ゴーストライター
英語:ghostwriter
作品の製作にあたったにもかかわらず、著者として名前が公表されない作家のこと。あるいは、代作・代筆を職業としている作家のこと。広義には、口述筆記の代筆者を含めることもある。
著名人の著書やビジネス書などでは、ゴーストライターが執筆活動の少なくとも一部を代行しているのが、むしろ一般的だといわれている。ゴーストライターは、「著者」となる著名人へのインタビューなどを通じて情報収集を行い、ほぼ一から作品を作り上げることもあれば、著名人の原稿を手直し(リライト)という形をとって改変することもある。ゴーストライターが関わる分野としては、自伝、小説、音楽などがよく知られているが、著名人のブログの記事を代わりに書くゴーストライターもいるとされる。
ゴーストライターとしての代作・代筆行為は、著作権法121条に基づく「著作者名詐称罪」に該当する可能性があるとされる。著作者名詐称罪は、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、あるいはその両方が課せられる罪であり、著作権法違反としては例外的に非親告罪とされている。
ゴーストライターが出版社などと契約を結ぶ際には、ゴーストライターが自ら名乗り出ることが禁じられている場合が多い。しかし、契約そのものが公序良俗違反や著作権法違反にあたると判断され、無効となった例もある。
関連サイト:
著作権法 - 総務省e-gov
ゴースト‐ライター【The Ghost Writer】
読み方:ごーすとらいたー
米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1979年刊行。ロス自身を思わせる小説家、ネイサン=ザッカーマンを主人公とする作品の一。アンネ=フランクを主題とする。以後「解き放たれたザッカーマン」「解剖学講義」と続く3部作の第1作にあたる。
ゴースト‐ライター【ghost writer】
ゴーストライター
(ghostwriter から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/03 21:07 UTC 版)
ゴーストライター(ghostwriter)とは、書籍や記事、脚本などの代作を生業とする著作家のことである(以下、ゴーストと表記)。なお、変名を使い正体を明かさないまま作品を公表する覆面作家とは異なる。
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- ^ 参議院会議録情報 第084回国会 文教委員会 第16号
- ^ 「週刊誌記者匿名座談会」『噂の真相』1982年11月号、p.91
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- ^ 吉田豪『新人間コク宝』コアマガジン、2010年、pp.133、151。長門裕之インタビュー。
- ^ ビッグダディ 最新刊「ダディから君へ」でゴーストライター使っていた!
- ^ 堀江貴文氏「拝金」の代筆問題について
- ^ 「佐村河内と同じく指示書を(笑) ホリエモン小説のゴーストを直撃」『週刊文春』第56巻第13号、文藝春秋、2014年4月3日、 国立国会図書館書誌ID:025354881。“55周年特大号。『ワイド特集 乱倫でいいかな?』コーナーより。当該号の目次一覧”
- 1 ゴーストライターとは
- 2 ゴーストライターの概要
- 3 ゴーストライター契約の有効性
- 4 参考文献
GhostWriter
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 08:56 UTC 版)
「#DIV/0!」の記事における「GhostWriter」の解説
「顔で笑って心で泣いてを繰り返すうちに本音を見失う」という迷いや挫折を、攻撃的なサウンドに乗せた楽曲。
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