e-4WDとは?

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e-4WD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/08/01 12:13 UTC 版)

e-4WD(イーヨンダブリュディー)とは、日立が開発したモーターアシスト式四輪駆動システム。最初に搭載された車種は日産・マーチである。

動力源を2種類持つ点では紛れもなくハイブリッドであるが、現在世間一般で言われる、大容量の発電機二次電池を持つ、いわゆる「ハイブリッドカー」とは仕様や機能が異なる。

目次

概要

主な構成ユニットは三つ。

  • 後輪駆動ユニット:モータークラッチ減速ギヤからなる部分。
  • ジェネレーター:モーター駆動用の電源。
  • 4WDコントローラー:駆動を制御。

車体後部の後輪駆動ユニットのモーターで後輪を駆動するため、通常の4WD車で存在する車体下部のプロペラシャフトが不要になり、その分、室内のスペースを広くとることができ、また、先に述べたプロペラシャフト等の駆動部分がない分、引きずり抵抗がなく軽量化も可能なため、通常の4WD方式に比べ燃費が5%程度向上する。

ただし、リアアクスル付近にシステムが搭載されるため、トランクルームが狭くなる(例えばデミオでは、トランク下のスペースにモーターが入っているため、本来の収納場所を追われたスペアタイヤがトランクの一部を占領する)。

トヨタホンダハイブリッドカーと違い、整備のための電気技術者の資格も不要であり、その面でもユーザー側のメリットは大きい。

ハイブリッド動力方式の一種ではあるが、モーター駆動の時間はごく短く、条件も限られるため、本格的な悪路走破性を期待するものではないが、凍結路面や雪道での安定走行を可能にしている。 フルタイム4WDとは異なり、約30km/h以上になると自動的に2WDに切り替わる制御であり、主に発進から低速域までのトラクション不足を補う4WD機構である。

当初はグループ企業日産のみに供給されていたが、後にマツダにも供給された。

モーターは、出力の大きい日立製作所社製の全自動洗濯機用のものが流用されている。

搭載車種

日産

マツダ

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