energieとは? わかりやすく解説

エネルギー【(ドイツ)Energie】

読み方:えねるぎー

物事なしとげる気力活力精力。「仕事で—を消耗する」「若い—」

物体物理的な仕事をすることのできる能力力学的エネルギー運動エネルギー位置エネルギー)のほか、光・電気・熱・化学原子などの各エネルギーがある。さらに相対性理論によれば質量そのものエネルギーの一形態である。

エネルギー資源」の略。

[補説] 英語ではエナジー(energy)。


エネルギー

(energie から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 10:32 UTC 版)

物理学において、エネルギー: Energie)またはエナジー: energy)は、仕事をすることのできる能力のことを指す[1][2][3]。物体や系が持っている仕事をする能力の総称[4]。エネルギーのSI単位は、ジュール(記号:J)である。


注釈

  1. ^ : the vis viva dispute
  2. ^ : Helmholtz free energy
  3. ^ : Gibbs free energy
  4. ^ : exergy
  5. ^ 系全体のハミルトニアンの固有状態を特にエネルギー固有状態と呼び、固有値をエネルギー固有値と呼ぶ。エネルギー固有状態とは、エネルギーがある 1 つの値に定まった状態を指し、エネルギー固有値はそのときの系のエネルギーに等しい。
  6. ^ 正確にはその 1/2

出典

  1. ^ a b 小学館『デジタル大辞泉』
  2. ^ a b 岩波書店『広辞苑』、第5版、301頁、「エネルギー」。
  3. ^ 朝永 1981, p. 67.
  4. ^ a b c d 培風館『物理学辞典』(1998)、pp.191-193。
  5. ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、p.106 表4、2020年4月
  6. ^ 計量単位令(平成四年政令第三百五十七号)別表第6(第5条関係) 第13号”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年12月17日閲覧。
  7. ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、pp.128-129、2020年4月
  8. ^ 計量単位令 別表第7、項番14
  9. ^ a b c 『世界大百科事典』第3巻、pp.613-615、エネルギー。
  10. ^ 山本義隆、『古典力学の形成 ニュートンからラグランジュへ』、日本評論社 (1997)、pp.181-184。
  11. ^ 「はじめて学ぶ科学史」p89-92 山中康資 共立出版 2014年9月25日初版1刷
  12. ^ 江沢 2002, pp. 112–116, §6.3 観測.
  13. ^ 須藤, 2008 & 12.3 演算子と固有値・固有ベクトル, pp. 177–180.
  14. ^ 江沢 2002, pp. 127–128, §7.1 定常状態.
  15. ^ 江沢 2002, pp. 121–122, 127–128, §6.3 観測; §7.1 定常状態.
  16. ^ a b 江沢 2002, pp. 100–103, §6.1 物理量を表す演算子.
  17. ^ 砂川 1987, pp. 227–229, 第 5 章 マクスウェルの方程式 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  18. ^ 砂川 1987, pp. 74–75, 第 1 章 静電場 §6 静電場のエネルギーとマクスウェルの応力.
  19. ^ 砂川 1987, pp. 227–229, 284–286, 第 5 章 マクスウェルの方程式 §2 電磁場のエネルギーと運動量; 第 7 章 電磁波とその放射 §1 自由空間における電磁波.
  20. ^ 砂川 1987, pp. 111–112, 229–233, 第 2 章 定常電流 §2 オームの法則; 第 5 章 マクスウェルの方程式 §2 電磁場のエネルギーと運動量.
  21. ^ 砂川 1987, pp. 229–233, 284–286, 第 5 章 マクスウェルの方程式 §2 電磁場のエネルギーと運動量; 第 7 章 電磁波とその放射 §1 自由空間における電磁波.
  22. ^ 「科学は歴史をどう変えてきたか その力・証拠・情熱」p145-148 マイケル・モーズリー&ジョン・リンチ著 久芳清彦訳 東京書籍 2011年8月22日第1刷
  23. ^ 「科学は歴史をどう変えてきたか その力・証拠・情熱」p160-161 マイケル・モーズリー&ジョン・リンチ著 久芳清彦訳 東京書籍 2011年8月22日第1刷
  24. ^ 「科学は歴史をどう変えてきたか その力・証拠・情熱」p185 マイケル・モーズリー&ジョン・リンチ著 久芳清彦訳 東京書籍 2011年8月22日第1刷
  25. ^ https://www.fepc.or.jp/enterprise/jigyou/world/index.html 「世界のエネルギー消費と資源」電気事業連合会 2019年11月26日閲覧
  26. ^ a b 「エネルギー革命」『世界大百科事典』 3巻、平凡社、615頁。 
  27. ^ 八坂保能編著『電気エネルギー工学 新装版 発電から送配電まで』森北出版、2017年、5-6頁。 
  28. ^ 八坂保能編著『電気エネルギー工学 新装版 発電から送配電まで』森北出版、2017年、6頁。 
  29. ^ [1]
  30. ^ International Energy Agency (IEA). “Unit Converter” (英語). 2012年4月29日閲覧。




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