Shepherdとは? わかりやすく解説

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shepherd

別表記:シェパード

「shepherd」とは・「shepherd」の意味

「shepherd」は、羊飼い意味する英単語である。羊を飼育し世話をする人物を指す。また、比喩的にリーダー指導者を表すこともある。この言葉は、羊を守り誘導する役割を担う人物由来する

「shepherd」の発音・読み方

「shepherd」の発音は、/ˈʃɛpərd/であり、IPAカタカナ読みでは「シェパード」となる。日本人発音するカタカナ英語では「シェパード」と読む。

「shepherd」の定義を英語で解説

A shepherd is a person who takes care of sheep, usually by guiding and protecting them. The term can also be used metaphorically to describe a leader or guide who provides guidance and direction to a group of people.

「shepherd」の類語

「shepherd」の類語には、以下のような言葉がある。

herdsman

「herdsman」は、家畜群れ管理する人物を指す。羊だけでなく、牛や馬などの家畜含まれる

pastor

pastor」は、キリスト教の教会信者指導する聖職者意味する比喩的に羊飼いと同じ役割を果たすことから、類語として扱われることがある

「shepherd」に関連する用語・表現

Shepherd's pie

Shepherd's pie」は、羊肉ミンチ野菜使った料理で、マッシュポテトトッピングして焼いたのである

German Shepherd

German Shepherd」は、ドイツ原産犬種で、警察犬盲導犬としても活躍する知能が高いである。

「shepherd」の例文

1. The shepherd guided his flock of sheep through the valley.(羊飼いは羊の群れを谷を通って導いた。) 2. Shepherds have been taking care of sheep for thousands of years.(羊飼いは何千年もの間、羊の世話をしてきた。) 3. The shepherd's dog helps him to control the sheep.(羊飼いは彼が羊を制御するのを助ける。) 4. The shepherd counted his sheep to make sure none were missing.(羊飼いは羊が欠けていないか確認するために数えた。) 5. The shepherd protected the sheep from predators.(羊飼いは羊を捕食者から守った。) 6. The pastor acted as a shepherd to his congregation.(牧師教会信者に対して羊飼い役割果たした。) 7. The shepherd's life is often solitary and quiet.(羊飼いの生活はしばし孤独で静かである。) 8. The shepherd used a staff to guide the sheep.(羊飼いは羊を導くために使った。) 9. The shepherd moved the sheep to a new pasture.(羊飼いは羊を新し牧草地移動させた。) 10. The shepherd's main responsibility is to ensure the safety and well-being of the sheep.(羊飼い主な責任は、羊の安全と健康を確保することである。)

シェパード【shepherd】

読み方:しぇぱーど

羊飼いの意》家畜一品種。ドイツ原産体形オオカミに似る。元来牧羊犬で、用心深く勇敢・忠実であるため、警察犬盲導犬麻薬探知犬として重用される。セパード


セパード【shepherd】

読み方:せぱーど

シェパード


Shepherd

名前 シェパード; シェッハード; シェパアド; シェファード; シュパード; セッハルト; セッパルト

羊飼い

(Shepherd から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 23:52 UTC 版)

羊を放牧しているルーマニアの羊飼い
フランスのランド県で、竹馬にのる羊飼いBerger landaisフランス語版
羊飼い用の移動式の小屋

羊飼い(ひつじかい、: shepherd, sheepherder)とは、を保護し飼育し放牧する労働者である。英語のシェパード (shepherd) という言葉は「sheep herder(羊の牧畜民)」を縮めて作られたものである。

起源

羊飼いという職業は最も古い職業の一つで、約5,000年前のアナトリア半島が発祥である。 羊は、そして羊毛を得るため飼育された。発祥から1,000年経過すると、羊飼いという職業はユーラシア全域に広がった。フランス人考古学者アンリ・フライシュは亜旧石器時代レバノンベッカー高原における遊牧民の羊飼いが暫定的に最初の文化の一つと考えられるとしている[1][2]

少量の羊なら、などのように家畜として牧場で飼えるが、大量になると牧草地を渡り歩かなければいけなかった。そのため羊飼いの職務には肉食動物などから羊を保護し、羊毛を刈る時期には市場に移動させるなどの仕事がある。昔の羊飼いは乳を搾りチーズを製造した。それらの伝統は現在でも少数の羊飼いが引き継いでいる。

多くの社会では、羊飼いは経済にかかわる職で、農民とは異なり他人の羊の面倒を見て、しばしば賃金を得ていた。その一方、彼らは遊牧の為に社会から離れて住み、子供のいない独身男性の仕事とされた。新しい羊飼いは外部から募集する必要があった。ほとんどの場合は土地を引き継げなかった農民の子供たちであった。それ以外の社会では家族を持ち、難しくない仕事は児童や少年、または老人が請負った。そういった羊飼いは地元社会と共にあった。

羊飼いは通常グループで、一つの大きな群れを率いるか、もしくは各々が管理する群れを共同で管理するかしている。羊飼いは多くの場合、羊と一緒の小屋に住み、地域社会から食糧を得ていた。それ以外の羊飼いは、覆いがあるワゴンに住み群れと一緒に行動していた。

羊飼いは特定の地域で発展した。低地や川の渓谷では、羊を放牧するより穀物を育てた方が圧倒的に効率的であった。したがって、羊の飼育はそれ以外の山岳地域等に限定された。近代以前の羊飼いは、このような中東ギリシャピレネー山脈カルパチア山脈スコットランドなどの地域を中心に行われた。

シェパーズ・クルーク

羊飼いの杖

羊は、家畜や農業には適していない山岳地帯などに生える丈夫な牧草を食べることができる。そのため、季節ごとに山岳ルートに沿って、ドロヴァーズロード(英語: drovers' roads、家畜追いの道)と言われる道が形成される。こういった山岳の道でバランスを取り、捕食動物から羊を守る武器として、危険な下草を調べるため、多目的にシェパーズ・クルーク(英語:Shepherd's Crook、羊飼いの杖)は使われる。

フックは落下した羊の首や足に引っ掛け、群れへの復帰を補助するために導入された。このような理由から、困難な状況にある信徒を助けるシンボルとして、ミトラ教父やキリスト教司教が持つ司教杖に取り入れられている[3]

東ヨーロッパでは、斧と組み合わせた羊飼いの斧英語版が使用される。
スポーツ
棒高跳びの起源は、羊飼いが川や柵を超える際に杖を使ったのが始まりだとされる[4]。急峻な地形を持つカナリア諸島では、槍のような杖を使用して移動したり昇り降りするサルト・デル・パストール英語版(羊飼いのジャンプ)という伝統競技がある[5]

宗教

ツタンカーメンの棺が握るヘカと脱穀用の棹ネケク

エジプト神話に登場するオシリス神は、片手にヘカと呼ばれるシェパーズ・クルークを持つ[6]

キリスト教では、イエス・キリストを「善き羊飼い」、信徒を「ストレイシープ」と比喩する、シェパーズ・クルークをモチーフとした司教杖の存在など、羊飼いとの関わりが多い。

動植物についての知識が豊富であるため、ルーマニアの羊飼いなどは、治癒者、魔術師として尊敬を集めている[7]

芸術

アルカディアの羊飼い、牧歌的な環境の羊飼い、トルトナのイタリアの画家チェザーレ・サッカッジの作品

俗世とかけ離れた牧歌的な環境で生きる羊飼いは、アルカディアの住人という理想像として頻繁に芸術のテーマとされる。羊飼いを「田舎」の象徴として理想化した『 パストラル 』(主に羊飼いを主題に置いた文学美術音楽歌劇などの芸術作品群)というジャンルは、テオクリトスの『牧歌』から始まり数々の名作を作ることとなった。

有名な羊飼い

関連項目

参考文献

  1. ^ L. Copeland; P. Wescombe (1966). Inventory of Stone-Age Sites in Lebanon: North, South and East-Central Lebanon, p. 49. Impr. Catholique. https://books.google.co.jp/books?id=qhPRQwAACAAJ&redir_esc=y&hl=ja 2011年8月29日閲覧。 
  2. ^ Fleisch, Henri., Notes de Préhistoire Libanaise : 1) Ard es Saoude. 2) La Bekaa Nord. 3) Un polissoir en plein air. BSPF, vol. 63, 1966.
  3. ^ Caeremoniale Episcoporum (Vatican Polyglott Press, 1985)
  4. ^ 100年前のアスリートがタイムスリップしたら -陸上競技には珍しく、道具が十分にものを言う棒高跳び 2016/06/09(著:北岡哲子 出典: 日経テクノロジーオンライン、2016年5月13日)
  5. ^ Leap Into the Canary Islands’ Epic Folk Sportナショナルジオグラフィック
  6. ^ 知っておきたい 世界と日本の神々 68p
  7. ^ Плотникова А. А. Пастух // Славянские древности: Этнолингвистический словарь / Под ред. Н. И. Толстого; Институт славяноведения РАН. — М.: Международные отношения, 2004. — Т. 3. — С. 637. — ISBN 5-7133-1207-0.
  8. ^ ルーマニアの首都ブカレストについてルーマニア政府観光局)


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