三省堂 大辞林 |
ネット 1 [net]
ネット 1 [net]
広告用語辞典 |
IT用語辞典バイナリ |
NET
この場合のネットは、分量について結局得られる純量を意味する。例えば、食品の箱に内容量がネット
ITの関連では、インターネット広告の収益などについて用いられる場合が多い。広告代理店が得る中間マージンを差し引いて、実際に手元に残る金額がネット料金となる。
インターネット広告ではネットのほかにグロスと呼ばれる料金設定が扱われる。グロスは広告主が代理店に支払う金額であり、グロスから中間マージンを除くとネット料金となる。
拡張子辞典 |
.net
PHP関数リファレンス |
.NET 関数
導入
| 警告 |
| この拡張モジュールは、
実験的 なものです。この拡張モジュールの動作・
関数名・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP
のリリースにおいて変更される可能性があります。
このモジュールは自己責任で使用してください。 |
目次
- dotnet_load — DOTNET モジュールをロードする
COM と .Net (Windows)
導入
COM は Component Object Model の略語であり、 DCE RPC (オープンスタンダード) の最上位のオブジェクト指向レイヤーです。 COM はコール手順を共通化し、あらゆる言語でコードを記述し、 (COM に対応した)他の言語で書かれたコードをコール、相互運用することを可能にします。 あらゆる言語で書くことを可能にするだけではなく、 同じ実行形式の一部となることすら不要です。 コードは、同じマシンで実行される他のプロセスのコードである DLL からロードしたり、 または、リモートマシン上の他のプロセスにあるコードを DCOM (分散 COM) で 利用することができます。 この場合、コードの中では、コンポーネントの存在する場所を意識する必要はありません。OLE オートメーションと呼ばれる COM のサブセットがあります。 これは、COM オブジェクトに祖な結合を行うことができる COM インターフェイスを 提供します。これにより、コンパイル時にオブジェクトの動作を知ることなく、 実行時にコールを行うことができるようになります。 PHP COM 拡張モジュールは、OLE オートメーションを使用して スクリプトから互換性のあるオブジェクトを作成/コールすることができます。 技術的に述べると、 全ての COM オブジェクトが OLE 互換であるというわけではないため、 実際には、この拡張モジュールは "PHP の OLE オートメーション 拡張モジュール" と呼ばれるべきものです。
ところで、なぜ COM を使用する必要があるのでしょう? COM は、 Windows 環境でアプリケーションとコンポーネントを結び付ける代表的な手法の一つで、 COM を使用して Microsoft Word を起動し、 ドキュメントテンプレートを埋めて、Word 文書として結果を保存し、Web サイトの 訪問者に送信することができます。 また COM を使用して、ネットワークの管理タスクを処理したり IIS を設定したりすることができます。これらは最も一般的な使用法にすぎません。 COM でできることはまだまだたくさんあります。
PHP 5 以降、この拡張モジュール(とこの文書)は最初から書き直され、 古い紛らわしい部分は削除されました。さらに Microsoft により提供された COM との相互運用レイヤーを用いて .Net アセンブリのインスタンス化と生成をサポートしました。
PHP 5 におけるこの拡張モジュールの変更点の概要については、 » この文章 を参照してください。
要件
COM 関数は、Windows 版の PHP でのみ利用可能です。.Net サポートは、PHP 5 と .Net ランタイムを必要とします。
インストール手順
PHP コアに含まれるため、 追加のインストール無しで使用できます。Windows 版の PHP には この拡張モジュールのサポートが組み込まれています。これらの関数を使用 するために拡張モジュールを追加でロードする必要はありません。
あなたには、(MS Word のような)使用する様々な COM オブジェクトのインストールを正しく 行っておく責任があります。 PHP にこれら全てをバンドルすることはできません。
foreach
PHP 5 以降、標準的な COM/OLE IEnumVariant の内容について、 PHP の foreach 命令を使用した反復処理を行うことができます。分かりやすく言うと、 これは、VB/ASP のコードで For Each を使用できる場所には foreach を使用できるということを意味します。例 376. ASP における For Each
<%
Set domainObject = GetObject("WinNT://Domain")
For Each obj in domainObject
Response.Write obj.Name & "<br />"
Next
%>
例 377. PHP 4 におけるwhile() ... Next()
<?php
$domainObject = new COM("WinNT://Domain");
while ($obj = $domainObject->Next()) {
echo $obj->Name . "<br />";
}
?>
例 378. PHP 5 における foreach
<?php
$domainObject = new COM("WinNT://Domain");
foreach ($domainObject as $obj) {
echo $obj->Name . "<br />";
}
?>
配列と配列形式の COM プロパティ
多くの COM オブジェクトは、プロパティを配列で公開したり 配列形式を使用してアクセスできるようにしています。 PHP 4 では、PHP の配列構文を使用してこれらのプロパティに対する読み書きが できますが、1 次元の配列のみがサポートされます。多次元のプロパティを 読み込みたい場合は、プロパティへのアクセスを関数コールに組み込んで 各パラメータを入れtうの各次元に対応させるという方法が可能ですが、 そのようなプロパティに対する書き込みの手段はありません。PHP 5 では以下の新機能を用いることで多少ましになりました。
-
多次元配列・複数パラメータを要求する COM プロパティへの
PHP の配列構文を使用したアクセス。
書き込みやプロパティの設定にもこの技法が使用可能です。
-
foreach項 制御構造を使用した
SafeArrays ("真の" 配列) の値の取得。SafeArrays が自分自身の
サイズについての情報を含んでいることからこれが可能となります。
配列形式のプロパティが IEnumVariant を実装している場合は、その
プロパティに対しても foreach が使用可能です。この項目についての
詳細な情報は、foreach項 をごらんください。
例外 (PHP 5)
COM から致命的なエラーが報告された場合、この拡張モジュールは com_exception クラスのインスタンスをスローします。 すべての COM 例外は code という定義済みの プロパティを保持しており、これは COM 操作が返す HRESULT 値に対応します。 プログラム上での例外の処理方法を決定するために、この値を使用する ことができます。実行時設定
php.ini の設定により動作が変化します。表 25. COM 設定オプション
| 名前 | デフォルト | 変更の範囲 | 変更履歴 |
|---|---|---|---|
| com.allow_dcom | "0" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 4.0.5 以降で使用可能です。 |
| com.autoregister_typelib | "0" | PHP_INI_ALL | PHP 4 では PHP_INI_SYSTEM です。PHP 4.1.0 以降で使用可能です。 |
| com.autoregister_verbose | "0" | PHP_INI_ALL | PHP 4 では PHP_INI_SYSTEM です。PHP 4.1.0 以降で使用可能です。 |
| com.autoregister_casesensitive | "1" | PHP_INI_ALL | PHP 4 では PHP_INI_SYSTEM です。PHP 4.1.0 以降で使用可能です。 |
| com.code_page | "" | PHP_INI_ALL | PHP 5.0.0 以降で使用可能です。 |
| com.typelib_file | "" | PHP_INI_SYSTEM | PHP 4.0.5 以降で使用可能です。 |
PHP_INI_* 定数の詳細および定義については 付録 G. php.ini ディレクティブ を参照してください。
以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
- com.allow_dcom
-
これを on にすると、PHP が D-COM
(分散 COM) クライアントとして動作することを許可し、
PHP スクリプトがリモートサーバ上に COM オブジェクトを生成することを
許可します。
- com.autoregister_typelib
-
これを on にすると、生成したオブジェクトのタイプライブラリから取得した
定数を PHP に登録しようと試みます。ただし、それはオブジェクトが
当該情報を取得するためのインターフェースを提供している場合のみです。
登録する定数の大文字小文字を区別するかどうかについては、
com.autoregister_casesensitive
設定ディレクティブで
制御します。
- com.autoregister_verbose
-
これを on にすると、オブジェクト生成時のタイプライブラリの読み込み中に
発生したすべての問題が PHP のエラー機構を用いて報告されます。
デフォルトは off で、この場合はタイプライブラリの検索や読み込みの際の
エラーは一切報告されません。
- com.autoregister_casesensitive
-
これを on にすると (デフォルト)、自動読み込みされた
タイプライブラリ中に見つかった定数が、大文字小文字を区別して
登録されます。詳細は com_load_typelib()
を参照ください。
- com.code_page
-
これは、COM オブジェクトとの文字列の受け渡しに使用するデフォルトの
文字セットコードページを制御します。空の文字列が設定された場合、
PHP は CP_ACP が指定されたと仮定します。
これは、デフォルトのシステム ANSI コードページです。
スクリプト中のテキストがデフォルトとは異なるエンコーディング/ 文字セットを使用している場合、このディレクティブを設定することで COM クラスのコンストラクタのパラメータとして コードページを指定する必要がなくなります。 (他の PHP 設定ディレクティブとともに) このディレクティブを使用すると、 PHP スクリプトの移植可能性が悪くなることに注意しましょう。 できる限り、COM のコンストラクタにパラメータを指定する方式をとるべきです。
注意: この設定ディレクティブは PHP 5 以降で使用可能です。 - com.typelib_file
-
このパラメータでは、起動時に読み込まれるタイプライブラリの一覧を
含むファイルへのパスを保持します。このファイル内の各行が
タイプライブラリ名として扱われ、com_load_typelib()
をコールした際にそれが読み込まれます。登録された定数は永続的に
保持されるので、ライブラリの読み込みは一度だけでよくなります。
タイプライブラリの名前が #cis あるいは
#case_insensitive で終わる場合は、そのライブラリから
読み込まれた定数は大文字小文字を区別せずに登録されます。
定義済み定数
以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。- CLSCTX_INPROC_SERVER (integer)
- CLSCTX_INPROC_HANDLER (integer)
- CLSCTX_LOCAL_SERVER (integer)
- CLSCTX_REMOTE_SERVER (integer)
- CLSCTX_SERVER (integer)
- CLSCTX_ALL (integer)
- VT_NULL (integer)
- VT_EMPTY (integer)
- VT_UI1 (integer)
- VT_I2 (integer)
- VT_I4 (integer)
- VT_R4 (integer)
- VT_R8 (integer)
- VT_BOOL (integer)
- VT_ERROR (integer)
- VT_CY (integer)
- VT_DATE (integer)
- VT_BSTR (integer)
- VT_DECIMAL (integer)
- VT_UNKNOWN (integer)
- VT_DISPATCH (integer)
- VT_VARIANT (integer)
- VT_I1 (integer)
- VT_UI2 (integer)
- VT_UI4 (integer)
- VT_INT (integer)
- VT_UINT (integer)
- VT_ARRAY (integer)
- VT_BYREF (integer)
- CP_ACP (integer)
- CP_MACCP (integer)
- CP_OEMCP (integer)
- CP_UTF7 (integer)
- CP_UTF8 (integer)
- CP_SYMBOL (integer)
- CP_THREAD_ACP (integer)
- VARCMP_LT (integer)
- VARCMP_EQ (integer)
- VARCMP_GT (integer)
- VARCMP_NULL (integer)
- NORM_IGNORECASE (integer)
- NORM_IGNORENONSPACE (integer)
- NORM_IGNORESYMBOLS (integer)
- NORM_IGNOREWIDTH (integer)
- NORM_IGNOREKANATYPE (integer)
- NORM_IGNOREKASHIDA (integer)
- DISP_E_DIVBYZERO (integer)
- DISP_E_OVERFLOW (integer)
- MK_E_UNAVAILABLE (integer)
参考
COM についてのより詳細な情報は » COM 仕様 を読むか、あるいは Don Box の » Yet Another COM Library (YACL) をごらんください。その他の有用な情報が、 章 57. PHP と COM の FAQ からも得られるでしょう。 MS Office アプリケーションをサーバサイドで使用しようと考えておられるなら、 » Considerations for Server-Side Automation of Office の情報も読んでおくべきでしょう。目次
- COM — COM クラス
- DOTNET — DOTNET クラス
- VARIANT — VARIANT クラス
- com_addref — コンポーネントの参照カウンタを増やす [非推奨]
- com_create_guid — グローバルユニーク ID (GUID) を生成する
- com_event_sink — COM オブジェクトのイベントを PHP オブジェクトに接続する
- com_get_active_object — すでに実行中の COM オブジェクトのインスタンスへのハンドルを返す
- com_get — COM コンポーネントのプロパティの値を得る [非推奨]
- com_invoke — COM コンポーネントのメソッドをコールする [非推奨]
- com_isenum — COM オブジェクトが IEnumVariant インターフェースを実装しているかどうかを 示す [非推奨]
- com_load_typelib — タイプライブラリを読み込む
- com_load — COM コンポーネントへの新規リファレンスを作成する [非推奨]
- com_message_pump — COM メッセージを処理し、timeoutms ミリ秒の間待つ
- com_print_typeinfo — ディスパッチインターフェースのために、PHP のクラス定義を出力する
- com_propget — com_get() のエイリアス
- com_propput — com_set() のエイリアス
- com_propset — com_set() のエイリアス
- com_release — コンポーネントリファレンスカウンタを減らす [廃止]
- com_set — COM コンポーネントのプロパティに値を代入する
- variant_abs — variant の絶対値を返す
- variant_add — 2 つの variant 値を「加算」し、結果を返す
- variant_and — 2 つの variant の論理積を計算し、結果を返す
- variant_cast — variant を、別の型の新しい variant に変換する
- variant_cat — 2 つの variant 値を連結し、その結果を返す
- variant_cmp — 2 つの variant を比較する
- variant_date_from_timestamp — unix タイムスタンプを、日付形式の variant で返す
- variant_date_to_timestamp — 日付/時刻の variant 値を unix タイムスタンプに変換する
- variant_div — 2 つの variant の除算結果を返す
- variant_eqv — 2 つの variant のビット値が等しいかどうかを調べる
- variant_fix — variant の整数部を返す
- variant_get_type — variant オブジェクトの型を返す
- variant_idiv — variants を整数に変換し、除算の結果を返す
- variant_imp — 2 つの variant のビット implication を行う
- variant_int — variant の整数部を返す
- variant_mod — 2 つの variant の除算を行い、剰余を返す
- variant_mul — 2 つの variant の乗算を行い、その結果を返す
- variant_neg — variant の論理否定演算を行う
- variant_not — variant のビット否定演算を行う
- variant_or — 2 つの variant の論理和を計算する
- variant_pow — 2 つの variant の累乗計算を行い、その結果を返す
- variant_round — 指定した桁で variant を丸める
- variant_set_type — variant を「その場で」別の型に変換する
- variant_set — variant オブジェクトに新しい値を代入する
- variant_sub — 左の variant から右の variant を引き、その結果を返す
- variant_xor — 2 つの variant の排他的論理和を計算する
ウィキペディア |
.NET Framework
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/18 02:06 UTC 版)
(net から転送)
| 開発元 | Microsoft |
|---|---|
| 最新版 |
4.0.30319.1 - 2010年4月13日 [+/-] |
| 対応OS | Windows XP, Windows Server 2003, それ以降 |
| プラットフォーム | Microsoft Windows |
| 種別 | プラットフォーム |
| ライセンス | Microsoft EULA, Microsoft Reference License (BCL), プロプライエタリ |
| 公式サイト | www.microsoft.com/japan/net/ |
Microsoft .NET Framework(マイクロソフト ドットネット フレームワーク)は、マイクロソフトが開発したアプリケーション開発、実行環境。
WindowsアプリケーションだけでなくXML WebサービスやウェブアプリケーションなどWebベースのアプリケーションなどを取り入れた環境。一般に.NETという場合、.NET全体の環境を指す。
また.NET Frameworkの基盤となっている仕様である共通言語基盤 (CLI)はEcmaインターナショナル、ISO、JISにて標準化されており[1][2][3]、マイクロソフト以外のベンダーが独自に実装することもできる。実際にXamarinによるMonoプロジェクトをはじめ、いくつかのオープンソースによる実装プロジェクトがある。それらを使うことで.NET FrameworkでコンパイルしたプログラムをLinuxやMac OS XなどのWindows以外のOSでも動かすこともできる。なお、CLIのマイクロソフトの実装を共通言語ランタイム (CLR)と呼ぶ。.NET FrameworkはCLRにその他ライブラリ群を加えたものと言える。
近年では共通言語ランタイム上でJava仮想マシンの実装を試みるIKVM.NETなどのオープンソースプロジェクトも活発化している。
目次 |
設計目標と重要な特徴
.NET Frameworkは次のような目標に基づいて設計されている。
- 相互運用性
- .NETアプリケーションや.NETクラスライブラリではないプログラムとの相互運用を可能にするためのアクセス方法を提供する。例えばCOMコンポーネントへのアクセスは
System.Runtime.InteropServicesやSystem.EnterpriseServicesなどの名前空間によって提供され、それ以外の機能はP/Invokeによって提供される。 - 共通の実行環境
- .NET Frameworkにおいてはあらゆる言語で記述されたプログラムが共通中間言語と呼ばれる中間言語にコンパイルされる。マイクロソフトの実装では、この中間言語はJITコンパイラによって実行時にネイティブコードにコンパイルされる。これらの概念は共通言語基盤の仕様に含まれており、マイクロソフトによる共通中間言語の実装を共通言語ランタイムと呼ぶ。
- 言語への非依存性
- .NET Frameworkは共通型システムと呼ばれる概念を導入した。共通型システムの仕様には共通言語ランタイムでサポートされるデータ型について定義されている。このため、複数の言語を用いた開発が可能になる。
- 基本クラスライブラリ (BCL)
- 基本クラスライブラリは全ての.NET Frameworkで利用可能なクラスライブラリである。BCLはファイル入出力、グラフィックス、データベース、XML文書処理など、多くの共通機能をカプセル化したクラス群を提供する。
- 配置
- ソフトウェアをコンピュータにインストールする際、既にインストールされているソフトウェアとの相互干渉やセキュリティといった問題に注意しなければならない。.NET Frameworkはこういった要求に応えるための機能やツールを提供する。
- セキュリティ
- .NET Frameworkではサンドボックスの概念を用いることなく、様々な権限レベルでコードを実行することができる。
アーキテクチャ
共通言語基盤
詳細は「共通言語基盤」を参照
.NET Frameworkにおける最も重要な概念は共通言語基盤 (CLI) に含まれている。CLIの目的は言語に依存しない開発環境および実行環境を提供することである。マイクロソフトによるCLIの実装は共通言語ランタイム (CLR) と呼ばれる。CLRは次の主要な五項目からなる。
- 共通型システム (CTS: Common Type System)
- 共通言語仕様 (CLS: Common Language Specification)
- 共通中間言語 (CIL: Common Intermediate Language)
- ジャストインタイムコンパイラ (JIT: Just-in-time compiler)
- 仮想実行システム (VES: Virtual Execution System)
アセンブリ
詳細は「アセンブリ (.NET)」を参照
CILのコードはアセンブリ(WindowsにおいてはPE形式)の中に格納される。アセンブリは配置・バージョン・セキュリティの単位である。
メタデータ
詳細は「メタデータ (.NET)」を参照
全てのCILコードはそれ自身の情報をメタデータとして保持している。CLRは正しいメソッド呼び出しが行われていることをメタデータによってチェックしている。メタデータはコンパイラによって生成されるが、開発者が独自のメタデータをカスタム属性として付加することも可能である。
バージョン
各バージョンは上位互換性が原則としてある。しかし、1.1から2.0へは一部が上位互換性がない。2.0以降は上位互換があるとされている。
| バージョン名 | バージョン番号 | リリース日 |
|---|---|---|
| Pre-beta | ?.?.?.? | 2000年7月11日 |
| 1.0 Beta1 | 1.0.?.0 | 2000年9月 |
| 1.0 Beta2 | 1.0.2914.0 | 2001年6月20日 |
| 1.0 | 1.0.3705.0 | 2002年1月5日 |
| 1.0 SP1 | 1.0.3705.209 | 2002年3月19日 |
| 1.0 SP2 | 1.0.3705.288 | 2002年8月7日 |
| 1.0 SP3 | 1.0.3705.6018 | 2004年8月31日 |
| 1.0 SP3 (XP MCE/TPC, KB974378) | 1.0.3705.6073 | 2009年10月14日 |
| 1.1 | 1.1.4322.573 | 2003年4月1日 |
| 1.1 SP1 | 1.1.4322.2032 | 2004年8月30日 |
| 1.1 SP1 (Server 2003) | 1.1.4322.2300 | 2005年3月30日 |
| 1.1 SP1 (KB974378) | 1.1.4322.2443 | 2009年10月14日 |
| 2.0 | 2.0.50727.42 | 2005年11月7日 |
| 2.0 (NT6.0) | 2.0.50727.312 | 2007年1月30日 |
| 2.0 (KB928365) | 2.0.50727.832 | 2007年7月10日 |
| 2.0 (NT6.0, KB974378) | 2.0.50727.1003 | 2009年10月14日 |
| 2.0 SP1 | 2.0.50727.1433 | 2007年11月19日 |
| 2.0 SP1 (NT6.0 SP1) | 2.0.50727.1434 | 2008年2月4日 |
| 2.0 SP1 (NT6.0 SP1, KB974378) | 2.0.50727.1873 | 2009年10月14日 |
| 2.0 SP1 (KB2265906, .NET 3.5) | 2.0.50727.1882 | 2010年8月11日 |
| 2.0 SP2 | 2.0.50727.3053 | 2008年8月12日 |
| 2.0 SP2 (KB959209) | 2.0.50727.3074 | 2009年1月26日 |
| 2.0 SP2 (KB974378) | 2.0.50727.3603 | 2009年10月14日 |
| 2.0 SP2 (KB2265906, .NET 3.5 SP1) | 2.0.50727.3615 | 2010年8月11日 |
| 2.0 SP2 (NT6.0 SP2) | 2.0.50727.4016 | 2009年4月29日 |
| 2.0 SP2 (NT6.0 SP2, KB974378) | 2.0.50727.4200 | 2009年10月14日 |
| 2.0 SP2 (NT6.0 SP2, KB2265906, .NET 3.5 SP1) | 2.0.50727.4206 | 2010年8月11日 |
| 2.0 SP2 (NT6.1) | 2.0.50727.4927 | 2009年7月13日 |
| 2.0 SP2 (NT6.1 SP1) | 2.0.50727.5420 | 2010年11月19日 |
| 3.0 | 3.0.4506.30 | 2006年11月6日 |
| 3.0 (NT6.0) | 3.0.4506.26 | 2007年1月30日 |
| 3.0 SP1 | 3.0.4506.648 | 2007年11月19日 |
| 3.0 SP2 | 3.0.4203.2152 3.0.4506.2123 3.0.6920.1453 |
2008年8月12日 |
| 3.0 SP2 (NT6.0 SP2) | 3.0.4506.4037 3.0.6920.4000 |
2009年4月29日 |
| 3.0 SP2 (NT6.1) | 3.0.4203.4926 3.0.4506.4926 3.0.6920.4902 |
2009年7月13日 |
| 3.0 SP2 (NT6.1 SP1) | 3.0.4203.5420 3.0.4506.5420 3.0.6920.5011 |
2010年11月19日 |
| 3.5 | 3.5.21022.8 | 2007年11月19日 |
| 3.5 SP1 | 3.5.30729.1 | 2008年8月12日 |
| 3.5 SP1 (NT6.1) | 3.5.30729.4926 | 2009年7月13日 |
| 3.5 SP1 (NT6.1 SP1) | 3.5.30729.5420 | 2010年11月19日 |
| 4.0 | 4.0.30319.1 | 2010年4月13日 |
| 4.5 (Developer Preview) | 4.5.40805 | 2011年9月13日 |
.NET Framework 1.0
.NET Frameworkの最初のバージョンである。Windows 98、NT 4.0、2000、XP向けに提供された。
.NET Framework 1.1
.NET Frameworkの最初のバージョン更新である。
- .NET Framework 1.0からの主な変更点
- ASP.NETのモバイル向け機能の追加
- セキュリティ仕様の変更
- ODBCとOracle Database用のデータ接続の標準サポート
- IPv6のサポート
- 多数のAPIの変更
.NET Framework 2.0
いくつかのAPIの追加とCLRに変更が加えられた。次のような特徴を持っている。Microsoft Visual Studio 2005以降で開発可能である。
- .NET Framework 1.1からの主な変更点
- データバインディングの新しいAPIの追加
- ASP.NETのウェブコントロールを幾つか追加
- ネイティブアプリケーションへの新しいホスティングAPI
- CLRのジェネリクスの対応
- 64ビット(x64とIA-64)システムへの対応
- .NET Micro Frameworkの追加
- 多数のAPIの変更
.NET Framework 2.1
.NET Frameworkのオープンソース実装のひとつであるMono独自の実装であり、マイクロソフト製の実装は存在しない。MonoTouchやMonoDroidなどをターゲットとしたサブセットという位置づけであり、.NET Compact Frameworkに近い存在である。
Visual Studio 2010(Expressを除く)にプラグインを導入、またはMonoDevelopを用いて開発することができる。
.NET Framework 3.0
もともと「WinFX」という名称で提供される予定だったが、2006年6月に現在の名称に変更された[4]。Windows VistaやWindows Server 2008には標準搭載されている。Windows Me以前およびWindows 2000以前では動作せず、Windows XP以降が必要である。
クラスライブラリやCLRなどの基盤は.NET Framework 2.0から変更されておらず、以下の4つの新しいテクノロジーを加えたものとなっている。
- Windows Presentation Foundation (WPF)
- XMLに基づく新しいユーザインタフェースサブシステム。
- Windows Communication Foundation (WCF)
- 新しい通信サブシステム。
- Windows Workflow Foundation (WF)
- ワークフローによるアプリケーション開発のためのフレームワーク。
- Windows CardSpace (WCS)
- ユーザの個人情報をセキュアに管理し、統一されたアクセス方法を提供するためのフレームワーク。
.NET Framework 3.5
バージョン3.0と同様、CLRのバージョンは2.0のままで、いくつかの追加が行われている。.NET Framework 3.5のリリースと同時に基本クラスライブラリ (BCL) はMicrosoft Reference Licenceのライセンス下で公開された。また、J#言語が開発言語として対応を終了した。
主に含まれる変更点は
- ASP.NET AJAXの対応
- Language Integrated Query
- C#とVBコンパイラの変更
等がある。
マイクロソフト社のクラウドサービスであるWindows Azureはこのバージョン3.5上で稼動している。
.NET Framework 4
CLRのバージョンは4となる。Visual Studio 2010 で対応した。
- F# のフル サポート
- 動的言語ランタイム (DLR)
- Managed Extensibility Framework (MEF)
- Parallel Extensions(並列プログラミング)
- Velocity(分散キャッシュAPI)
- NUI (Windows タッチ)アプリケーションの開発
など。
開発環境
C#やVisual Basic (Visual Basic.NET)、JScript.NETのコンパイラ、各種ツール、ドキュメントなどSDKはマイクロソフトから無償で配布されている。
統合開発環境
- Microsoft Visual Studio
- Borland C# Builder for the Microsoft .NET Framework
- Borland Delphi
- Borland Delphi Prism
- SharpDevelop
- MonoDevelop
用語
- マネージコード
- CLRがメモリを完全に把握/管理できるコード。.NET Frameworkで作成するコードの大半はマネージコードである。マネージコード以外のコード(Win32アプリケーション、COMコンポーネントやアンセーフなコード)をアンマネージコードという。
- アプリケーションドメイン
- CLRから見たプロセス空間のようなもので、それぞれ独立したドメインの中でコードを動作させることができる。一つのアプリケーションはCLRを一つしかホストできないが、CLRには複数のアプリケーションドメインを持つことができる。
- メタデータ
- 依存関係をはじめクラスや型、インタフェースなどコードに関する情報。
- 属性
- メソッドやクラス、アセンブリに宣言できメタデータとして格納される情報。
System.Attributeから派生させたクラスとして開発者が独自に作成でき、実行時に参照・利用できる(カスタム属性)。またCLRのみが認識できる擬似カスタム属性もある。 - アセンブリ
- アプリケーションを配置、利用するときの単位。アセンブリにはメタデータが含まれており、サテライトアセンブリを除き、モジュール、リソースも含まれている。アプリケーションドメインに読み込むことのできる最小の単位でもある。
Windows以外のプラットフォームでの実装
- Mono
- オープンソースプロジェクトによる.NET Framework互換環境の実装。
- DotGNU Project
- オープンソースプロジェクトによる.NET Framework(CLI+MS拡張)互換環境の実装。GPLに基づいて開発(一部ライブラリなどに例外等がある)。
- Shared Source CLI
- MicrosoftによるFreeBSDとMac OS XとWindowsのECMA CLI/C#の実装。
- .net by au
- BREWプラットフォームを用いたKDDIおよび沖縄セルラー電話が提供するau携帯電話専用の.NET Framework互換環境の実装。ただし、利用できるのは法人専用端末のE05SH、E06SHの2機種とWindows XPがインストールされたPCのみ[5]。
脚注
- ^ Ecmaインターナショナル (2006年6月). “Standard ECMA-335 Common Language Infrastructure (CLI)” (英語). 2008年1月15日閲覧。
- ^ ISO/IEC (2006年9月27日). “ISO/IEC 23271:2003Information technology -- Common Language Infrastructure” (英語). ISO/IEC JTC 1/SC 22. 2008年1月15日閲覧。
- ^ マイクロソフト (2006年11月20日). “Microsoft(R) .NET Frameworkの基本仕様である共通言語基盤(CLI)が日本工業規格(JIS) X3016として公示”. 2008年1月15日閲覧。
- ^ マイクロソフト (2006年6月12日). “WinFX から .NET Framework 3.0 への名前変更について”. MSDNライブラリ. 2009年1月15日閲覧。
- ^ KDDI(2009-01-21)「.net by au (ドットネット バイ エーユー)」の提供開始について 2009-02-27閲覧。
関連項目
- アンダース・ヘルスバーグ - マイクロソフト社の.NET Framework設計者
外部リンク
- .NETFramework を学習する
- Microsoft .NET Framework Developer Center(日本語)
- Microsoft .NET Framework 3.0 Community (NetFx3)
- Shared Source CLI
ダウンロード
- .NET Framework ダウンロード情報
- .NET Framework 4.0
- .NET Framework 3.5
- .NET Framework 3.0
- .NET Framework 2.0 日本語
- .NET Framework 1.1
- 再頒布 パッケージ
- 日本語 Language Pack
- Service Pack 1 - 2000/XP/98/Me, Server 2003
- ASP.NET セキュリティ アップデート - KB886903
- Software Development Kit
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.net
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/07/21 05:44 UTC 版)
| .net | |
|---|---|
| 施行 | 1985年 |
| TLDの種類 | gTLD |
| 現在の状態 | 利用可能 |
| 管理団体 | VeriSign |
| 後援組織 | なし |
| 利用地域 | ネットワークのインフラ |
| 使用状況 | ISP、色々なサイト。.comドメインが使用できない代わりに使われることも |
| 登録の制限 | なし |
| 階層構造 | セカンドレベルドメインの登録も認められている |
| 関連文書 | RFC 1591; ICANN registry agreement |
| 方針 | UDRP |
| ウェブサイト | VeriSign COM NET Registry |
.net(ネット、ドットネット)は、ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)の一つ。gTLDとは、インターネットのDomain Name System(DNS、ドメインネームシステム)において利用され、ドメイン名をドットで分割した際の一番右の項目の事を指す。
netはネットワークを表すnetworkを省略したものであり、.org、.comと共に伝統的に使用され続けている。ただ、この3つのgTLDは一応の使用の目安はあるものの、それ程意識されて使用されていない。
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ネット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/12 20:04 UTC 版)
(net から転送)
ネット
- Net
- 網。
- ネットワーク(network)の略。
- インターネット(internet)。
- トップレベルドメインの一つ。「.net」
- 東京・生活者ネットワーク(地域政党)の略称。
- 純粋な、正味の、中身だけの、そのものの、などを意味する英語。nettとも。
- ネットウエイト(net weight) - 正味重量。風袋(包装、パレットなど)を含まない重量。
- ネット値(NET値) - 自動車用語でエンジン出力表示のひとつ。SAEで定められた計測方法でもあり、エンジンを車両搭載した状態とほぼ同じ条件で測定したもの。エンジン単体の場合は「グロス値」と呼ばれる。変速機や差動装置での駆動損失が引かれる分、グロス値よりも全体的な出力数値は低めなものとなりやすい。しかし、より現実の走行状況を反映した数値であるとも言える。なお、シャーシダイナモやダイナパックで計測される数値は原則として全てネット値である。日本車では1987年、アメリカ車では1971年を境にグロスからネットへの移行が進められた。
- 住宅地のネット密度とは、道路や公園など、宅地(住宅敷地)以外の面積を除いた面積に対する正味の人口密度を指す。宅地以外を含むグロス密度と比較し、値が高くなる。
- 有向点列(数学)
- ネット (パチスロメーカー) - パチスロ機のメーカーのひとつ。商号はネット株式会社。
- Nett
- Neto
- 外国人の姓
- エウヴァウド・ジョゼ・デ・アグイアール・ネット - ブラジルのサッカー選手。ジェフユナイテッド市原・千葉に所属している。2010シーズンから登録名はネット。
- アントニオ・カルロス・ダ・シルバ・ネット - ブラジルのサッカー選手。アルビレックス新潟に在籍した。
- Netto
- 外国人の姓
関連項目
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- Net-IB(‹ã�BŠé‹Æ“Á•ñ) Šé‹Æ�î•ñNet-IB 九州企業特報
netに関連した本
- Net Audio (ネットオーディオ) 2011年 12月号 [雑誌] 音元出版
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