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TUGUMI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/19 06:22 UTC 版)

TUGUMI』(つぐみ)は、よしもとばなな(当時の筆名は「吉本ばなな」)の代表作である青春小説。英題はGoodbye Tsugumi

1990年に『つぐみ』のタイトルで映画化された。監督は市川準、主演は牧瀬里穂

概要

病弱な少女つぐみが、夏に帰省してきた従姉妹のまりあと町で遭遇する出来事を描く。雑誌『マリ・クレール(当時の中央公論社版)』に連載されたものを書籍化。1989年に第2回山本周五郎賞を受賞し、翌年には映画化された(作品名:つぐみ)。この作品は英語などに翻訳されて各国にも紹介されており、高い支持を得ている。

日本における平成時代初のミリオンセラーを記録した単行本となった。累計発行部数は単行本167万部。挿画を担当した銅版画家の山本容子の名前も一躍高まった。 1996年1月には、大学入試センター試験の問題としても使われた。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


登場人物

白河まりあ(私)
つぐみの1歳年上の従姉で物語の語り手。大学生。幼い頃から頻繁につぐみの悪戯の被害を受けているが仲はよく、つぐみのことをよく理解している。母とともにつぐみ宅である山本旅館に身を寄せていたが、父と先妻との離婚が成立したため、東京で親子3人で暮らすことになる。
山本つぐみ
まりあの母の妹の娘。高校3年生。生まれつき病弱な少女。甘やかされて育ったため、粗野でわがままで口が悪いが、努力家で成績は上位。地元一の美人と人には言われる。
山本陽子(陽子ちゃん)
つぐみの2歳上の姉で女子大生。性格はつぐみと違い温和で、涙もろい。ケーキ店でアルバイトしている。
武内恭一
新しく建設される大型リゾートホテルの経営者の息子。まりあと同い年だが、まりあが「老成した」と評するほどその言動は冷静で大人びている。つぐみと恋仲になる。
まりあの母
まりあの父の愛人で、父と先妻との離婚が成立するまでの間、妹である政子おばさんの嫁ぎ先である山本旅館で働きながらまりあを育ててきた。美しく気丈な女性。
まりあの父
先妻とは気が合わず、まりあの母を一途に愛し、島に通い続ける。まりあが19歳の時についに離婚を成立させる。
政子おばさん
まりあの母の妹で、陽子ちゃんとつぐみの母親。病弱で乱暴なつぐみに振り回されつつも必死に育ててきた。



以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。



つぐみ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/27 21:30 UTC 版)

(TUGUMI から転送)

つぐみ
監督 市川準
脚本 市川準
原作 吉本ばなな(『TUGUMI』より)
製作 奥山和由
後藤亘
鍋島壽夫
出演者 牧瀬里穂
音楽 板倉文
主題歌 小川美潮「おかしな午後」
撮影 川上皓市
配給 松竹
公開 1990年10月20日
上映時間 105分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
allcinema
キネマ旬報
IMDb
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つぐみ』は、1990年に公開された日本映画。松竹製作。監督は市川準

目次

解説

よしもとばなな(当時の筆名は「吉本ばなな」)原作の小説『TUGUMI』を市川準の脚本・監督で映画化された。生まれつき体が弱くわがままに育てられたつぐみと周囲の人々のひと夏の出来事が描かれている。静岡県賀茂郡松崎町で撮影が行われた。

本作で主演映画2作目となった牧瀬里穂は、本作品で毎日映画コンクール新人賞など各映画賞を受賞した。

あらすじ


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


旅館を営む両親の娘のつぐみは、生まれつき体が弱くわがままに育てられてきた18歳の少女。つぐみに心を引きつけられていた従姉妹のまりあが夏休みに西伊豆に渡り、つぐみとつぐみの姉の陽子と一緒にひと夏を過ごすことになる。

キャスト

撮影が行われた旅館梶寅
映画の完成を記念して作られた行灯

スタッフ

備考

  • ロケが行われた旅館梶寅はこの映画以前にも数々の映画、ドラマに登場しているが、実名で登場するのはこの映画が初めてである。現在は営業していない。
  • つぐみが不良グループと対決するために落とし穴を掘りに通ったディーゼル工場跡地、実は梶寅のすぐ隣にある。
  • ロケ地である西伊豆の松崎は、最近では『世界の中心で、愛をさけぶ』テレビ版のロケ地となった。
  • 劇中にある燈籠流しの祭りのシーン、実際の祭りは8月に行われるが、撮影はスケジュールの都合で6月であり、地元の人々がエキストラとして参加し、祭りを再現したものである。




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