Witchとは?

Witch

名前 ビッチ

Witch

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/09 14:41 UTC 版)

Witch
ジャンル アダルトゲーム
企業名 有限会社アルテミス
関連ブランド Katze
審査 ソフ倫
デビュー作 Alive
1999年12月3日
最終作 Milkyway3
2005年4月28日
テンプレートを表示

Witch(ウィッチ)は、埼玉県さいたま市南区に事業所を置いていた有限会社アルテミスが展開していたアダルトゲームのブランドである。1999年に第1作『Alive』を発売、その後も『Milkyway』シリーズなどで知られ中堅ブランドと目されていたが、2005年に活動を停止した。

姉妹ブランドにボーイズラブゲームブランドである「Katze」があった。

作品一覧

リニューアルパッケージも含む。

主なスタッフ

シナリオ
  • 悠月魅夜
  • ぺーすけ:同人ソフトサークル「猫屋敷開発室」の新作を制作中。
原画
音楽
主題歌

関連項目


ウィッチ -W.I.T.C.H.-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/15 06:27 UTC 版)

(Witch から転送)

ウィッチ -W.I.T.C.H.-』(ウィッチ)は、同名のイタリアコミックを原作とするテレビアニメアメリカ合衆国フランスの共同製作。2004年から2006年にかけて放送された。全2シーズン、52話。アニメーション制作会社はフランスの「シップ・アニメーション」。

概要

コミックシリーズの原作はイタリアの漫画家エリザベッタ・グノーネであり、後に7人の作家によって製作されている。また、アメコミテイストと日本の漫画のテイストをミックスさせており、ディズニーが出版。2001年4月から2012年10月までに既刊139巻が連載終了した。2004年にフランスのアニメ製作会社でアニメ化されている。日本では2006年から2007年8月までトゥーン・ディズニーJETIXで放送された。

コミックシリーズ発売時にさまざまなメディアミックス展開が行われ、アニメ、ゲームの他、漫画や小説なども発表された。

日本でも飯田晴子によって漫画化された。全2巻。

作品スタッフ
  • 原作 - エリザベッタ・グノーネ
  • シナリオ - エリザベッタ・グノーネ、フランチェスコ・アカデーバニー、ブルーノ・エンナ、テレサ・ラディチェ、パオラ・ムラーヅ、アレッサンドロ・フェラーリ、アウグスト・マチェート
  • 作画 - アレッサンドロ・バルブッチ、ドナルド・ソフリッティetc(26人作家[1]
  • キャラクターデザイン - エリザベッタ・グノーネ、アレッサンドロ・バルブッチ、バルバラ・カネパ
  • コミックス版小説化 - エリザベス・レンハード、アリス・アルフォンシ
  • オリジナル小説化 - リーネ・コーバベル
  • 漫画化 - 飯田晴子

あらすじ

ヘザーフィールドに引っ越してきた少女ウィルは、すぐにイルマ、タラネー、コーネリア、ヘイ・リンと仲良くなる。同じくして、ウィル達5人は不思議な力に目覚めてゆく。そんな時ヘイ・リンの祖母ヤン・リンから告げられたのは、ウィル達が無限の世界・カンドラカールに選ばれた宇宙を悪から守る聖戦の騎士・ガーディアンであること、邪悪な異次元の国メリディアンと他の世界とを遮る「ベール」を守るために戦わなくてはいけないということで・・・

登場人物

ガーディアン W.I.T.C.H.

ウィル・ヴァンドム(Will Vandom)
- ケリー・ステイブルズ/吹き替え - 桑島法子
ガーディアンのリーダー。赤毛のボブヘアに茶色の瞳の少女。「カンドラカールの心」と電気で動くものに命を与えられる「クィンテッセンス」の力の持ち主。両親の離婚を機に私立中学・シェフィールド学院へ転校している。少しおてんばで男勝りだが、周りの感情に敏感だったり繊細な一面も。カエルが大好きで、部屋の中はカエルグッズで埋め尽くされている。頭の回転が速い。科学の才能に優れ、水泳が大の得意。変身後に四大元素のエネルギーを変換した電撃を敵に放つ。
イメージカラーはピンク色であり、シンボルマークはピンクの電流。
プロフィール
  • 年齡:14歳
  • 誕生日:1月19日
  • 星座:やぎ座
  • 身長:156cm
  • 好きな学科:生物、自然
イルマ・レアー(Irma Lair)
声 - キャンディ・ミロ/吹き替え - 相田さやか
「水」の力の持ち主。ライトブラウンのセミロングに青い瞳の少女。好奇心が強く、誰彼構わずジョークを飛ばすムードメーカー的存在。食いしん坊で少しぽっちゃりしている。楽天的なものの言い方が相手を苛立たせてしまうこともしばしば(特にコーネリア)。不真面目なイメージが強いが、優しい女の子。ペットはカメのリーフィ。海とお風呂をこよなく愛する。未来を見通す予知能力を持っている。変身後に水を自在に操り、敵を埋没させる。
イメージカラーは水色であり、シンボルマークは青い波。
プロフィール
  • 年齡:13歳
  • 誕生日:3月13日
  • 星座:うお座
  • 身長:156cm
  • 好きな学科:なしち
タラネー・クック(Taranee Cook)
声 - カーリー・トロイ/吹き替え - 竹内順子
「炎」の力の持ち主。丸い眼鏡がトレードマークの黒人の少女。シャイな性格で、真面目な優等生タイプ。頭が良く、得意分野は数学。チョウなどを除いた虫が苦手。普段は低いサイドポニーだが、変身すると左右に三束ずつ結んだ髪型になる。一旦キレると魔法の力を撃だしてくる。友達の間で思想と心霊の通話という特異能力を持っている。変身後に拳から灼熱の炎の球を撃ち出し、敵を撃退する。
イメージカラーは赤橙色であり、シンボルマークは赤い三角形。
プロフィール
  • 年齡:13歳
  • 誕生日:3月23日
  • 星座:おひつじ座
  • 好きな学科:数学
コーネリア・ヘイル(Cornelia Hale)
声 - クリステル・カリル/吹き替え - 泉久実子
「大地」の力の持ち主。学院の女王のような存在で、長い金髪に青い瞳を持つ長身の美少女。ケイレブと付き合っている。ナポレオンという名前の猫を飼っており、多数のメダルを獲得しているフィギュアスケート選手でもある。コミックでは物静かでクールな性格。自分ではなくウィルがリーダーになったことに納得がいかないでいた。アニメ版では子供っぽく、見かけを非常に気にかけたりしている側面が強い。皮膚の傷を癒していた力と枯れた花を蘇らせた特異能力を持っている。変身後に大地を裂く力、樹木や岩石を敵に攻撃など応用性が高い能力を発揮できる。
イメージカラーは黄緑であり、シンボルマークは地球を象徴する中心の点が入った緑色の円である。
プロフィール
  • 年齡:14歳
  • 誕生日:5月10日
  • 星座:おうし座
  • 好きな学科:歴史
ヘイ・リン(Hay Lin)
声 - リーザ・デル・ムンド/吹き替え - 松久保いほ
「風(小説版では空気)」の力の持ち主。紺色のツインテールの中国人少女。中華料理店を営む祖母や両親と暮らしている。いたってマイペースで独創的、自信家な性格。いつも元気に満ち溢れている。原作コミックではゴーグルがトレードマーク。イルマと同じくらいユーモアセンスがあり、絵の才能がある。大事なことがあると手や腕にペンでメモしている。風の声を聞き、他人の記憶を読み取る特異能力を持っている。変身後に旋風を巻き起こし攻撃と口から吹き出る凍気など技を発揮できる。特にイルマとタラネーとの合体技で巧みに用いられる。彼女のみ露出度が高いコスチュームを着用している。
日本でノベライズされた小説では名前がアイ・リンに変更されている。
イメージカラーはロイヤルブルー→灰色で、シンボルマークは銀色の渦巻。
プロフィール
  • 年齡:13歳
  • 誕生日:6月4日
  • 星座:ふたご座
  • 好きな学科:美術
オルベ(Orube)
原作コミックのみ登場するキャラクター。バジリアードの国の女戦士。紺色のショートヘアの女性。オラクルの命令を受けて、タラネーの代わりとして一時的にガーディアンに加わった。地球では「レベッカ・ルドルフ」を名乗る。後に敵・セドリックと恋に落ちてしまう。セドリックが亡くなった後、バジリアードの国へ帰っていった。
ガーディアン・リュバの見習いで、勇敢で熟練した戦士。師匠はルヴァ。ガーディアンとは異なり自然の力を借りるのではなく、魔法でエネルギー波を打ち出して攻撃する。

ガーディアンを支える人々

ヤン・リン
声 - ローレン・トム/吹き替え - 安達忍
ヘイ・リンの祖母。後述のC.H.Y.K.N.(先代のガーディアン)を参照。
マット(Matthew Olsen)
声 - ジェイソン・マースデン/吹き替え - 板倉光隆
ウィル達のクラスメイトで、ウィルとは祖父の営むペットショップで一緒にアルバイトをしている。「コバルトブルー」というバンドを率いている。セドリックとウィルが戦っているのを目撃したことからガーディアンの存在を知る事になる。ウィルとは相思相愛。
マーティン(Martin Tubbs)
声 - スティーヴン・ブルーム/吹き替え - 後藤敦
ウィル達のクラスメイトで眼鏡をかけた少年。真面目で誠実な性格。イルマに惹かれているが、友人としか見てもらえていない。
ペーター(Peter Lancelot Cook)
タラネーの兄。原作第二期でコーネリアが想いを寄せている相手。スポーツ万能でバスケットボールが得意。
ナイジェル(Nigel Ashcroft)
物静かな少年。不良グループのメンバーだったが、タラネーと出会ってから足を洗った。母親とタラネーの前では純粋な一面を見せる。
エリック(Eric Lyndon)
ヤン・リンが想いを寄せる相手。
リリアン(Lilian Hale)
コーネリアの妹。実はエリオンと同じように地球の心と呼ばれる存在だが、まだ小さいのでうまく力をコントロールできない。

カンドラカール

オラクル(Oracle)
無限の世界・カンドラカールの評議会のリーダーで天の代理人。慈悲に満ち溢れ、宇宙の全てを見渡し保護する全能の力と全てを知る知識を併せ持つ。ガーディアンに魔法の力を授けた。元はバジリアードの住人で、ヒメリッシュという名前だった。
タイボー(Tibor)
オラクルの片腕で、オラクルに心酔している。評議会のメンバー。何世紀もの間オラクルに仕えており、よくルヴァと議論を交わしている。
ルヴァ(Luba)
カンドラカールのティボールの守護者でオーラメレスの初代守護者。評議会のメンバー。半猫半人の老女。未熟な地球の少女達をガーディアンに選ぶオラクルの決定に反対している。

反乱軍

ケイレブ(Caleb)
声 - グレッグ・サイプス/吹き替え - 加藤将之
フォボスの強引なやり方に反対し、反乱軍を率いてレジスタンス活動を続ける若きリーダー。フォボスの差し向けた追っ手に襲われていたところをガーディアンに助け出され、地球に逃れる。コーネリアとは相思相愛。コミックでは読者投票の結果、エリオンを好きになってしまいコーネリアと話し合いの末別れることになる。アニメ版では実はネリッサの息子であることが判明。
アルダーン(Aldarn)
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー/吹き替え - 飯島肇
反乱軍の幹部。
ドレイク(Drake)
声 - マイケル・ベル/吹き替え - 飯島肇
反乱軍の1人。ケイレブの友人。

メリディアン

フォボス(Prince Phobos)
声 - ミッチェル・ホイットフィールド/吹き替え - 板倉光隆
異世界メリディアンの王。エリオンの兄。慇懃無礼な人物で、強引なやり方でメリディアンを支配する暴君。強い魔力を持っている。メリディアンだけでなく地球やカンドラカールをも手中に収めるべく、「ベール」の破壊を企む。プラチナブロンドの長髪に青い瞳の美青年であり、セドリックとともにいわゆる美形悪役。若いように見えるが、実は長い年月を生きている。
セドリック(Lord Cedric)
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー/吹き替え - 小野大輔
フォボスの腹心。普段は人間の青年の姿をしているが、戦闘時には下半身が蛇の様な巨大な怪物に変身する。地球ではセドリック・ホフマンを名乗り、本屋を営みながら行方不明の王女エリオンを探していた。エリオンの初恋の相手。コミックではオルベと恋に落ち、彼女を庇って命を落としてしまう。
ブルンク(Blunk)
声 - ダラン・ノリス/吹き替え - 星野充昭
小柄なトロール。ベールの裂け目の匂いを嗅ぎ分けることができる。ケレイブとセドリックの戦いに巻き込まれ地球に来てガーディアンの手伝いをする。主食はネズミで、ゴミをあさって生計を立てていた。ケイレブと一緒にいることが多い。少し間抜けでお調子者。コミックリリーフの一人で、マスコット的存在で初めて見たウィルにカエルと思われた。地球のいろいろな物を宝物として時折、メリディアンに持ち帰っている。
タイナー
声 - ダラン・ノリス
トロール。フォボスに仕える衛兵だったが沼地の戦いで怪我をしガーディアンに連れられベールの外の地球で治療してもらいその事に感謝し自分の体験を話し賛同してくれる他の衛兵と共に反乱軍の総攻撃の際に裏切りガーディアン側につき共に戦った。ファボスの倒れた後は正式な王位継承者のエリオンに仕えた。
エリオン・ポートレート(Elyon Brown)
声 - セレーナ・バーマン/吹き替え - 小林麻由子
メリディアンの姫で、フォボスの妹。プラチナブロンドの髪に青い瞳の少女。両親が失踪後、フォボスから遠ざけるためにメリディアンの家臣(地球ではポートレート夫妻)によって地球で普通の女の子として育てられた。メリディアンの心と呼ばれる存在で、その魔力はフォボスを上回る。コーネリアの幼馴染でもあり親友。フォボスにそそのかされてガーディアンと敵対するが、フォボスに利用されていたことを知ってガーディアンを助ける。フォボスが倒れた後はメリディアンの女王になった。
プロフィール
  • 年齡:14歳
  • 誕生日:10月31日
  • 星座:さそり座
  • 好きな学科:美術
ジーク(Jeek)
声 - ポール・エイディング/吹き替え - 星野充昭
サンドピット
怪奇の砂魔神。

C.H.Y.K.N.(先代のガーディアン)

キャシディ(Cassidy)
声 - スーザン・チェスラー
先代「水」のガーディアン。ネリッサがカンドラカールの心の持ち主に相応しくないと判断したオラクルにカンドラカールの心を託されるが、怒り狂ったネリッサに殺されてしまう。赤毛のショートヘアにそばかすが特徴的。生き物が好きで、母親思いの優しい性格だった。
ハリノア(Halinor)
声 - ベティ・ジーン・ワード
先代「炎」のガーディアン。既に他界している。キャシディがネリッサに殺されたことでオラクルの力に疑問を抱いたため、カンドラカールから追放されてしまった。金髪で派手な容貌の女性。生前のキャシディの親友。亡くなるまでカドマと親交があった。
ヤン・リン(Yan Lin)
声 - ローレン・トム/吹き替え - 安達忍
ヘイ・リンの祖母。先代「風」のガーディアン。ネリッサの裏切り、カドマとハリノアの追放後はヤン・リンひとりが残り、カンドラカールの心を守り続けた。ウィルにカンドラカールの心を託し、ヘイ・リンに自分の役目を引き継ぐ。ガーディアン達のよき助言者。若い頃の姿はベリーショートで釣り目がち。
カドマ(Kadma)
声 - CCH・パウンダー
先代「大地」のガーディアン。キャシディがネリッサに殺されたことでオラクルの力に疑問を抱いたため、カンドラカールから追放されてしまった。長いポニーテールの気位の高い女性。
ネリッサ(Nerissa Diamond)
声 - ケイス・スシー/吹き替え - 華村りこ
シーズン2から登場。強い魔力を持ち、かつてのフォボスの部下達をそそのかして「復讐の騎士団」を結成させた魔女。その正体は先代のガーディアン・C.H.Y.K.N.のリーダー。カンドラカールの心と「命を司る力」の持ち主だったが、カンドラカールの心の持つ強大な力に心を奪われて牢に幽閉されていた。カンドラカールの心の力に匹敵するメリディアンの心の力を奪い、ガーディアンとカンドラカールへの復讐を企む。

復讐の騎士団

シーズン2前半の敵。ネリッサにそそのかされたフォボスの部下たちが結成した集団。フォボスを倒したガーディアン、反乱軍などへの復讐を目論む。

レイサー(Raythor)
声 - スティーヴン・ブルーム/吹き替え - 飯島肇
ミランダ(Miranda)
声 - グレイ・デライル
蜘蛛女。普段は黒いボブヘアにそばかすが特徴的な幼い少女の姿をしているが、性格は陰湿。毛むくじゃらな巨大な蜘蛛に変身する。
フロスト(Frost)
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
クリムゾン(Crimson)
声 - マイケル・ベル(日本語・英語共に)
トラッカー(The Tracker)
声 - ジェフ・ベネット
ガーゴイル(Gargoyle)
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー(日本語・英語共に)

破滅の騎士団

シーズン2後半の敵。

コール(Khor, the Destroyer)
「怒り」を力の源にする。筋肉の塊のような巨大な男。実はマットが飼っているヤマネのハグルスがネリッサに魔法をかけられた姿。
シェイゴン(Shagon, the Hate)
「憎しみ」を力の源にする。金の仮面を着けた黒い翼の大男で、堕天使を思わせる容貌をしている。目から強烈なビームを放つ。アニメ版ではネリッサにマットが変身させられ、別人格を植えつけられた姿。
トライダート(Tridart, the Despair)
声 - ジム・カミングス
「恐れ」や「絶望」を力の源にする。氷の攻撃を得意とする。氷山から割れ落ちた氷塊から作られた。
エンバー(Ember, the Pain)
声 - クリー・サマー
「痛み」や「苦悩」を力の源にする。破滅の騎士団の紅一点。炎の攻撃を得意とする。火山から流れ出したマグマから作られた。

作中用語

ガーディアン
宇宙の和諧を悪から守る5人の少女の「聖戦の騎士」。変身の掛け声は「ガーディアン・ユナイト!」(英語版)「パワー! 目覚めよ!」(日本語版)。なお、5人が全員揃わないと変身ができない。自然の力を操り、妖精のような羽で空を飛ぶことができる(コミック版で飛行能力はない)。変身すると16〜18歳くらいの姿に成長し、紫色と緑青色を基調としたコスチュームを身に纏う。変身しなくても魔法は使えるが、ガーディアンの姿になると魔法の力も大幅に強化される。グループ名はメンバーの頭文字を合わせたもので、ウィル達は「W.i.t.c.h.(魔女)」を名乗っている。
カンドラカール
宇宙の中心に存在する無限の世界で、時間や空間の概念が存在しない。寺院には賢者が集い、評議会が開かれている。
カンドラカールの心(カンドラカールのハート)
四大元素の魔法と魂の核心。ガーディアンが変身するためのアイテム。小さな水晶球のペンダントで、ガーディアンのリーダーが所有する。数多くの能力を持っており、その力は計り知れない。
メリディアンの心(メリディアンのハート)
メリディアンの核心。メリディアンの王女エリオンのこと。カンドラカールの心に匹敵する魔力を持つ。アニメ版のみに登場する設定。
地球の心(地球のハート)
地球の核心。コーネリアの妹リリアンのこと。地球のメリディアンの心に相当する。アニメ版のみに登場する設定。
メリディアンの光
メリディアンの救世主とされ、メリディアンの光は強大な魔力を持ち、正統後継者とされる。メリディアン王家の女性に限定されている。原作コミックのみに登場する設定。
ベール
正邪の世界を分ける障壁。ガーディアンたちに守られている。
メリディアン
オレンジ色の惑星で、メタムーアやメタワールドとも呼ばれる。強力な魔力を持つ女王に統治されている。長い間フォボスに支配されていたため、ベールによって他の宇宙から隔絶されていた。
反乱軍
フォボスと戦うメリディアンのレジスタンス集団。
ポータル
悪の世界と人間の世界を繋ぐ十二の扉。
フォボスの紋章
異世界メリディアンのポータルを開く鍵となっている宝石。幼いエリオンを守るために二人の家臣と乳母によって持ち出された。後にカンドラカールの心に吸収される。
光の王冠
メリディアンの光のために作られた王冠。身に着けると魔力が十倍もの量に増大する。
バジリアード
オラクルやオルベの故郷。バジリアード人の全てが卓越した戦士。バジリアードの子供達は親元から離され、太陽の庭というアカデミーに入って戦闘訓練を受ける。

スタッフ

  • 音声演出:ジニー・マクスウェイン
  • 制作:シップ・アニメーションJetix
  • 脚本:ケーリー・ベイツ、アンドルー・ロビンソン 他
  • 絵コンテ:ローラン・タリアン、セルジュ・タンギー 他
  • 音楽:アラン・ガルシア、ノアム・カニエル
  • 日本語版演出:鈴木彩子
  • 翻訳:いずみつかさ
  • 日本語版製作:スタジオ・エコー

エピソードリスト

以下は日本での放送順である。

シーズン1

  1. 始まり (It Begins)
  2. 再び (It Resumes)
  3. カギ (The Key)
  4. ウィルの誕生日 (Happy Birthday, Will)
  5. 見えざる敵 (A Service to the Community)
  6. 迷宮 (The Labyrinth)
  7. 雪山の戦い (Divide and Conquer)
  8. 待ち伏せ (Ambush At Torus Filney)
  9. トラッカーの逆襲 (Return of the Tracker)
  10. 絵の中へ (Framed)
  11. スリーブの星 (The Stone of Threbe)
  12. プリンセスの正体 (The Princess Revealed)
  13. スクープを狙え (Stop the Presses)
  14. 参観日 (Parent's Night)
  15. 大地の中から (The Mudslugs)
  16. ヒプノスのホルン (Walk This Way)
  17. エリオンのまぼろし (Ghosts of Elyon)
  18. フォボスの偽り (The Mogriffs)
  19. 水中鉱山 (The Underwater Mines)
  20. フォボスの紋章 (The Seal of Phobos)
  21. 地下牢からの脱出 (Escape From Cavigor)
  22. 試される時 (Caleb's Challenge)
  23. メリディアン平原の戦い (The Battle of Meridian Plains)
  24. 反乱軍を救え (The Rebel Rescue)
  25. 盗まれた心 (The Stolen Heart)
  26. 最後の戦い (The Final Battle)

シーズン2

  1. A is for Anonymous
  2. B is for Betrayal
  3. C is for Changes
  4. D is for Dangerous
  5. E is for Enemy
  6. F is for Facades
  7. G is for Garbage
  8. H is for Hunted
  9. I is for Illusion
  10. J is for Jewel
  11. K is for Knowledge
  12. L is for Loser
  13. M is for Mercy
  14. N is for Narcissist
  15. O is for Obedience
  16. P is for Protectors
  17. Q is for Quarry
  18. R is for Relentless
  19. S is for Self
  20. T is for Trauma
  21. U is for Undivided
  22. V is for Victory
  23. W is for Witch
  24. X is for Xanadu
  25. Y is for Yield
  26. Z is for Zenith

書籍一覧

漫画版

角川書店から刊行された(あすかコミックス)。作者は飯田晴子

小説版

講談社から刊行された(ドリーム&マジック文庫)。著者はエリザベス・レンハード、イラスト画家は久堂仁希、翻訳者は岡田好恵。

  1. 選ばれた少女たち (2008年6月13日発売) ISBN 4-06-282902-9
  2. 消えた友だち (2008年12月19日発売) ISBN 4-06-282950-9
  3. 悪の都メリディアン (2009年7月18日発売) ISBN 4-06-282951-7

2011年より、新装版が刊行されている。イラスト画家は千秋ユウが担当する。全6巻。

  • ディズニー・ウィッチシリーズ1 選ばれた少女たち (2011年9月13日発売) ISBN 978-4-06-217137-3
  • ディズニー・ウィッチシリーズ2 消えた友だち (2011年10月27日発売) ISBN 978-4-06-217346-9
  • ディズニー・ウィッチシリーズ3 悪の都メリディアン (2011年11月28日発売) ISBN 978-4-06-217347-6
  • ディズニー・ウィッチシリーズ4 再びメリディアンへ (2012年1月27日発売) ISBN 978-4-06-217394-0
  • ディズニー・ウィッチシリーズ5 危険な時空旅行 (2012年3月27日発売) ISBN 978-4-06-217469-5
  • ディズニー・ウィッチシリーズ6 奇跡を起こす少女 (2012年5月28日発売) ISBN 978-4-06-217470-1

外部リンク


魔女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/05 04:32 UTC 版)

(Witch から転送)

魔女(まじょ、: witch: sorcière: Hexe)は、古いヨーロッパ俗信で、超自然的な力で人畜に害を及ぼすとされた人間、または妖術を行使する者のこと[1]

現代の人類学では非ヨーロッパ諸国の呪術シャーマニズムの概念を適用することがあるが、ヨーロッパの魔女や魔法にもシャーマニズムに通じる面があることが指摘されている[2]旧石器時代の洞窟壁画には呪術師ないし広義の「シャーマン」と解釈される人の姿が描かれており[3]、呪術は有史以前に遡る人間とともに古い営みであると考えられている。現存する史料からうかがわれる魔女狩りの時代の魔女観では、魔女は、多くの場合女性で、時には男性であったとされている[4]。近代ヨーロッパ言語には「男性の魔法使い」を指す言葉(: sorcier: Hexer, Hexenmeister)も存在するが、日本語では「魔男」という言い方は普及しておらず、男性形の sorcier に「魔法使い」という訳語を当てる場合がある[5]

『サバトに赴く魔女たち』(ルイス・リカルド・ファレロ、1878年)
ウルリヒ・モリトール『魔女と女予言者について』(1489年)の挿絵
『愛の魔法』(作者不明、15世紀フランドル絵画)

概説

冒頭で魔女の一般的な定義を与えたが、すべてに当てはまる最大公約数的定義を示すのは困難である。ヨーロッパの歴史における魔女は複雑な背景を持つ重層的な概念となっており、多面的な魔女像が存在する。古代や中世前期での原型的魔女ないし魔法使いから、中世末以降に魔女論者たちが定式化し識字層に広まった類型的魔女像、近世・近代の民間伝承やメルヒェンの中の魔女像、19世紀以降に考えられたロマンチックな魔女像や、20世紀以降の新異教主義の魔女に至るまでの、さまざまなものが魔女という言葉で括られている。

魔女の概念をなす要素のひとつに、ラテン語で「マレフィキウム」(悪行)と呼ばれた加害魔法の概念があるとされる[6]。呪術的な手段によって他者を害することは、古代ローマ時代から刑罰の対象であった。中世ヨーロッパでもこのマレフィキウムに対する考え方は存続した。

しかし中世晩期の15世紀になると、それまでの単なる悪い呪術師とは別様の、「悪魔と契約を結んで得た力をもって災いをなす存在」という概念が生まれた。魔女とは悪魔に従属する人間であり、悪霊(デーモン)との契約および性的交わりによって、超自然的な魔力や人を害する軟膏を授かった者とされた[7]魔女裁判が盛んに行われた16世紀から17世紀の近世ヨーロッパ社会において識字層を中心に広まっていた魔女観はこのようなものであった。

欧米では20世紀後半以降、魔女と自己規定する人が増えている。その多くは、20世紀半ばにジェラルド・ガードナーが始めた魔女の宗教運動であるウイッカや、これに類する新異教主義ウイッチクラフトの信奉者である。ウイッカを信奉する者はウイッチ (witch) という言葉のもつ悪いイメージを嫌い、ウイッカンと呼ばれる。ウイッカやこれに類する新異教主義のウイッチクラフト諸派は日本で魔女宗とも魔女術とも呼ばれている。

魔女狩り

15世紀から17世紀にかけてのヨーロッパ諸国において、多くの人々が魔女の嫌疑をかけられ、世俗の裁判や宗教裁判によって処断された。当時魔女は悪魔と交わり特別な力を授けられ、悪天候をもたらしたり、人間や家畜に害をなすと信じられていた。特に女性と限られてはおらず男性の魔女もおり、どちらも英語では同じ witch という語で表わされた。魔女は聖俗の裁判官や教会学者によって捏造されたものであるとする説が19世紀に登場した。しかし魔女とされた人々の一部は何らかの異教的または異端的[補註 1]な豊穣儀礼を実践していたという説もある。

15世紀に書かれた魔女を糾弾する書物の中でも、ドイツの異端審問官によって著された『魔女の槌』(1486/7年)は魔女狩りの手引きとして特に有名である。同書は15世紀の印刷革命に乗じてヨーロッパ諸国で広く読まれ、ドイツにおける魔女裁判の本格化に寄与したとも言われている[8]。もっとも、魔女狩りが本格化したのは同書の出版の1世紀後のことであるから、同書と魔女狩りの激化との関係は明白ではない。魔女狩りの盛期であった16世紀から17世紀には、フランスの法律家ジャン・ボダンの『魔女の悪魔憑依』(1580年)をはじめとして魔女妄想を煽る悪魔学書が多数出版された。一方、ドイツの医師ヨーハン・ヴァイヤーは『悪魔の眩惑』(1563年)を著して魔女裁判に異議を唱え、イギリスのレジナルド・スコットは『妖術の暴露』(1584年)を書き、魔女の妖術とされているものに対して懐疑的な見解を示した。

実際に魔女と名指しされた人たちがどのような人々であったかについては、地域や個々の魔女裁判によって異なるため一般化するのは難しい。告発された人は女性とは限らなかった。裁判記録に基づく統計によれば、西欧ではおおむね女性が多い傾向にあったが、北欧では男性の方が多い地域もあった。多くの地域で犠牲者は貧しい下層階級の人々が多く、高齢の女性が多い傾向にあった。時には比較的身分の高い人や少年少女が魔女とされることもあり、さまざまな種類の人々が魔女として告発された。集団的な妄想の犠牲者やマイノリティ、同性愛者や姦通者、隣人の恨みを買った人たち、悪魔憑きなどがいた。「賢い女性たち」といわれる民間療法の担い手・正規の医者ではないが医者の代行を務めた、今で言う助産師のような人たちが多かったとの説があるが、学術的には受け入れられていない。悪魔学者たちは産婆を魔女として糾弾したが、実際には裁判記録にみられる産婆の数はけっして多くはない。また民間の治療師や占い師である白魔女も、少なくともイングランドの裁判記録を見る限り、ことさらに告発の対象になったわけではないようである[9]

旧約聖書』には呪術口寄せを断罪する記述がいくつかあるが、魔女狩りの時代にはそれらは当時の魔女のイメージに合うように解釈された。たとえば「出エジプト記」の中で、律法を述べた22章第17節[補註 2]には、「女呪術師を生かしておいてはならない」ということが記されている。この女呪術師のヘブライ語はメハシェファ(mekhashshepheh)で、呪術を使う女と解されている[10]。この箇所が『欽定訳聖書』(1611年)では「魔女(witch)を生かしおくべからず」と翻訳され、魔女迫害の正当化の根拠として引き合いに出された。

魔女狩りの対象者の性別

「記録として残された魔女裁判」の統計調査結果からすると、地域や年代によって差はあるが、被告が女性である事例が多い地域が目立ち、全体としてみればおよそ8割が女性であった[11]。一部の地域ではほぼ完全な裁判記録が残っているが、記録が現存していない事例や不完全な記録も多いため、実際に女性のほうが多かったか否かは確定しえない。とはいえ、有意な帰納的推定として女性の方が多かったのは事実であると考えられている。ただし法的手続を踏まない民間の魔女迫害については、どれほどの事例があったのかも今日では知りえず調査対象とならない。その中でも、アイスランドやモスクワなど男性のほうが多い地域もあったことや、魔女狩りの早期であった15世紀頃には男性もかなり含まれていたことは注目に価する。

魔女とジェンダー

現代一般英語としてのwitchの用法は、ロングマン英語辞典オックスフォード英語辞典、ケンブリッジ英語辞典、ウェブスター辞典いずれも第1項目に「a woman who ~」とあり、ウェブスター辞典のみ第2項目の用法として「a person who ~」とあるので、女性に対して使われるのが一般的だが、ごくまれに性別を限定せずに使われるようである。

白魔女

害悪をもたらす妖術には関わらない白魔女も存在した。彼/彼女らは、イギリスで「器用な人」(cunning man, cunning woman)、フランスで「占い師兼病気治し」(devins-guerisseurs)などと呼ばれた[12]。 民衆は白魔女を信頼していた。教会学者は白魔女を魔女の同類とみなし、白魔女の占いや治療行為を非難したが、イングランドの裁判記録では白魔女の関係する訴訟はかなり少なかったことが判っている[9]

垣根の上にいる女

魔女に当たるドイツ語の一つは Hexe で、13-14世紀から使われ始め、17世紀に普及した比較的新しい言葉であるが、その語源は一説には10世紀頃の古高ドイツ語 hagazussa であると言われる。hagazussa は hag(垣根)と zussa(女)の合成語で、「女庭師」[13]や、境界に身を置く半ば悪霊的な存在を含意する「垣根の上を飛ぶ女」[14]と解釈される。この「垣根」とはただの垣根ではなく、生と死の間の垣根のことである。出産の介助、病気の看病、薬草、傷薬の処方、熱さまし、避妊、堕胎など、彼女たちの多くの活動が「生と死の垣根」の仕事であり、それが不首尾に終わったりすると、逆恨みから「魔女」と名指しされることも多かった[要出典]

魔女の槌』中では魔女は malefica (女妖術師)、maga (女魔術師)などとして言及されるが、sortilega (女占い師)という言葉も用いられている。ラテン語の sors (運命、神託)から sortilegius (占い師、予言者)、sortilegium (占い、魔法)、古フランス語の sorcier (魔法使い)が派生し、フランス語では現在もこれを引き継ぎ、女性の魔女・魔法使いは sorcière、男性の魔女・魔法使いは sorcier と性が異なるのみで同じ単語を用いる。

魔女についての迷信

魔女の使い魔
  • 死に際の魔女の手を握ると魔力が握った側に移る。
  • 女性が悪魔と交わることで魔女となる。
  • 魔女はホウキにまたがって空を飛び、サバトに参加する。ここで悪魔との乱交が行われる。
  • 魔女は悪魔の力を借りて作物や家畜に被害を与える。
  • 魔女は水中に沈められても悪魔に助けられて浮かび上がる。
  • 魔女は体のどこかに「契約の印」と呼ばれる、痛みを感じない箇所がある。
  • 魔女はカラス召使いとする。
  • 多くの魔女は黒猫を聖なるものとして飼っているとされた。そのため魔女の使い魔とされている。
  • 「魔女狩りにより猫を殺し過ぎたために天敵のいなくなったの数が増え、これがペスト流行の一因となった」といわれるがこれは誤りである。

創作上の魔女

西洋の童話などに頻繁に登場する魔術、呪術、妖術などを使う女性の、大抵のイメージは鉤鼻の老婆が黒い三角帽・黒マント姿で、大鍋でトカゲなどを煮ているというものが多い。このイメージは、魔女狩りの歴史の中で固まったと言われている。

現代のファンタジー小説テレビドラマ映画等では、上記のような伝統的な意味での用法ではなく、魔法使いの女性形の意味で使われている場合が多い。作品によってはある程度現実的な世界観もあるが、こと魔法に関してはまったく現実から浮遊したものである場合がほとんどである。

日本アニメには『魔女っ子メグちゃん』『おジャ魔女どれみ』『魔法少女まどか☆マギカ』など、魔法を行使する少女、魔法少女を主人公としたパターンがしばしば見られる。また、本来の魔女も『怪物くん』や『ゲゲゲの鬼太郎』のゲストキャラや敵キャラとして登場し、また前述の魔法少女アニメでも魔法少女の師匠に当たる役割で登場する事もある。

魔女を題材とした海外ドラマには、『チャームド~魔女3姉妹~』、『奥さまは魔女』、『サブリナ』などがある。

魔女宗

新異教主義の一種である魔女宗(ウイッカ、ウイッチクラフト)は、魔女は古代の異教を伝える人々であったという思想を前提に、魔女の信仰と知恵を復興させ現代に実践しようとする宗教運動である。

20世紀半ばにして魔女禁止令がようやく廃止されたイギリスで、魔女の宗教集団に接触し教えを伝授されたと主張するジェラルド・ガードナーという人物が、魔女の宗教についての一連の著作を執筆するなどの活動を通じて、魔女の宗教を復活させようとした。現在では学問的価値がないとされているイギリスのエジプト考古学者マーガレット・マリーの魔女の宗教に関する学説や儀式魔術の儀式様式などを取り入れて創作されたものとも言われている彼の魔女宗教は、当初ウイッチクラフトと呼ばれ、後にはウイッカと呼ばれるようになった。

Witchcraft を単純に和訳し、魔女術(ウイッチクラフト)と呼ばれることがある。その場合は、単なる「術」、つまりおまじないや呪術の総称と言える。対して、「キリスト教以前に存在したヨーロッパの多神教の復活である」という思想を有する、ガードナーに始まるウイッカ (wicca) やこれに類する新異教主義のウイッチクラフト諸派は信仰的側面をもっているため、ウイッカ宗、魔女宗と訳すのが望ましい。魔女宗は、オカルト趣味とは異なり、欧米で認められている宗教の一つである。ウイッカを信奉する魔女は、差別的な意味合いを負わされてきた英語のウイッチ(witch)という言葉を好まず、ウイッカン (wiccan) と称することが多い。

魔女宗の魔女たちは、魔女を「キリスト教の悪意によって魔女とされた、キリスト教以前の古き宗教の神々の崇拝者」であるとし、女神や有角神を崇拝する。現代の魔女宗の復興に大きな影響を与えたジェラルド・ガードナーが儀式魔術の要素を導入したため、儀式魔術と同じようなものとして語られることがあるが、魔女宗は宗教であり魔術とは異なる。むしろシャーマニズム神道と同列に語られるべきものである。

欧米における魔女宗の魔女たちは、伝統的には13人、しかし実際にはもっと少ない人数の実践グループ「カヴン(魔女団)」に所属するか、もしくは一人で活動する。中には全裸で儀式を執り行うグループもあり、スキャンダラスに取り上げられがちであるが、ヌーディズムのヌーディスト・クラブの例を見るまでもなく、全裸の作業が性的な乱れに繋がることは一部の不心得団体以外にはない(そしてそのような不心得の団体は、本物の魔女宗のメンバーとは認められない)。

補註

  1. ^ ここでいう「異教」および「異端」という言葉はキリスト教からの非中立的観点を前提にしていると言えるが、ヨーロッパの歴史について書かれた書籍では必ずしも否定的な含意を伴わずに慣習的に用いられているので、本項でもこれを踏襲する。
  2. ^ ウルガータ』や『欽定訳聖書』では第18節。

参照

  1. ^ 小口偉一・堀一郎監修 『宗教学辞典』 東京大学出版会、1973年、p.683。
  2. ^ ベーリンガー 『魔女と魔女狩り』 pp. 46-47
  3. ^ ミルチア・エリアーデ 『世界宗教史1』 中村恭子訳、筑摩書房、2000年、40-44頁。
  4. ^ コーン 『魔女狩りの社会史』 p.133
  5. ^ ジャン・ミシェル・サルマン 『魔女狩り』 池上俊一監修、創元社、1991年、日本語版監修者序文。
  6. ^ コーン 『魔女狩りの社会史』 pp.198-199
  7. ^ 黒川 『図説 魔女狩り』 pp.26-27
  8. ^ 上山 『魔女とキリスト教』 p.214
  9. ^ a b 度会『魔女幻想』 p.119
  10. ^ Easton's Bible Dictionary
  11. ^ スカールら 『魔女狩り』 p.47
  12. ^ スカールら 『魔女狩り』 p.9
  13. ^ 平凡社『世界大百科事典』「魔女」の項。
  14. ^ 上山『魔女とキリスト教』 pp. 65-67.

参考文献

  • ノーマン・コーン 『魔女狩りの社会史:ヨーロッパの内なる悪霊』 山本通訳、岩波書店、1983年。
  • ジェフリ・スカール、ジョン・カロウ 『魔女狩り』 小泉徹訳、岩波書店〈ヨーロッパ史入門〉、2004年。
  • W. ベーリンガー 『魔女と魔女狩り』 長谷川直子訳、刀水書房、2014年。
  • 田中雅史 『魔女の誕生と衰退:原典資料で読む西洋悪魔学の歴史』 三交社、2008年。
  • 上山安敏 『魔女とキリスト教』講談社〈講談社学術文庫〉、1998年。
  • 黒川正剛 『図説 魔女狩り』 河出書房新社〈ふくろうの本〉、2011年。
  • 牟田和夫 『魔女裁判:魔術と民衆のドイツ史』 吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2000年。
  • 度会好一 『魔女幻想:呪術から読み解くヨーロッパ』 中央公論社〈中公新書〉、1999年。

関連文献

  • ライナー・デッカー 『教皇と魔女』 佐藤正樹・佐々木れい訳、法政大学出版局〈叢書ウニベルシタス〉、2007年。
  • チャドウィック・ハンセン 『セイレムの魔術:17世紀ニューイングランドの魔女裁判』 飯田実訳、工作舎、1991年。ISBN 4-87502-179-8

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