ガソリン‐エンジン【gasoline engine】
読み方:がそりんえんじん
ガソリンエンジン
燃料にガソリンを用いる容積型のエンジン。古くは揮発油発動機と呼ばれていた。現在、自動車用エンジンとしてもっとも多く使用されている。また熱機関と呼ばれるすべてのエンジンのなかで総生産基数、出力の総合計ともに他のエンジンを圧倒している。LPGや天然ガスエンジンと同じに火花点火式のピストンエンジンに分類され、正常な運転状態では燃料と空気の混合気に点火プラグで点火して後に燃焼が開始される。混合気が吸気バルブより上流で形成される予混合式とシリンダー内に直接燃料を噴射する直接燃料噴射式(直噴式)とがある。ガソリンは軽油のように着荷温度が低くないので火花による点が必要である。サイクル論的には定容サイクルで、あるオットーサイクルをルーツにもつ。小型軽量で出力が大きく、排気や騒音・振動特性に優れ、軽快でレスポンスがよく、また低コストで安価な材料で製造できる利点がある。しかし、ディーゼルエンジンに比べるとさらなる燃費改善が望まれている。
ガソリンエンジン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 05:50 UTC 版)
ガソリンエンジン(英: gasoline engine)は、ガソリン機関ともいい、燃料であるガソリンと空気の混合気を圧縮したあと点火、燃焼(予混合燃焼)・膨張させるという行程を繰り返し、運動エネルギーを出力する内燃機関である。
- ^ 櫻木徹 (2011年6月). “少気筒化の流れ~インターナショナルエンジンオフザイヤー2011~”. コラム. 住商アビーム自動車総合研究所. 2014年12月28日閲覧。
- ^ 萩原芳彦 監修 『ハンディブック 機械 改訂2版』 オーム社 2007年3月20日 p.449
- ^ 全国自動車整備専門学校協会 編『ガゾリン・エンジン構造』山海堂、4月5日 2005。
- 1 ガソリンエンジンとは
- 2 ガソリンエンジンの概要
- 3 概要
- 4 構造
- 5 熱勘定
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