屈曲疲労性

大車林

屈曲疲労性

英語 bending fatigue ability

繰り返し、曲げたり伸ばしたりしたときの亀裂や破断のしにくさをいう。例えば短冊状の薄い鉄板を何度も曲げたり伸ばしたりすると表面に微視的な亀裂が発生し、その亀裂が広がってついには破断する。これを疲労破壊と呼ぶ。屈曲疲労性は材料の性質や表面の状態などにより異なり、一般にアルミニウムよりも鉄のほうが疲労性が大きい。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。