記される。「omission」の読み方は、カタカナで「オウミッション」と表記される。「オウミッション」の「ミ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「act or omission(法律)」とは
「act or omission(法律)」とは、主にビジネス文書や契約書で用いられ、「作為または不作為」を意味する。「omission」の類義語
「省略」「脱落」「除外」といった意味の「omission」の類義語として、以下の単語が挙げられる。・exclusion(除外)
・removal(除外)
・elimination(排除)
・deletion(削除)
・excision(切除)
「見落とし」「怠慢」といった意味の「omission」の類義語として、以下の単語が挙げられる。
・failure(失敗)
・neglect(過失)
・default(不履行)
・oversight(手落ち)
・carelessness(ケアレスミス)
・dereliction(怠慢)
・forgetfulness(物忘れ)
・slackness(たるみ)
・laxity(怠惰)
・remissness(怠惰)
・slovenliness(だらしない)
「omission」を使用した英語表現
「omission from」とは
「(from以下からの)脱落」「(from以下からの)除外」といった意味を表す。
「omission of」とは
「(of以下の)省略」「(of以下の)脱落」といった意味を指す。
「a glaring omission」とは
「明らかな抜け落ち」「歴然たる不備」といった意味を持つ。「a glaring omission」は重要事項が怠慢により抜け落ちた場合や、意図的に伝えられなかった場合に使用される。
「without omission」とは
「省略することが無く」「見落とすことが無く」といった意味を表す。
「sin of omission」とは
「不作為の罪」を意味する。対義語は「sin of commission(遂行の罪)」である
「crime of omission」とは
「不作為犯」を意味する。
「errors and omissions excepted」とは
「誤字や脱字は免責する」という文言である。省略形は「E. & O.E.」となる。貿易文書などの法的文書に記載され、免責のための決まり文句である。
「omission」に関連する用語
「omitt」とは
英語の動詞で、「省略する」「~し忘れる」「(意図的に)しない」「書き落とす」といった意味を表す。
「omissible」とは
英語の形容詞で、「省略できる」「脱落可能」といった意味を持つ。
「omissive」とは
英語の形容詞で、「省略の」「脱落の」「怠慢の」といった意味を指す。
「omission」の使い方・例文「omission」の使い方として、以下の例文が挙げられる。
・There was an omission in the anthology we made.(私達が作った文集に記載漏れがあった)
・Her omission from the basketball team was a mistake.(彼女のバスケットボールチームからの除外は間違いであった)
・There are several omissions in my essay that appears in the magazine.(雑誌に掲載された私のエッセイには、いくつかの省略された箇所がある)
・Why haven't you told the president yet? That's a glaring omission.(なんだって、まだ社長に伝えていないのか?それは明らかな抜け落ちだ)
・When you submit assignments to your teacher, you must make sure without omission.(先生に課題を提出する時は、見落としが無いようにしなければならない)
脱落
人口統計の正確性 1は、他の要因もあるが、単位となる個人、集団、または事象の計数値の完全性 2に依存することが考えられる。脱落 3や調査漏れ 3は、過少推計 4をもたらしやすい。一方、重複調査 5は、過大推計 6を招きやすい。誤りのもう一つの原因の中には、年齢のような属性の申告ミス 7や分類ミス 8も含まれる。このような不正確性は、時には事後調査検証 9や人口学的内部検証 10によって発見されることもある。時にはある種の質問が回答されなかったり、不十分に回答されたりすることもあり、その場合無回答 11、不詳 11または不明 11の項目に該当する数字が大きくなって、かなり不正確な統計情報となることがある。
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