lingua franca
別表記：リングア・フランカ
「lingua franca」の意味・「lingua franca」とは
「lingua franca」は、異なる言語を話す人々が共通に使用する言語を指す。通常、商取引、政治、学術、その他の国際的な活動で使用される。例えば、中世ヨーロッパでは、商人たちが異なる地域間で通信するために「lingua franca」としてラテン語を用いた。現代では、英語が世界的に「lingua franca」として広く認識されている。「lingua franca」の発音・読み方
「lingua franca」の発音は、IPA表記では/lɪŋgwə fræŋkə/となる。これをカタカナに直すと「リングワ フランカ」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語では「リンガ フランカ」となる。「lingua franca」の定義を英語で解説
「Lingua franca」 is a language that is adopted as a common language between speakers whose native languages are different. It is often used for international commerce, politics, academia, and other international activities. For example, Latin was used as a 'lingua franca' among merchants in medieval Europe for communication between different regions. Today, English is widely recognized as a 'lingua franca' globally.「lingua franca」の類語
「lingua franca」の類語としては、「common language」、「bridge language」、「vehicular language」などがある。これらはすべて、異なる言語を話す人々が共通に使用する言語を指す言葉である。「lingua franca」に関連する用語・表現
「lingua franca」に関連する用語としては、「pidgin」、「creole」、「trade language」などがある。「pidgin」は、異なる言語背景の人々が接触する際に生じる簡易化された言語を指し、「creole」は「pidgin」が母語化したものを指す。「trade language」は、主に商取引のために使用される「lingua franca」を指す。「lingua franca」の例文
以下に「lingua franca」を使用した例文を10個示す。 1. English is often used as a lingua franca in international business.（英語は国際ビジネスでよく共通語として使われる） 2. Latin was the lingua franca of the Roman Empire.（ラテン語はローマ帝国の共通語であった） 3. The lingua franca of the internet is English.（インターネットの共通語は英語である） 4. French was once the lingua franca of diplomacy.（フランス語はかつて外交の共通語であった） 5. The use of English as a lingua franca has increased with globalization.（グローバル化に伴い、英語を共通語として使うことが増えている） 6. Many international conferences use English as their lingua franca.（多くの国際会議では英語が共通語として使われる） 7. The lingua franca of the scientific community is English.（科学界の共通語は英語である） 8. In the Middle Ages, Latin served as the lingua franca among scholars.（中世では、学者たちの間でラテン語が共通語として使われた） 9. The use of a lingua franca can facilitate communication between different language groups.（共通語の使用は、異なる言語グループ間のコミュニケーションを促進することができる） 10. The spread of English as a lingua franca has had a significant impact on language education.（英語が共通語として広まることは、言語教育に大きな影響を与えている）
リンガ‐フランカ【lingua franca】
読み方：りんがふらんか
異なる言語を使う人達の間で意思伝達手段として使われる言語。また、商用で使われる国際共通語。リングアフランカ。リングワフランカ。
[補説] 中世以降の地中海沿岸で通商用に使われた、イタリア語にフランス語・ギリシャ語・アラビア語などの混じった混成語の名から。
リングア‐フランカ【lingua franca】
リングワ・フランカ
(lingua franca から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/25 13:33 UTC 版)
リングワ・フランカもしくはリンガ・フランカ（伊: Lingua franca）は、「フランク語」、「フランク王国の言葉」を意味するイタリア語に由来し、それから転じて、共通の母語を持たない集団内において意思疎通に使われている言語のことを指すようになった。現在では、「共通語」や「通商語」の意味で使われることが多い。「橋渡し言語」、「補助言語」ともいう。
[続きの解説]
「リングワ・フランカ」の続きの解説一覧
- 1 リングワ・フランカとは
- 2 リングワ・フランカの概要
- 3 原義
- 4 関連項目
「lingua franca」の例文・使い方・用例・文例
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