Silencer

デジタル大辞泉

サイレンサー【silencer】

読み方：さいれんさー

１ 消音器。また、消音器つきの拳銃。

２ 遺伝子の発現を弱めるように働くDNAの短い塩基配列。リプレッサーとよばれるたんぱく質がこの配列に結合し、RNAへの転写量を調節して抑制する働きをもつ。

大車林

マフラー

英語 muffler； silencer

排気吐出音や吸気音を低減する装置のこと。排気消音器は一般にマフラーと呼ばれて、排気騒音を低減する。マフラーには高周波音を低減するプリマフラーと、おもにアイドリング時のポコポコ音を低減するメインマフラーがある。また、エンジンが空気を吸引するときに発生する騒音を抑制する装置のこともいう。騒音低減の原理はへルムホルツ(ドイツ、1821～1894年)の共鳴器である。とくに、吸気や2次空気の吸引時の騒音を低減する装置はサイレンサーと呼ばれている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

実用空調関連用語

サイレンサ silencer

水槽へ直接蒸気を吹き込み湯を作る加熱器で、装置が非常に簡単なので蒸気の常時必要な病院や工場の貯湯槽、浴槽、消毒層などに使用される。

生物学用語辞典

サイレンサー

同義/類義語：サイレンシング効果
英訳・(英)同義/類義語：silencer

遺伝学、分子遺伝学で、近くにある遺伝子の発現を抑制する効果のあるDNA配列。

サイレンシング効果

同義/類義語：サイレンサー
英訳・(英)同義/類義語：silencing effect, silencer

サイレンサーエレメントのそばに組み込まれた遺伝子の発現が抑えられる現象。

「生物学用語辞典」の他の用語

遺伝や核酸に関する反応や現象など：

コーディング領域  コード  コード鎖  サイレンシング効果  サイレント突然変異  シススプライシング  シストロン