bsh

PDQ®がん用語辞書

bsh

【仮名】bsh
【原文】BSH

ボロカプテイト。ホウ素中性子捕捉療法と呼ばれる放射線療法の一種に用いられる物質。bshには、静脈内に注射されると腫瘍細胞の中に集積する性質がある。これを腫瘍内に集積させた後に、中性子（原子を構成する粒子のひとつ）を用いた放射線治療を行う。すると中性子がbshに含まれるホウ素と反応することで放射性粒子が発生するため、正常な細胞には害を及ぼすことなく腫瘍細胞を死滅させることが可能となる。「sodium borocaptate（ボロカプテイト）」とも呼ばれる。

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BSH

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/06/30 07:44 UTC 版)

BSH, bsh ,BSh

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BSH(Borocaptate sodium)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/31 06:42 UTC 版)

「中性子捕捉療法」の記事における「BSH(Borocaptate sodium)」の解説

ホウ素原子をカゴ型に配列した化合物で、血液脳関門の壊れた腫瘍組織に浸透し、正常脳細胞には浸透しない。