安全な母性プログラムとは? わかりやすく解説

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安全な母性プログラム/イニシアチブ

【英】:Safe Motherhood Programme, Initiative

Safe Motherhood Initiative (SMI)は、1987年ケニアナイロビ開催されInternational Conference on Better Health for Women and Children through Family Planningにおいて提唱された、女性安全な妊娠出産目的としたイニシアチブである。UNFPA, UNDP, UNICEF, WHO, World Bank, NGOなど10機関共同実施しており、2000年まで妊産婦死亡率半分にすることを目標掲げ家族計画地域での妊産婦ケア緊急時ケア女性の地位向上などを主要な活動としていた。SMI各国政府NGO女性団体などを巻き込んだ世界的なパートナーシップへと広がっていった。
その後妊産婦主要な死因である産後出血遷延分娩子癇産褥熱人工妊娠中絶合併症の5疾患焦点をあて、専門家Skilled Birth Attendant: SBA)による分娩助産師教育必須産科ケアEssential Obstetric Care: EOC、特に産科救急Emergency Obstetric Care)、などのプログラム焦点あてられるようになった2005年からは、新生児ケア強調して、MNCH (maternal, newborn and child health)という概念唱え、また同年Making Pregnancy SaferというプログラムSMI一部として立ち上げ、質の高い産科医療をタイムリーに提供することで、妊産婦新生児死亡削減することに力をいれている。(柳澤理子

参考URL:WHO. Making pregnancy safer ホームページ
http://www.who.int/making_pregnancy_safer/en/index...



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