Siemens, Ernst Werner vonとは? わかりやすく解説

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ジーメンス (Siemens, Ernst Werner von)

ジーメンスという人は

エルンスト・ウェルナー・フォン・ジーメンス エルンスト・ウェルナー・
フォン・ジーメンス

ドイツ 1816~1892

ジーメンス・ハルスケ社創設者

実用的な発電機開発

電気機関車発明

鉄鋼用のシーメンス平炉発明したウィリアム・ジーメンス、蓄熱加熱法用いたガラス用のシーメンス炉を発明したフリードリヒ・ジーメンスなど 14人いるジーメンス兄弟長兄

ジーメンスの主な経歴

1866年励磁電流による自励発電機開発するそれまで永久磁石用いた発電機から脱皮し電流によって界磁励磁する方式最初といわれる発電機開発した。 自励発電機についてはイギリスホイートストンアメリカファーマーなど同時期に多く開発があり、誰が先駆者であったのか実のところ定かではない設計から開発まで一貫して多く改良おこない実用的な自励発電機にまで仕上げたという点でジーメンスの評価が高い。

1879年ベルリン商業見本市電気機関車展示する。3馬力モーター電車を約300メートル運転したベルリン郊外電気機関車牽引による電車試運転成功し1881年にはベルリン~リヒターフェルデ間で、電車の運行開始された。

1879年ベルリン電気工学協会設立尽力し協会1894年ドイツ電気技師連盟設立促進する研究こそが技術進歩堅固な基盤であり、国の研究機関最前線にいるべきだと説き国立物理工学研究所設立5万マルク寄付をして貢献した

1881年ベルリン電気工学協会での講演で、若者たち電気工学理論実際に習熟させるため、すべての工業大学電気工学教授職設けるべきだと訴える。 以後は各工業大学電気工学教授を置くことになり、ドブロウォルスキーのような指導的技術者輩出することになる。

エルンスト・ウェルナー・フォン・ジーメンス

学会設立電気工学専門教授を置くなど、人材の育成大きな貢献をしたジーメンスであったが、アメリカではゼネラル・エレクトリック研究所代表される企業研究所がめざましい研究成果をあげていた。 人材育成の点で大学貢献しているのは認めたが、他の手段において遅れをとるのではと心配した

1920年(ジーメンス死後)ジーメンス・ハルスケ社は物理化学研究所設立する

コンダクタンスの単位・ジーメンス

現在ジーメンスの名は、コンダクタンス単位ジーメンス[S]として、SI組立単位残っている。




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