TRIMMEAN 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを切り落とし、残りの項の平均値を返します。TRIMMEAN 関数は、極端な観察データを分析対象から排除する場合に利用します。
書式
TRIMMEAN(配列, 割合)
- 配列 必ず指定します。対象となるデータを含む配列またはセル範囲を指定します。
- 割合 必ず指定します。平均値の計算から排除するデータの割合を小数で指定します。たとえば、全体で 20 個のデータを含む対象に対して割合に 0.2 を指定した場合、20×0.2 = 4 となり上限から 2 個、下限から 2 個の合計 4 個のデータが排除されることになります。
解説
- 割合 < 0、または割合 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 排除されるデータ数が奇数または小数点以下の値を含む場合、切り捨てられて最も近い 2 の倍数 (偶数) にされます。たとえば、データの総数が 30 個で割合に 0.1 を指定すると、排除されるデータ数は 30×0.1 = 3 となりますが、実際の計算では、データの上限から 1 個、下限から 1 個の合計 2 個のデータだけが対象から排除されます。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- TRIMMEAN 関数のページへのリンク