STS-51-Fとは? わかりやすく解説

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STS-51-F

分類:スペースシャトル


名称:STS-51-F
オービター名称:チャレンジャー
打ち上げ国名/機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1985年7月29日
着陸年月日:1985年8月6日
宇宙飛行士:ゴードン・フラートン/ロイ・D・ブリッジス/ストーリー・マスグレイブ/アンソニー・W・イングランド/カール・G・ヘナイズ/ローレン・W・アクトン/ジョンデービッド・F・バルトー
飛行時間:190時間45分

STS-51-Fのチャレンジャーは、スペースラブ(宇宙実験室)を積んで軌道上飛行しスペースラブのなかで、宇宙微小重力利用したさまざまな科学実験行いましたスペースラブESA(欧州宇宙機関)が開発した有人宇宙実験室です。スペースシャトルとは移動用のパイプ通路つながれ数人人間入れるようになってます。そのなかで生命科学や、プラズマ物理学天文学天体物理学、また太陽地球の大気についての科学的な研究実験が行われました。STS-51-Fチャレンジャーは約8日間の飛行終え無事に地球へ帰還しました。

1.どんな形をして、どのような性能持っている
スペースシャトル・チャレンジャーは、オービター(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船(チャレンジャー)と、それを打ち上げるための固体燃料ブースターロケット2基と、液体燃料入れてある外部タンクからなっています。全体長さは56m、高さ23m、重さ2000tで、オービターだけの長さは37m、高さ17m、重さ85tです。外部タンク使い捨てですが、オービターとブースターロケットはくりかえし使われます。

2.打ち上げ飛行順序はどうなっているの?
ブースターロケットの噴射と、外部タンク液体燃料を使うオービター噴射打ち上げます。2分後に、燃料燃えつきたブースターロケットが切り離されパラシュート落下します。8分後、高度250kmから400kmに達したとき外部タンク切り離されオービター軌道修正エンジン地球周回軌道乗りますオービター地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します

3.宇宙飛行目的は?
スペースラブ(有人宇宙実験室)のなかで、微小重力利用したさまざまな科学実験を行うことです。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果おさめたの?
スペースラブ(有人宇宙実験室)のなかで、生命科学や、天文学や、いろいろな物理学についての研究実験が行われました

参考文献
Newton Collection II 宇宙開発竹内 均監修(教育社)1992年発行
SPACE ATLAS 宇宙のすべてがわかる本」河島監修/三品隆司・著(PHP研究所)1995年発行


STS-51-F

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 01:43 UTC 版)

STS-51-Fは、アメリカ航空宇宙局スペースシャトル計画の19回目の飛行であり、スペースシャトルチャレンジャーの8回目の飛行である。1985年7月29日にフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、8日後の8月6日に地球に帰還した。




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