穿孔機
純粋な意味での機械による処理(220-4)には、電子機器 1の利用は含まれなかったが、それはかつての製表機 2や記録機 2に取って代わるものとなり、しかもずっと多目的なものになっている。多くの場合、情報にはまず符号づけ(221-1*)が行われ、次に穿孔機 4を用いてパンチカード 3に転記される。カード穿孔検査機 5は、穿孔の正確性を検査するために用いられる機械である。コンピューターへのデータの入力方法としてはパンチカードがまだ利用されているので(訳注)、これらの2種類の記録機が、一般的に用いられている。一方、カード分類機 6や製表機 7のような他の記録機の利用は減少してきている。パンチカードに頼らず、データを直接磁気テープ(226-4参照)や磁気ディスク(226-5参照)に入力することが多くなっている。
キーパンチ
(keypunch から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/10 10:48 UTC 版)
キーパンチ(英語: keypunch)またはカード穿孔機(カードせんこうき、英語: card punching machine)は、オペレータが押したキーによって硬質紙製カードの特定の位置に正確に穴を空けるための装置である。データを紙テープに変換する機器を指すこともある。
- ^ Bell, T.F. (1895) Jacquard Weaving and Designing, Longmans, Green And Co.
- ^ パンチカードシステムとの出会い (当時の様子がまとめられている。)
- ^ 諏訪秀策, 「新製品・新技術紹介 IBM漢字情報処理システム」『情報管理』 1971年 14巻 7号 p.464-468, 科学技術振興機構, doi:10.1241/johokanri.14.464 の「2. IBM漢字鍵盤機構付29せん孔機」]
- ^ 日立製作所のカードパンチ(情報処理学会コンピュータ博物館)
- 1 キーパンチとは
- 2 キーパンチの概要
- 3 Powers、UNIVAC
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