TD-LTEとは? わかりやすく解説

ティーディー‐エルティーイー【TD-LTE】


TD-LTE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:42 UTC 版)

スプリント (企業)」の記事における「TD-LTE」の解説

2013年7月に、ノバテル・ワイアレスのMiFi500 LTEを、全国スプリント販売店販売することを発表した。この機器は、FD-LTEをESMR(800MHz)とPCS(1900MHz)で、TD-LTEを2500MHzでサポートしている。 2013年10月29日には、3バンドLTE(FD-LTE@800MHz and 1900MHz, TD-LTE@2500MHz)サービスを、Sprint Sparkブランディングし、対応機器販売11月から始めることを発表した2014年9月より発売となったApple社iPhone 6iPhone 6 Plusは、スプリントSpark(3バンドLTE)をサポートしていることが明らかになった。しかし、同時に、これらの機器は、より一層高速化必要なキャリア・アグリゲーションを、デビュー時点ではサポートしていないことも明らかとなった

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TD-LTE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 20:16 UTC 版)

Long Term Evolution」の記事における「TD-LTE」の解説

時分割複信TDD方式)のLTEを、特にTD-LTEと称することがあるFDDのように、上りリンクと下りリンクのために2つ周波数帯用意する必要がなく、上りリンクと下りリンクを跨いでの無線資源共有比較的容易となる。同じくTDD使用しているWiMAXXGPPHSTD-SCDMAリプレースにも向いている。 中国中国移動通信早くから次世代規格として詳細検討開発行ったこの方式は上りリンクと下りリンクの無線資源分割するガード帯域存在起因する通信速度低下を防ぐことが技術的に困難と考えられ当初世界で中国移動通信以外で導入視野入れている大手キャリアは存在しなかった。しかし、中国移動通信はリモートラジオヘッドの性能向上やセル小型化などの工夫通信速度低下大幅に解消し上海万博でもTD-LTEのデモ行い、100Mbpsを超えるスループット実現した。さらに、地域ごとに異な周波数設定せざるをえないような国土の広い国で必要とされる周波数境界上の制御には、TD-LTEのほうがFDD方式LTEよりも適していることをフィールドテストなどで実証している。 2010年にはアメリカClearwireがTD-LTEのフィールドテストを行うと発表しロシアYotaもTD-LTEによるサービス開始予定していると表明した。さらに2011年にはフィンランドノキアがTD-LTEのフィールドテストを行うと発表しインド規制当局もTD-LTEの周波数割り当てを行うことを決めた2011年9月サウジアラビア最大手のモビリーと二番手ザインがTD-LTEによるサービス開始した

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