換気性作業閾値とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 家屋 > 換気 > 換気性作業閾値の意味・解説 

換気性作業閾値

読み方かんきせいさぎょういきち
【英】:Ventilation Threshold,VT

 運動強度増していくとき、有酸素運動から無酸素運動切り替わる転換点をAT(無酸素性作業閾値、または無酸素性代謝閾値)といいますが、換気性作業閾値(Ventilation ThresholdVT)は、呼気中の二酸化炭素排出量または換気量からATを決定したものをいいます
 徐々に運動強度増していくと、酸素供給追いつかなくなり筋肉蓄えられグリコーゲンを乳酸に分解することでエネルギー作り出すようになります。これを乳酸性機構いいますが、生成された乳酸を取り除くためにより多く酸素取り込もうとして換気量多くなりますまた、このとき副産物として二酸化炭素作り出されます。そこで呼気の状態をチェックして二酸化炭素量または換気量増加からATを決定したものが換気性作業閾値(VT)です。同様に血液中の乳酸の増加からATを決定するのが乳酸性作業閾値LT)です。ATという概念にはさまざまな点で問題点指摘されており、現在では換気性作業閾値(VT)や乳酸性作業閾値LT)など、測定方法ごとに決定されるより具体的な指標用いられるようになってます。





換気性作業閾値と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「換気性作業閾値」の関連用語

換気性作業閾値のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



換気性作業閾値のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
厚生労働省厚生労働省
(C)2024 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット

©2024 GRAS Group, Inc.RSS