ジャダー
ブレーキを踏んだときに車体振動を起こしたり、ブレーキペダルが前後に振動し、ガタック現象をいう。一般的には高速で強いブレーキングを行ったときに起こりやすく、車輪の回転と同じ周期で発生する。おもな原因はローターの厚みが不均一で、ローターをはさみ込んだ2枚のパッドの間が広くなったり狭くなることの繰り返しが、サスペンションを通じて車体に伝わったり、ブレーキ配管を通じてペダルに伝わる。わずか数十ミクロンの差でも発生することがある。
ジャダー
摩擦クラッチをつなぐ過程、あるいは走行中、摩擦ブレーキを作動しているとき、摩擦面の摩擦力が不均一な場合に、スティックスリップを生じ、それが振動入力となって発生する駆動系、あるいは懸架系のねじり共振である。これらの振動は、共振によってスティックスリップがさらに助長され、振動振幅が大きくなるとともに振動が持続する。
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