countとは? わかりやすく解説

count

別表記:カウント

「count」とは、数を数える・計算する合計する~と見なす価値がある考慮する等を意味する英語表現である。

「count」とは・「count」の意味

「count」とは、人や物の個数を「数える」「合計する」「数に入れる」という意味のほか、「重要である」「価値がある」「(音楽の)拍子をとる」「(スポーツで)得点する」等の意味を持つ動詞である。「count」は、自動詞動作対象不要で、その動詞だけで意味を成す)、他動詞動作対象が必要で、単独では意味を成さない両方使い方が可能である。自動詞使用する場合、「数を数える」「重要である」「価値がある」「有効である」「(音楽の)拍子をとる」という意味になり、他動詞場合は、「数える」「合計する」「(~を数に入れる」「~を考慮する」「(~と)みなす」と訳される

マイクロソフト社が提供している表計算ソフトウェアMicrosoft excelマイクロソフト エクセル)」には関数という数式多数用意されており、そのひとつに「countif関数」がある。「countif関数」は、「count(数を数える)」と「if(もし~なら)」という意味のとおり、指定した範囲内で検索条件一致するセルマス目)の個数返す関数となっている。

「count」の複数形

「count」は、名詞としても使用されるその際の意味は、「数を数えること」「計算」「勘定」「論点」「総計」「(起訴状の)訴因」「(紡績糸太さを表す単位番手」などである。名詞「count」の複数形は、語尾に「s」を付けた形で「counts」となる。

「count」の発音・読み方

「count」の発音記号は「kaunt」で、カタカナ表記では「カウント」となる。表記通りカウント」と発音する

「count」の活用変化一覧

「count」の活用変化一覧は、以下のようになる

原形:count
三人称単数現在形counts
過去形counted
過去分詞形:counted
現在分詞形:counting

「count」の語源・由来

「count」の語源は、ラテン語の「computo(計算する)」とされるその後古期フランス語「conter(加算する)」→アングロノルマン語(かつてイングランド用いられ言語)の「conter(数える)」→中世英語の「counten(数える)」に派生した考えられている。

「count」を含む英熟語・英語表現

「count」を含む英熟語英語表現には、以下のようなものがある。

count downカウントダウンする、(ロケット発射時などに)秒読みする、(日数などを)指折り数えて待つ
count out」(物やお金を)1つずつ数えて渡す、(在庫品を)数え分ける、~を頭数からはずす、除外する
make ~ count」~を最大限利用する
down for the count」(ボクシングで)ノックアウトされて、気を失って疲れ切って、(機械が)故障して
keep count of ~」~を数え続ける、~の数を覚えている

「one count of」とは


one count of」とは、「of」以下にくる名詞を「数えること」や「(野球ボクシングなどの)カウント」等を意味する「one」代わりに同様の意味を持つ「a」使われることが多い。例文として、「Hold for a count of ten.10数えるまで動かないで。)」「He was down for a count of eight in the fifth round.(5回に倒されてカウントエイトまでいった。)」が挙げられる

「count on it」とは


動詞「count」を使用したイディオムcount on」は、「~を頼りにする」「~を当てにする」という意味を示す。「count on it」で、「任せておいて」と訳される

「count関数」とは

count関数」とは、前述の「countif関数」と同様「Microsoft excelマイクロソフト エクセル)」に搭載され関数である。「countif関数」が指定した範囲内条件一致するセル個数数えるのに対し、「count関数」は指定した範囲内数値入力されているセル個数数える。

「count」の使い方・例文

「count」の使い方例文には、以下のようなものがある。

She counted the petals of sunflower.
彼女はヒマワリ花びら数えた

Please count me in if you are going to lunch.
ランチに行くことになっているなら、私も数に入れておいて。

Experience doesn't count in this job.
この仕事では経験など重要でない

The painting counts as her masterpiece.
その絵は彼女の傑作みなされている。

He was charged on two counts.
彼は2件の訴因告発された。

カウント【count】

読み方:かうんと

[名](スル)

数をかぞえること。また、その数。「発売枚数を—する」

野球で、「ボールカウント」または「アウトカウント」の略。

プロボクシングで、選手ダウンしたとき、審判1から10までその秒数をかぞえること。

プロレスリングで、フォールされた選手両肩マットについたり、反則が行われたりしたときに、審判がその秒数をかぞえること。

放射線量単位の一。ガイガーミュラー計数管などによる計数。ふつう毎分計数(カウント数)で表し記号cpm用いる。


数え上げ

実査 1とは、人口総数明らかにすることを意図した作業のすべてを指す。それは、一般的に作成される一覧表 3の中での単なる数え上げ 2とは異なる。他方質問調査 4または調査 4一般に特定の項目(たとえば労働力に関する情報提供することを意図し限定され目的行われる作業をいう。実地調査 5は、その情報個人面接 6によって得られるものをいう郵送調査 7は、調査票(206-3)を郵便によって送付し記入され調査票返送するよう依頼する形で行われる遡及的調査 8は、過去の人学的事象焦点当てるものであり、また追跡調査 9は、前回調査の後に発生した人口学事象2回目以降調査継続して調査するのである。この形式調査を、面接調査員が数度にわたる訪問通じて被調査者に会う義務がある場合の用語である再訪問 10混同してはいけない。センサスにおいては情報面接 11か、あるいは自計自己記入) 12いずれかによって得ることができる。他計方式調査員記入方式) 11とも呼ばれる前者方式では、被調査者によってあるいは被調査者について提供される情報調査員調査票記入するに対して自計方式世帯記入方式) 12とも呼ばれる後者方式では、調査票被調査者(204-1)自身によって記入される自計は、郵送センサス 13形式をとることもある。


番手 COUNT

糸の太さを示す単位綿糸スフ糸、毛糸麻糸用いられる。番手には英国式と大陸式(フランス式)とがあっ て、日本では英国式により、綿糸スフ糸は1カセ(840ヤード)の重さ1ポンドのものを1番手といい、番手が多く なるほど細くなる麻糸330ヤードで1ポンド毛糸では550ヤードで1ポンドを1番手とそれぞれ呼んでいる。→DENIER

カウント[count]

拍を数えること。また、曲の頭でドラマーなどが出す合図のこと。例えば2小節分の長さなら2カウントダブルカウント)という。

Count

名前 カウント

伯爵

(count から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 14:08 UTC 版)

伯爵(はくしゃく、: comte: count, earl: Graf)は、近代日本で用いられた爵位(五爵)の第3位。侯爵の下位、子爵の上位に相当する。ヨーロッパ諸国の貴族の爵位の日本語訳にも使われる。


注釈

  1. ^ 嵯峨家三条西家中院家
  2. ^ 油小路家正親町家勧修寺家烏丸家甘露寺家滋野井家清水谷家清閑寺家園家中御門家中山家(中山家は結局伯爵を経ずに侯爵になっている)、庭田家橋本家葉室家日野家広橋家坊城家松木家万里小路家室町家柳原家鷲尾家
  3. ^ 飛鳥井家四条家冷泉家
  4. ^ 姉小路家山科家
  5. ^ ヒューの子孫は1237年に絶え、チェスター伯爵位も一時途絶えたが、1254年ヘンリー3世在位:1216年-1272年)が皇太子エドワード(エドワード1世)に与えて以降、現在に至るまでイングランド・イギリス皇太子に継承される称号となっている[52]。最古参の爵位としてチェスター伯爵位は別格であり、同じくイギリス皇太子の称号であるコーンウォール公爵位よりも上位に書かれる[53]

出典

  1. ^ 小田部雄次 2006, p. 13.
  2. ^ 小田部雄次 2006, p. 21.
  3. ^ 浅見雅男 1994, p. 71-76.
  4. ^ 小田部雄次 2006, p. 26.
  5. ^ 小田部雄次 2006, p. 30.
  6. ^ 居相正広 1925, p. 45.
  7. ^ 百瀬孝 1990, p. 242.
  8. ^ 小田部雄次 2006, p. 56.
  9. ^ 小田部雄次 2006, p. 49.
  10. ^ 小田部雄次 2006, p. 156-157.
  11. ^ 小田部雄次 2006, p. 158.
  12. ^ 百瀬孝 1990, p. 243-244.
  13. ^ 百瀬孝 1990, p. 243.
  14. ^ 百瀬孝 1990, p. 37.
  15. ^ 百瀬孝, 1990 & p37-38.
  16. ^ 百瀬孝, 1990 & p37/38/243.
  17. ^ 小田部雄次 2006, p. 195-196.
  18. ^ 小田部雄次 2006, p. 45.
  19. ^ 浅見雅男 1994, p. 116.
  20. ^ 百瀬孝 1990, p. 38.
  21. ^ 小田部雄次 2006, p. 184/191-195.
  22. ^ 小田部雄次 2006, p. 196-198.
  23. ^ 浅見雅男 1994, pp. 117–118.
  24. ^ 浅見雅男 1994, p. 118-119.
  25. ^ 浅見雅男 1994, p. 118.
  26. ^ 浅見雅男 1994, pp. 121.
  27. ^ 浅見雅男 1994, p. 119.
  28. ^ a b 浅見雅男 1994, p. 120.
  29. ^ 浅見雅男 1994, p. 87-88/111.
  30. ^ 浅見雅男 1994, p. 87-88.
  31. ^ 浅見雅男 1994, p. 125-129.
  32. ^ 浅見雅男 1994, p. 131-132.
  33. ^ 浅見雅男 1994, p. 113-114.
  34. ^ a b 百瀬孝 1990, p. 244.
  35. ^ a b 小田部雄次 2006, p. 162.
  36. ^ 小田部雄次 2006, p. 163/166.
  37. ^ a b 小田部雄次 2006, p. 173.
  38. ^ 小田部雄次 2006, p. 172.
  39. ^ 石黒ひさ子 2006, p. 2-3.
  40. ^ a b 石黒ひさ子 2006, p. 3.
  41. ^ 石黒ひさ子 2006, p. 5.
  42. ^ 石黒ひさ子 2006, p. 4.
  43. ^ 石黒ひさ子 2006, p. 6.
  44. ^ a b 袴田郁一 2014, p. 86-87.
  45. ^ 袴田郁一 2014, p. 95.
  46. ^ 今堀誠二, p. 422-423.
  47. ^ 袴田郁一 2014, p. 125.
  48. ^ 袴田郁一 2014, p. 100.
  49. ^ a b c [https://www.larousse.fr/dictionnaires/francais/comte/17838 Larousse, comte.
  50. ^ 森(1987) p.2
  51. ^ 小林(1991) p.16-17
  52. ^ 森(1987) p.3
  53. ^ 森(1987) p.4
  54. ^ 森(1987) p.2
  55. ^ 小林(1991) p.17
  56. ^ a b 近藤(1970)上巻 p.161
  57. ^ マリオット(1914) p.174-175
  58. ^ a b 近藤(1970)上巻 p.164
  59. ^ 森(1987) p.15
  60. ^ 前田英昭 1976, p. 46-58.
  61. ^ 田中嘉彦 2009, p. 279/290.


「伯爵」の続きの解説一覧

Count

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:07 UTC 版)

爵位」の記事における「Count」の解説

ローマ帝国Comes廷臣階級のひとつであった文官Comes武官Comesがあり、Dux部下として指名した

※この「Count」の解説は、「爵位」の解説の一部です。
「Count」を含む「爵位」の記事については、「爵位」の概要を参照ください。

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