merchant
別表記:マーチャント
「merchant」とは、商人・貿易商・業者のことを意味する英語表現である。
ビジネスの分野では、クレジットカード会社などの決済事業者と契約している会社もしくは店舗、つまり加盟店のことを「merchant(マーチャント)」と呼んでいる。複数形で使いたい場合は、「merchants」と表記する。
・「mə'ː」は唇を閉じて鼻から「ム」という声を出し、そこから口をあまり開けずに「アー」と言う。
・「r」は「ア」と「ル」の中間のような音を、舌の先を内側にまいてから口の中のどこにも触れずに発音する。
・「tʃə」における「tʃ」では唇を前に突き出したら息だけで「チュ」と言う。
・「n」は、前歯のすぐ裏の歯茎に舌の先をつけ、息が口から出ないように「ン」という音を鼻から出すイメージである。
・「t」の部分は、前歯のすぐ裏の歯茎に舌をつけ、息を止めた状態から「トゥ」と息を破裂させるように発音する。
ほかにも「士農工商」と関連させて覚えることもできる。「士農工商」は、英語だと「warrior, farmer, craftsmen and merchants」で、「商」に該当するのが「merchants」である。さらに同じように「商人」の意味を持つ「merchandiser」や「tradesman」、「shopkeeper」とセットで覚える方法もあげられる。
「merchant name」は、直訳すると「商人の名前」である。そこから商人の名前だけではなく、「業者の名前、お店の名前」の意味でも使われることがある。例えば「An acquaintance introduced me to a merchant named Tom.(知り合いからトムという名前の商人を紹介された)」、「merchant name is an important factor that influences sales.(お店の名前は売り上げを左右する大切な要素となる)」などの使い方があげられる。
・Following in his father's footsteps, he became a silk merchant.(親の跡を継いで、彼は絹織物を扱う商人になった)
・The merchant accumulated tremendous fortune during the postwar era.(その貿易商は戦後に莫大な財産を築いた)
・His dream is to become an active merchant in the world.(彼の夢は世界で活躍する貿易商になることだ)
・They belong to a merchant association.(彼らは商業組合に加盟している)
・A wholesalers merchant developed new routes to purchase goods.(卸商人は新しく商品を仕入れるルートを開拓した)
・She travels on merchant vessel and trades in various lands.(彼女は商船に乗ってさまざまな土地で商いをしている)
・The fish merchant in the shopping district has a reputation for having a wide selection of products.(あの商店街にある鮮魚店は品ぞろえが豊富だと評判がいい)
・They are fraudulent merchants who sell poor quality goods.(彼らは質の悪い商品を売りつける詐欺商人である)
・Watch out for speed merchants on the highway.(高速道路にいるスピード狂には注意が必要である)
「merchant」とは、商人・貿易商・業者のことを意味する英語表現である。
「merchant」とは・「merchant」の意味
「merchant」は、商人を意味する英語表現である。また貿易商から小売商人、商店主など幅広い意味での業者や承認を示す英語表現として使われている。商家や売り手、町人などの訳し方もある。ほかにも~狂もしくはマニアの意味で使われるケースも見られる。ビジネスの分野では、クレジットカード会社などの決済事業者と契約している会社もしくは店舗、つまり加盟店のことを「merchant(マーチャント)」と呼んでいる。複数形で使いたい場合は、「merchants」と表記する。
「merchant」の発音・読み方
「merchant」の発音記号は、「mə'ːrtʃənt」である。カタカナで表記される場合は「マーチャント」だが、実際の発音に近いのは「マァー(ル)チャントゥ」である。詳しい発音の仕方は以下の通りである。・「mə'ː」は唇を閉じて鼻から「ム」という声を出し、そこから口をあまり開けずに「アー」と言う。
・「r」は「ア」と「ル」の中間のような音を、舌の先を内側にまいてから口の中のどこにも触れずに発音する。
・「tʃə」における「tʃ」では唇を前に突き出したら息だけで「チュ」と言う。
・「n」は、前歯のすぐ裏の歯茎に舌の先をつけ、息が口から出ないように「ン」という音を鼻から出すイメージである。
・「t」の部分は、前歯のすぐ裏の歯茎に舌をつけ、息を止めた状態から「トゥ」と息を破裂させるように発音する。
「merchant」の語源・由来
「merchant」は、ラテン語の「merx(商品)」が語源となっている。そこからラテン語の「mercor(商品を売買する)」と「-ans(現在分詞)」が合わさって、ラテン語の「mercans(買い手)」の表現に変化し、古期フランス語の「merchant(商人)」の表現で使われるようになった。「merchant」の覚え方
「merchant」は、関連する用語の1つである「merchandise」と合わせて覚える方法がある。「merchandise」は名詞だと「商品」、動詞の場合は「商いをする、売買する」の意味を持つ。また「まーちゃんと商人になる」や「まぁ、ちゃんと利益を出す商人」のような語呂合わせの覚え方もある。ほかにも「士農工商」と関連させて覚えることもできる。「士農工商」は、英語だと「warrior, farmer, craftsmen and merchants」で、「商」に該当するのが「merchants」である。さらに同じように「商人」の意味を持つ「merchandiser」や「tradesman」、「shopkeeper」とセットで覚える方法もあげられる。
「merchant」を含む英熟語・英語表現
「merchant name」とは
「merchant name」は、直訳すると「商人の名前」である。そこから商人の名前だけではなく、「業者の名前、お店の名前」の意味でも使われることがある。例えば「An acquaintance introduced me to a merchant named Tom.(知り合いからトムという名前の商人を紹介された)」、「merchant name is an important factor that influences sales.(お店の名前は売り上げを左右する大切な要素となる)」などの使い方があげられる。
「merchant(加盟店)」とは
「merchant」とは、クレジットカードを使えるお店を表す。加盟店で買い物をする際、顧客はクレジットカードなどが使えるため、現金払いの手間が省ける。そして顧客が支払った金額から手数料を差し引いた金額を、クレジットカード会社などの決済事業者が、後日加盟店側に支払うという流れになっている。「merchant」の使い方・例文
「merchant」の使い方には、以下のような例文があげられる。・Following in his father's footsteps, he became a silk merchant.(親の跡を継いで、彼は絹織物を扱う商人になった)
・The merchant accumulated tremendous fortune during the postwar era.(その貿易商は戦後に莫大な財産を築いた)
・His dream is to become an active merchant in the world.(彼の夢は世界で活躍する貿易商になることだ)
・They belong to a merchant association.(彼らは商業組合に加盟している)
・A wholesalers merchant developed new routes to purchase goods.(卸商人は新しく商品を仕入れるルートを開拓した)
・She travels on merchant vessel and trades in various lands.(彼女は商船に乗ってさまざまな土地で商いをしている)
・The fish merchant in the shopping district has a reputation for having a wide selection of products.(あの商店街にある鮮魚店は品ぞろえが豊富だと評判がいい)
・They are fraudulent merchants who sell poor quality goods.(彼らは質の悪い商品を売りつける詐欺商人である)
・Watch out for speed merchants on the highway.(高速道路にいるスピード狂には注意が必要である)
Merchant
名前 マーチャント
商人
(merchant から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 17:07 UTC 版)
商人(しょうにん、しょうひと、あきびと、あきんど、あきゅうど)
注釈
- ^ 取引されていたものは、黒曜石・大麦・ワイン・希少な石、金・銀・銅・錫・鉄などとされる[4]。
- ^ 近世の甲府城下町では甲府城南西に新府中が造成され城下町が形成され諸商人が存在しており、表通りに屋敷を構える家持層の大店では、甲府城下の中心部である八日町の若松屋や桝屋が代表的な商家として知られる。近代には消費都市としての低迷や旧城下町の衰退により甲府商家も没落し、若尾逸平、風間伊七、八嶋栄助ら座方に出自を持つ甲州財閥が新興勢力として台頭した。甲府商家では大木家が甲州財閥として地位を保っている。
- ^ 元禄期の長者番付に「横綱 紀伊国屋文左衛門 五十万両」とある。江戸幕府の年収が八十万両[16]とされることからも、一代で築いた財力の大きさがうかがえる。
- ^ 近世期における商家の番付表『関八州田舎分限角力番付』内で「西方筆頭の大関」として記載されている(「分限」とは地位・財産を指す)。近世当時、横綱は地位ではなく、称号であり、従って実質上、戸谷半兵衛家は19世紀の関東で上位に位置する商人と認識されている[17]。
出典
- ^ 真藤建志郎 『人口順100大姓 姓氏・家紋の辞典』 オーエス出版社 1995年 ISBN 4-87190-714-7 p.30.
- ^ 『民俗の事典』 岩崎美術社 1972年 p.215.
- ^ 『人間の経済1』p.164
- ^ クリストファー・ロイド 訳野中香方子 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 文藝春秋 18刷2014年(1刷2012年) p.150.
- ^ 『人間の経済1』10章
- ^ 佐藤『イスラーム商業史の研究』p.74
- ^ 加藤博『イスラム経済論』書籍工房早山、2010年。 p96
- ^ a b c d e f g 胡桃沢(2004)
- ^ 『中世イタリア商人の世界』p.44
- ^ 『日本の歴史を読み直す(全)』p.61
- ^ 稲垣史生 『三田村鳶魚 江戸武家辞典』 青蛙房 新装版 2007年 p.224.
- ^ a b 同『江戸武家辞典』 p.224.
- ^ 守屋淳 『最高の戦略教科書 孫子』 日本経済新聞出版社 15刷 2016年 ISBN 978-4-532-16925-1 p.259.
- ^ 守屋淳 『最高の戦略教科書 孫子』 pp.259 - 260.
- ^ a b 守屋淳 『最高の戦略教科書 孫子』 p.260.
- ^ TBS系列番組の『ザ・今夜はヒストリー』 2012年8月8日放送の解説
- ^ 『本庄人物事典』 2003年
- ^ 長部日出雄 『仏教と資本主義』 新潮新書 2004年 ISBN 4-10-610063-0 pp.90 - 91.
- ^ 週刊朝日ムック 『歴史道 vol2[完全保存版] 江戸の暮らしと仕事大図鑑』 朝日新聞出版 2019年 p.37.
- ^ 山蔭基央 『よくわかる日本神道のすべて』 日本文芸社 1997年 ISBN 4-537-02262-0 p.36.
- ^ 『月刊歴史街道 平成20年6月号』 PHP研究所 p.53. 参考・中江克己 『江戸城「大奥」の謎』 KKベストセラーズ、楠戸義昭 『大奥炎上江戸城の女たち』 だいわ文庫
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